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ヴォルデモートは何事に対しても妥協を許さない性格のようです。しかし敵方のハリーにさらにはマグル生まれの人たちのみならず身内の死喰い人たちにも情け容赦がないので、時には決断が遅れて敵方に態勢を整えさせる時間を与えてしまうようです。そのためあの時も・・・(全3項目)

3-1.黒幕に留まる事で
アルバス・ダンブルドアに続いて魔法大臣ルーファス・スクリムジョールを亡き者にしてヴォルデモートは事実上魔法省のトップの座に君臨する事になりました。後任の傀儡の魔法大臣にはパイアス・シックネスが就任しました。

グリモールド・プレイス12番地を訪問したルーピンがハリーたち3人に説明した所によるとクーデターは円滑に事実上沈黙の内に行われたんだそうです。スクリムジョールの殺害は公式には辞任と発表されているのだそうです。

ロンが「ヴォルデモートはどうして自分が魔法大臣だと宣言しなかったの?」と訊くのに対してルーピンは「宣言する必要はない」それは奴が事実上大臣だからだ。それに傀儡のシックネスが日常の仕事をこなしていれば・・・

何も魔法省で執務する必要はない。ヴォルデモートは身軽に魔法省を超えた所で勢力の拡大ができる。当然この僅か数日の間に魔法省の政策が180度転換したのだから多くの者が「何が起きたのか?」を推測した。しかし・・・

ヴォルデモートが裏で糸を引いているに違いないと囁く者は多い。その一方誰を信じていいか分らないのに互いに本心を語り合う勇気もない。もし疑念が当たっていたら今度は自分の家族が狙われるかもしれないと恐れて・・・

おおっぴらには発言しない。ルーピンが言うにはヴォルデモートは非常にうまい手を使っているのだそうです。大臣宣言をしてしまえばあからさまな反乱を誘発していたかもしれない。黒幕に留まる事で人々の心の中に・・・

混乱や不安に恐れを引き起こしたというのです。しかし実際の所の事情つまり何ゆえヴォルデモートが魔法大臣の座に就かなかったのか?の本当の理由はと云えばアルバス・ダンブルドア亡き後もハリー・ポッターという・・・

懸念材料が残っているからというわけなんですよね。

3-2.マグル生まれの人たちへの迫害
こうして事実上魔法大臣の座に就き実権を握ったヴォルデモートが当然の如く即座に実行に移したのは徹底した純血主義の敢行でした。ヴォルデモートは省内に「マグル生まれ登録委員会」という部署を新たに設置させて・・・

神秘部による最近の調査によれば魔法は「魔法使いの子孫が生まれる事によってのみ人から人へと受け継がれる」それ故魔法使いの祖先を持つ事が証明されない場合つまりはマグル生まれの者が魔法力を持つというのは・・・

窃盗又は暴力によって得た可能性がある。そこで魔法省は「かかる魔法力の不当な強奪者」を根絶やしにする事を決意すると称し全てのマグル生まれに面接に出頭するよう招請したそうです。ところがその面接というのが・・・

ハリーたち3人はヴォルデモートの分霊箱の1つスリザリンの金のロケットが巡り巡ってドローレス・アンブリッジの手の内にある事を知って、それを奪うために魔法省に潜入してマグル生まれの人たちが受けている面接を・・・

ハリーとハーマイオニーの2人は目の前で見せつけられる事になったのでした。ロンは「まともじゃないよ。魔法が盗めるならスクイブはいなくなるはずだろ?」とその屁理屈に抗議しました。そんなロンにルーピンは・・・

「その通りだ」と言った後に「にも関わらず近親者に少なくとも1人魔法使いがいる事を証明できなければ不法に魔法力を取得したとみなされ罰を受けなければならない」つまりアズカバン送りになるというわけなんですよね。

ハリーが見たのはメアリー・エリザベス・カターモールという人の面接でした。アンブリッジはカターモール夫人に魔法省に到着した時取り上げた「この杖を魔女又は魔法使いの誰から奪ったのか教えてくれますか?」と・・・

それに対してカターモール夫人は言葉を途切れがちにしながらも「私が奪った?いいえ誰からも奪ったりしませんわ。私は買ったのです。11才の時にその杖が私を選んだのです」と真っ正直にありのままの事実を言ったのです。

ところがアンブリッジはカターモール夫人に「いいえそうは思わないことよ。杖は魔女と魔法使いしか選びません。あなたは魔女ではないのよ」そう言ってポリジュース薬でマファルダ・ホップカークの姿になっている・・・

ハーマイオニーに調査票を出させたのでした。両親の職業は「青物商」だからカターモール夫人は魔女じゃないとアンブリッジはそう言うのです。両親が2人ともマグルだからカターモール夫人もまた魔女ではないというのです。

ヴォルデモートはさらに学齢児童は学校に入らなくてはならない。つまり入学を義務化してそれを許可されるには「血統書」つまり魔法省から自分が魔法使いの子孫である事を証明する証を貰わなければならないと定めて・・・

マグル生まれを学校入学時から徹底排除する策に打って出て来たというわけなんですよね。

3-3.ベラトリックス・レストレンジの恐怖
どうやらヴォルデモートは妥協を許さない性格で何事に対しても情け容赦なくやり過ぎてしまうようです。そのためハリーたちがフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に連れられてマルフォイの館に来た時にも・・・

「これはスネイプがグリンゴッツの私の金庫に送った物だ!」

グリフィンドールの剣を見てハリーたちがグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に入ったと思い込んだベラトリックス・レストレンジはハリーとロンを含めた捕虜たちを地下牢に放り込ませハーマイオニーだけを残して・・・

「剣をどこで手に入れた?お前は嘘をついている。お前たちはグリンゴッツの私の金庫に入っただろう?」とハーマイオニーに「磔の呪文」をかけながら問い質したのでした。ところがベラトリックスがそうしている間に・・・

ハリーたちは地下牢にいたルーナ・ラブグッドに縄を解いてもらい、ハリーが名付け親のシリウスの形見の両面鏡に助けを求めて必死に叫ぶと何と驚くべき事に屋敷しもべ妖精のドビーが駆けつけてくれたのです。さらに・・・

「僕はお前の命を救ったのに?ピーター・ペティグリュー君は僕に借りがある!」

ドビーが「姿くらまし」する音を聞きつけてルシウス・マルフォイが地下牢に行かせたのはピーター・ペティグリューことワームテールでした。ワームテールが思わずハリーの首を絞める手を緩めてしまいさらにロンが・・・

「さあそれはいただこう」

ロンがワームテールの左手から杖を奪うと復活直後にヴォルデモートが与えた銀の手がワームテール自身に襲いかかって来たのです。ワームテールはハリーとロンの目の前で絞め殺されていったのでした。こうして2人は・・・

地下牢を出る事ができました。ルーナにオリバンダー翁さらには一緒に連れて来られた他の捕虜たちもマルフォイの館を脱出する事ができました。つまりはヴォルデモートの妥協を許さない情け容赦ない性格が災いして・・・

ハリーに態勢を整えさせる時間を与えてしまった上にグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に分霊箱が隠されている事までハリーに知られてしまったのです。つまりは「身から出た錆」さらには「因果応報」というわけです。

最後に
やはりこうして1週間この人の事を取り上げてみると、ヴォルデモート卿は良い行いは何1つしていないので記事の内容が暗くなりがちになってしまうのはしかたがありませんね。何せ敵に味方双方に対して悪行三昧ですからね。

しかし自信過剰で全て自分が一番で最優秀だと思っていて誰も暴走を止める事ができないのでこうなってしまったというわけなんですよね。
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