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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーのクィディッチ・デビュー戦の前日スネイプは「我輩の科目の授業中だけでは足りない」とばかりにハリーがハーマイオニーから借りた本を没収した上にグリフィンドールから5点減点したのでした。その日の夜ハリーは取られた本を返してもらおうと職員室に行ったのですが・・・(全3項目)

3-1.クイディッチ・デビュー前夜、その1
それまではむしろ敵対関係と云うか?互いに毛嫌いしていたハリーにロンとハーマイオニーだったのですが、10月31日のトロール侵入事件を境に3人は友達関係になり行動を共にするようになりました。ハリーにとって・・・

ハーマイオニーと友達になれたのは有り難い事でした。クィディッチの寮代表チームのメンバーに抜擢され練習が追い込みに入ってからというものはハーマイオニーの助けなしに全ての宿題をこなすのは到底無理だったからです。

さらにハーマイオニーは「クィディッチ今昔」という本を貸してくれたのでした。これがまた面白い本でした。ところがハリーがいよいよクィディッチでデビューするという前の日の事だったのです。ハリーたち3人は・・・

休み時間に凍りつくような中庭に出ていました。ハーマイオニーは魔法で鮮やかなブルーの火を出してくれました。ジャムの空き瓶に入れて持ち歩きができる火だったのです。それを背中に当てて暖まっていると現れたのが・・・

スネイプでした。片足を引きずっている事にハリーはすぐ気づきました。火は禁止されているに違いないと思い3人は体をピッタリとくっつけました。するといかにも悪い事をしているといった心情が顔に出てしまったようです。

スネイプは脚を引きずりながら近づいて来ました。火は見つからなかったものの何かしら小言を言う口実を探しているようでした。するとスネイプはハリーに「ポッター、そこに持っているのは何かね?」と訊いて来たのでした。

ハリーが「クィディッチ今昔」を差し出すとスネイプは「図書室の本は校外に持ち出してはならん。よこしなさい。グリフィンドール5点減点」と言ってハーマイオニーから借りた本を持って行ってしまったのです。その後・・・

スネイプが行ってしまった後ハリーは「規則をでっち上げたんだ」と怒ってブツブツ言ったのでした。そしてハリーが「だけどあの脚はどうしたんだろう?」と言うとロンもまた悔しげにこう言ったというわけなんですよね。

「知るもんか。でも物凄く痛いといいよな」

3-2.クィディッチ・デビュー前夜、その2
その日の夜グリフィンドール寮の談話室はクィディッチの試合前夜という事もあってか?騒々しかったのでハリーは落ち着きませんでした。そこで「クィディッチ今昔」を返してもらい試合の事で高ぶる神経を本を読んで・・・

紛らわしたいと思ったのでした。何でスネイプをそんなに怖がらなくっちゃいけないんだ?ハリーは立ち上がるとロンとハーマイオニーに「本を返してもらって来る」と宣言しました。すると2人は口を揃えてこう言うのです。

「1人で大丈夫?」

ハリーには勝算がありました。他の先生方がそばにいればスネイプだって断れないだろう。ハリーは職員室に到着をすると扉をノックしました。ところが答えがありません。もう一度ノックしてみても反応がありませんでした。

スネイプが本を置きっぱなしにしているかもしれない。覗いてみる価値ありだ。そう思ってハリーが職員室の扉を少し開けて中の様子を窺うと、とんでもない光景が目に飛び込んで来たのです。そこにいたのはフィルチと・・・

スネイプの2人だけでスネイプはガウンを膝までたくし上げていました。片方の脚がズタズタで血だらけでした。フィルチはスネイプに包帯を渡していました。すると何とスネイプは「あの」三頭犬の事を言っていたのです。

「いまいましい奴だ。3つの頭に同時に注意するなんてできるか?」

ハリーが扉をそっと閉めようとするとスネイプが気づいて怒りに顔をゆがめ「ポッター!」と言うと急いでガウンを降ろして脚を隠しました。ハリーはゴクリと唾を飲んで「本を返してもらえたらと思って」と言ったのでした。

スネイプに「出て行け。失せろ!」と言われてしまいハリーは「スネイプがグリフィンドールを減点しない内に」と寮まで全速力で駆け戻って来ました。するとロンがハリーの只ならぬ様子を見てこう声をかけて来たのでした。

「返してもらった?どうかしたのかい」

ハリーは今見て来た事をヒソヒソ声で2人に話しました。ハロウィンの日にスネイプは三頭犬の裏をかこうとしたんだ。僕たちが見たのはそこへ行く途中だったに違いない。あの犬が守っている物をスネイプは狙っているんだ。

トロールもみんなの注目を逸らすためにスネイプが入れたんだ。こう主張するハリーに対してハーマイオニーは確かにスネイプは意地悪だけどダンブルドアが守っている物を盗もうとする人ではないと反論したのですが・・・

翌日に行われたクィディッチのハリーデビュー戦となるグリフィンドール対スリザリン戦の試合中に、スネイプがハリーの箒に呪いをかけているのを見てハーマイオニーもスネイプを疑うようになったというわけなんですよね。

3-3.クリスマスの夜に
スリザリン戦終了後にお茶を飲みながら話し合っている時に、ハグリッドがうっかりと三頭犬のフラッフィーが守っているのが「ニコラス・フラメル」という人の何かだと口を滑らせてしまいハリーたちは調べ始めたのでした。

しかし「ニコラス・フラメルはどういう人で?三頭犬のフラッフィーは何を守っているのか?」は分らないままクリスマス休暇を迎えてしまいました。ところがハリーはクリスマス・プレゼントに「透明マント」を貰ったのです。

ハリーはドキドキしながら「どこに行こう?」と考えました。そうだ!図書室の閲覧禁止の棚に行こう。ニコラス・フラメルが誰なのか?判るまで思う存分調べられる。ところが黒と銀色の大きな本を棚から取り出すと・・・

その本を膝の上に乗せバランスを取って開いてみると何と突然血も凍るような鋭い悲鳴が沈黙を切り裂いたのでした。本が叫び声を上げた!ハリーは本をピシャリと閉じましたが、その叫び声は途切れずに続いていたのでした。

叫ぶ本を棚に戻してハリーは逃げました。図書室の出口付近でフィルチとすれ違いました。どこへ逃げようかと考える余裕もなく今一体どこにいるのかも全く分らないまま廊下を走っているとフィルチの声が聞こえて来ました。

「先生、誰かが夜中に歩き回っていたら直接先生にお知らせするんでしたよねぇ。誰かが図書室にしかも閲覧禁止の所にいました」

ハリーは血の気が引くのを感じました。ここがどこなのかは分らないがフィルチは近道を知っているに違いない。しかもさらに恐ろしい事にフィルチのこの言葉に返事をしたのはスネイプだったのです。ハリーにとっては・・・

「閲覧禁止の棚?それならまだ遠くまで行くまい。捕まえられる」

最悪の組み合わせでした。フィルチとスネイプが前方の角を曲がってハリーのほうにやって来ます。ハリーはその場に釘付けになりました。ハリーの姿は2人には見えません。しかしマントは体そのものを消してはくれません。

ハリーはできるだけ静かに後退りしました。左手の扉が少しだけ開いていました。最後の望みの綱だ。ハリーは息を殺し扉を動かさないようにして隙間からそーっと滑り込みました。そしてその教室でハリーは出会ったのです。

「みぞの鏡」と・・・

今日の最後に
後の巻つまり第7巻「死の秘宝」でスネイプはダンブルドアに「クィレルから目を離すでないぞ」と言われていた事が明らかにされています。だからこそスネイプはクィレルがハリーの箒に呪いをかけている事に気づいたのです。

実際にはスネイプのほうがハリーを守っていました。ところがそれが当初は「そんな人ではない」と言っていたハーマイオニーまでもがスネイプを疑う事になってしまったのです。さらにその疑念に拍車をかける出来事が・・・

グリフィントール対ハッフルパフ戦の後にも・・・

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