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年頭の記事で予告したように今日から2週間ぶち抜きでセブルス・スネイプを取り上げます。前半の今週はスネイプとハーマイオニーの関係について改めて考えてみる事にしました。当初ハーマイオニーはスネイプは確かに意地悪だけれどもダンブルドアが守っている物を盗もうとはしないと言っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.初めての授業で
「我輩が教えるのは名声を瓶詰めにし栄光を醸造し死にさえふたをする方法である。ただし我輩がこれまでに教えて来たウスノロたちより諸君がまだましであればの話だが」スネイプの初授業の冒頭は大演説で始まったのでした。

マクゴナガル先生同様スネイプもまた何もしなくともクラスを静かにする能力を持っていました。大演説の後はさらにクラスが静まり返ったのでした。それでもハーマイオニーは身を乗り出すようにして椅子の端に座り・・・

自分はウスノロではないと一刻も早く証明したくてウズウズしていました。するとスネイプが突然「ポッター!」と言ってハリーに「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じた物を加えると何になるか?」と訊いたのです。

ハーマイオニーが空中に高々と手を挙げましたがスネイプはそれを無視しました。スネイプがさらにもう1つハリーに質問をぶつけるとハーマイオニーは椅子に座ったまま挙げられる限界まで思いっ切り高く手を挙げたのでした。

ハーマイオニーは手をプルプルと震わせながら挙げていましたがスネイプがさらにハリーに対して質問をするので、ついに椅子から立ち上がり地下牢教室の天井に届かんばかりに手を伸ばしたのでした。それを見てハリーは・・・

ハリーは落ち着いた口調で「分りません」と答えた後「ハーマイオニーが判っていると思いますから彼女に質問してみたらどうでしょう?」と言ったのでした。するとスネイプはハーマイオニーに「座りなさい」と言うと・・・

それまでハリーに対してぶつけた質問の答えを一気に言ったのでした。結局ハーマイオニーには1つも答えさせなかったのでした。ハリーの事が大嫌いなスネイプなんですがハーマイオニーもまた同じぐらい嫌いというわけです。

3-2.ハリーのクィディッチ・デビュー戦
スネイプが三頭犬に襲われて負傷した事を知った時もハーマイオニーはスネイプについて「確かに意地悪だけれどもダンブルドアが守っている物を盗もうとする人ではないわ」と言っていたのでした。それが翌日になって・・・

その日はハリーのクィディッチ・デビュー戦でした。突然あちらこちらで観客が一斉にハリーのほうを指しました。箒がぐるぐると回り始めたのです。ハリーは辛うじてしがみついています。それからさらに次の瞬間には・・・

全員が息を呑みました。箒は荒々しく揺れてハリーを振り飛ばしそうです。今やハリーは片手で箒の柄にぶら下がっていました。シェーマス・フィネガンが「フリントがぶつかった時どうかしちゃったのかな?」と言うと・・・

ハグリッドは声を震わせながらそんな事はない。強力な闇の魔術以外に箒に悪さはできない。学年が下の生徒になんぞニンバス2000にそんな手出しはできないとそう言うのです。その言葉を聞いてハーマイオニーがした事とは?

ハーマイオニーはハグリッドの双眼鏡をひったくるとハリーではなく観客席のほうを見回しました。すると向かい側の観客席の真ん中にスネイプが立っていました。ハリーから目を離さず絶え間なくブツブツと呟いていました。

「何かしてる。箒に呪いをかけている」
「僕たち、どうすりゃいいんだ?」

ロンが次の言葉を言う前にハーマイオニーは「私に任せて」と言うと観客を掻き分け、スネイプが立っているスタンドにたどり着いて背後に回ると呪文を呟いてスネイプのマントの裾に火を点けました。そこに行く途中で・・・

クィレルとぶつかってなぎ倒しクィレルは頭からつんのめるように倒れました。しかしハーマイオニーは立ち止まりもしなければ謝りもしませんでした。すると空中のハリーは再び箒に跨る事ができるようになっていたのでした。

その直後ハリーは急降下してスニッチを取り試合はグリフィンドールが「170対60」でスリザリンに勝利しました。試合終了後ハーマイオニーとロンそれにハリーはハグリッドの小屋で濃い紅茶を飲みながら話し合っていました。

ロンはハリーに「スネイプだったんだよ。ハーマイオニーも僕も見たんだ。君の箒にブツブツ呪いをかけていた。ずっと君から目を離さずにね」と説明しました。するとハグリッドは何でスネイプがそんな事をする必要がある?

ハグリッドは「バカな」を繰り返しましたがこの出来事がハーマイオニーのスネイプに対する考えを変えさせたようです。それからというものハーマイオニーもまたハリーとロンと同様スネイプの事を疑うようになったのでした。

さらにハグリッドが口を滑らせ三頭犬が守っている物がニコラス・フラメルという人と関係があるという事が判ったのです。

3-3.賢者の石を守る最後の障害
グリフィンドール対ハッフルパフ戦終了直後にもスネイプが「禁じられた森」の中でクィレルを脅している所をハリーが目撃して3人は「スネイプは賢者の石を狙っている」という確信をさらに深めたのでした。ところが・・・

今度は学期末試験が終了した直後にハグリッドが三頭犬のフラッフィーを手なづける方法を見知らぬ誰かに教えてしまった事が判明してしまいハリーたちは「ダンブルドアに知らせないと!」と城内に戻って来たのですが・・・

「そこの3人、こんな所で何をしているの?」

ハリーたちにこう声をかけて来たのはマクゴナガル先生でした。ハーマイオニーが「ダンブルドア先生にお目にかかりたいんです」と言うとマクゴナガル先生はそんな事を望むなんてどうも怪しいとでも言いたげな口調で・・・

「ダンブルドア先生にお目にかかる?」とおうむ返しに訊いて来ました。すると驚くべき事にマクゴナガル先生の口からダンブルドア先生は魔法省から緊急のふくろう便が届いてロンドンに行って学校を留守にしていると・・・

それを聞いて3人は「賢者の石が狙われるのは今夜だ!」と思ったのでした。3人はスネイプに取られてなるものかと行動を開始しました。しかし取った策が全て失敗に終わってしまい3人はすごすごと談話室に戻って来ました。

こうなったらスネイプより先に僕が賢者の石を奪うしかないと決心したハリーはロンとハーマイオニーと共に談話室を出ると賢者の石を守っていた数々の障害を乗り越えて行ったのでした。そして最後の障害というのが・・・

「凄いわ!これは魔法じゃなくて論理よ。パズルだわ。大魔法使いと言われるような人って論理の欠けらもない人が沢山いるの。そういう人はここで永久に行き止まりだわ」ハーマイオニーにこう言わしめた最後の障害とは?

それがスネイプの障害でした。

ハーマイオニーは瓶の横に置かれていた巻紙を何回も読み返し7つの瓶の内のどれが黒い炎を通り抜ける薬瓶なのかを解き明かしました。ハーマイオニーが指差した薬瓶にはもうほんの少し一人分しか薬が残っていませんでした。

ハリーはそれを飲んで向かった先にはヴォルデモートが取り憑いたクィレルが待ち構えていたのでした。賢者の石を狙っていたのはスネイプではなくてクィレルだったという事をハリーは最後の最後に知る事になったのでした。

今日の最後に
今にして思えばハーマイオニーがスネイプの事を疑ったのは1年生の時が最初で最後だったという事になりますよね。おそらくはハリーから今学期一杯スネイプがハリーを全力で守っていたんだという事を聞くに及んで・・・

三頭犬のフラッフィーに襲われて負傷したのもその一連の行動だった。私の考えはやはり間違っていなかった。スネイプはダンブルドアに対しては忠実な人なんだ。だからこれ以降は全く疑わなくなったというわけなんですよね。
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