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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ローリングさんは数々のファンタジー小説などから様々な要素やエピソードを取り込んでハリーポッター・シリーズの骨格を作っています。その1つが今回取り上げるアーサー王伝説というわけなんですよね。主人公のハリーにアルバス・ダンブルドアの2人は実は・・・(全3項目)

3-1.ハリーとアーサー王~共通点と相違点
昨日の記事でも言ったようにローリングさんは数々のファンタジー小説などから様々な要素を取り込んでハリーポッター・シリーズの骨格を作っています。その内の1つというのが今回取り上げるアーサー王伝説というわけです。

アーサー王伝説の詳細な内容を知ればハリーはアーサー王そしてダンブルドアは魔術師マーリンがモデルになっているというのは火を見るより明らかです。実はアーサー王の誕生にはマーリンが深く関与しているんですよね。

アーサー王の父親となるブリテンの大王とアーサー王を生む事になるお妃は当時は実はまだ夫婦ではありませんでした。そのお妃は別の男爵の妻だったのです。ある日の事マーリンがブリテンの大王の元を訪れて言ったのでした。

今晩そのお妃の元に忍んで行くとクリスマスに王さまのご子息つまり男の子が生まれる。ブリテンの大王はマーリンの魔法でその男爵の姿になり後にブリテン島の未来の大王となるアーサーを受胎したというわけなんですよね。

するとほぼ時を同じくしてその男爵は大王の陣に夜襲をかけて死んでしまい、6ヵ月の後に大王とそのお妃は結婚してアーサーの父親と母親は正式に夫婦となったのでした。そしてマーリンの言う通りにクリスマスには・・・

王妃は男の子を産みました。ところが大王が後の王妃の元に忍んで行く時にマーリンは1つの条件を出していたのです。そのような生まれ方をすればその男の子は死んだ男爵の子息だと誰もが思う事だろう。そうすると・・・

王さまには他にも男の子が生まれるかもしれない。誕生の経緯に雲がかかっている以上は生まれて来たその男の子つまりアーサーに危害が及ぶかもしれない。さらにアーサーが成人する前に王さまにもしもの事があったら・・・

権力争いに巻き込まれて踏み潰されてしまうかもしれない。そこでマーリンは生まれてすぐアーサーを私に預けて欲しいと大王に言ったのでした。こうしてアーサーは生まれてすぐに親元から引き離されてある騎士の元で・・・

育てられたのでした。つまりハリーもアーサー王も共に親の顔を知らずに育ったというわけです。さらにハリーもアーサー王も育ての親のダーズリー夫妻と騎士がいずれも一人息子という所も共通しています。その一方で・・・

ハリーとアーサー王が決定的に違うのはハリーが死別なのに対してアーサー王のほうは生き別れというわけなんですよね。

3-2.石に刺さった剣
その騎士は「自分の息子と一緒に育てるのだから父親を教えてくれるのは当然なのでは?」と言いましたが、マーリンはアーサーという名前を教えただけで父親については「知るべき時が来たら」と答えるに留まったのでした。

その後アーサーの父親は敵方の密偵に毒を盛られて死んでしまいこれを境にブリテンは暗黒時代へと突入してしまったのでした。そして15年の歳月が経って「時は熟した。大王登場の準備は整った」と判断したマーリンは・・・

辛うじてブリテンの領地として残っていたロンドンに赴き大司教にその旨を話したのでした。マーリンの話を聞いた大司教はアーサー15才の誕生日のクリスマスに「ブリテンを治める正当な大王が示される」と宣言しました。

今現在の群雄割拠状態に終止符が打たれるというのです。事は教会のミサが終了して集まった人たちが帰ろうとしている時に起こりました。教会の境内の真ん中に抜き身の剣が突き刺さった大きな大理石が現れ出でたのでした。

大理石の表面には黄金の文字で「この剣を抜いた者こそ真にブリテンの王に生まれついた者」と書かれてありました。しかし誰が挑戦をしても剣は微動だにせずそのままでした。そしてもちろんその剣を抜く事ができたのは?

大司教は2月2日にここロンドンで大規模な馬上模擬戦が行われるので、我こそはと思う者はロンドンに集まるようにと国中に呼びかけました。その知らせがアーサーとその育ての親の騎士の元にも届いたというわけなんですよね。

ところがアーサーが兄だと思っているその騎士の実の子が宿屋に剣を置き忘れて馬上模擬戦の試合場に来てしまったのです。アーサーは剣を取りに宿屋に戻りましたが宿屋はもう既に鍵がかかっていて中に入る事ができません。

宿屋で働いている人たちも全員が試合を見るために出かけてしまったのです。アーサーは「さてどうしたものだろう?」と思案しました。そこでアーサーの脳裏に浮かんだのが石に突き刺さったままの「あの剣」だったのです。

アーサーは試合場に戻る途中で教会に立ち寄り大理石に刺さったその剣を引き抜いて兄の所へ持って行きました。当初は「私の剣じゃない!」と怒っていた兄でしたが、それが「あの剣」だとアーサーよりも先に気づいたのです。

その騎士の実子は父親に「石に刺さっていた剣が私の手の中にあるのだから自分がブリテンの真の大王だ」と言いました。すると騎士は息子とアーサーに「教会に戻ろう」と言いました。そして兄が本当の事を告白すると・・・

教会に到着して「弟のアーサーが持って来たのです」と兄が言うと騎士はアーサーに「その剣を元の場所に戻してごらん」と言いました。アーサーが戻した後に兄が引き抜こうとしても剣はびくともしません。ところが・・・

アーサーが剣に手をかけると全く力を入れていないのに剣はすんなりと簡単に引き抜く事ができました。この時騎士はアーサーを預ける時にマーリンが自分にアーサーの父親を教えてくれなかった本当の理由を知ったのでした。

3-3.湖から魔剣を手に入れる
こうしてブリテンの大王の座に就いたアーサーはマーリンの助言を受けながら軍を組織しブリテン内の騒乱を収束させていきました。そしてやっと国内が落ち着きを取り戻し始めた頃アーサーは1人の王と一騎打ちをして・・・

手ひどい怪我を負ってしまった上に剣をなくしてしまったのです。癒しの薬草の術に長けた隠者のお陰でその傷はすぐに完治しました。しかしアーサー王は馬の上で首をうなだれて「剣がなくなってしまった」と言っていました。

するとマーリンはアーサー王に「その事について心を悩ませる必要はない」と言って慰めてくれました。古い剣は立派にその目的を果たしてくれた。あなたが大王の位に就くのにふさわしい事を証明してくれた。さらには・・・

王国を取り戻す戦いに奔走する間も十分にその役目をも果たしてくれた。マーリンはアーサー王を「あなたの命が続く限りあなたと共にある魔剣を手に入れる時が来た」と言って人は到底入れない足の軽い鹿でもなければ・・・

見分けられないような小道を辿って森の奥深くにある湖にアーサー王を導いたのでした。あまりに静かなのでアーサー王が息を潜めて「ここは一体どういう場所なのだ」と訊くとマーリンは「王者たちの湖」だと答えたのでした。

マーリンが「約束の剣じゃ」と言って指差す先をアーサー王が見ると湖の真ん中から1本の腕が水を割って伸び上がって来ました。その手には素晴らしい剣が握られていました。アーサー王が「あれは誰だ?」と訊くと・・・

マーリンは「数ある湖の乙女の中でも一番位の高い姫じゃ」と答えたのでした。アーサー王はマーリンの助言に従い馬を降りてその乙女に丁寧に挨拶をして「この剣を手に入れたいのですか?」という乙女の問いに対して・・・

「いかにも」と答えると乙女は「決して公正を欠く目的によって汚す事なく扱うと約束してくだされば剣はそなたの物です」と言ったのでした。アーサー王が「誓いましょう」と言うとその剣はアーサー王に授けられたのでした。

最後に
そんなわけでローリングさんはアーサー王伝説からも数々の要素を取り込んでハリーポッター・シリーズの骨格を形成しているというわけなんですよね。アーサーの父親が敵の男爵に成り済ましてアーサーを受胎したのは・・・

ハリーポッター・シリーズではポリジュース薬として登場しています。ブリテンの真の大王にしか引き抜けない石に刺さった剣というのは予言に関わる者にしか手にする事ができないという予言を封印したガラス球として・・・

登場しています。最後にアーサー王が湖で剣を手に入れるというエピソードは第7巻「死の秘宝」でハリーがディーンの森でグリフィンドールの剣を手に入れるという話の元ネタというわけなんですよね。このようにして・・・

アーサー王伝説の数々の要素やエピソードがハリーポッター・シリーズに取り込まれているというわけです。

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