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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ニコラス・フラメルとは賢者の石の創造に成功した唯一の者。この事が判明してさらに3人は数々の不可解な行動から「スネイプは賢者の石を狙っている」との結論に達したのでした。さらに学期末試験終了直後にはハグリッドが三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を見知らぬ誰かに教えていた事も判って・・・(全3項目)

3-1.禁じられた森で、その1
ニコラス・フラメルとは賢者の石の創造に成功した唯一の者。この事が判るキッカケを作ったのはハリーがネビルに蛙チョコレートをあげた事でした。そこから出て来たダンブルドアのカードにフラメルの名前があったのです。

それはグリフィンドール対ハッフルパフ戦が終了した後の事でした。城の正面の階段をフードを被った人物が急ぎ足で降りて来ました。その人物は明らかに人目を避けていて「禁じられた森」に向かって足早に歩いて行きました。

それがスネイプだったのです。他の人たちが夕食を食べている時にこっそり森に行くとは一体何事なんだろうとハリーは思ったのでした。ハリーは再びニンバス2000に跨ると森の中に駆け込んで行くスネイプを追ったのでした。

木が深々と繁っているのでハリーはスネイプを見失ってしまいました。円を描きながら徐々に高度を下げると誰かの話し声が聞こえて来ました。ハリーは声のするほうに静かに移動するとひときわ高いぶなの木に降りたのでした。

木の下の薄暗い平地にスネイプがいました。クィレルもいました。クィレルが普段よりもっと言葉を途切れさせながら「何でよりによってこんな場所で君に会わなくっちゃいけないんだ」と言うとスネイプはこう答えたのでした。

「この事は2人だけの問題にしようと思いましてね」

3-2.禁じられた森で、その2
スネイプの声はまるで氷のようでした。ハリーは身を乗り出しました。クィレルは何かモゴモゴ言っています。スネイプがそれを遮ってクィレルに言ったのは「賢者の石」とハグリッドの三頭犬フラッフィーの事だったのです。

「生徒諸君に賢者の石の事を知られてはまずいのでね」

「あのハグリッドの野獣をどう出し抜くか、もう判ったのかね」
「で、でもセブルス・・・私は・・・」
「クィレル、我輩を敵に回したくなかったら」

スネイプはぐいと一歩前に出ると・・・
「ど、どういう事なのか、私には・・・」
「我輩が何が言いたいか、よく判っているはずだ」

ふくろうが大きな声でホーと鳴いたのでハリーは驚いて木から落ちそうになりました。やっとバランスを取ってスネイプの次の言葉を聞き取ったのでした。2人の会話は主にスネイプがクィレルを詰問しているという感じでした。

「・・・あなたの怪しげなまやかしについて聞かせていただきましょうか」
「で、でも私は、な、何も・・・」
「いいでしょう」

スネイプはクィレルに対して最後にこう言い渡すとマントを頭からすっぽりと被って大股に立ち去ったのでした。周囲はもう暗くなりかかっていましたがハリーにはその場に立ち尽くしているクィレルの姿が見えていたのでした。

「それでは近々またお話をする事になりますな。もう一度よく考えてどちらに忠誠を尽くすのか決めておいていただきましょう」

スネイプの言い方はどちらとも取れる内容でした。しかし10月31日のハロウィンの日トロール侵入事件が起きた時に単独行動をしていた事。ハリーのクィディッチ・デビュー戦でもハリーから目を離さずに呪文を呟いていた事。

そしてこの日唐突にグリフィンドール対ハッフルパフ戦の審判をやると申し出た事。それらの一連の不可解な行動を見てハリーにロンそしてハーマイオニーの3人が確信に至った結論はこういう事だったというわけなんですよね。

スネイプは「賢者の石」を狙っている。

3-3.嫌に愛想のよいスネイプ
このようにして「スネイプは賢者の石を狙っている」という結論に達したハリーたちだったのですが、学期末試験終了直後にハグリッドが見知らぬ誰かにフラッフィーの手なずけ方を教えてしまっていた事が判明したのでした。

ダンブルドアに知らせなければと城内に戻って来ると、何とマクゴナガル先生がそのダンブルドア校長先生は「魔法省から緊急のふくろう便が届いて学校を留守にしている」と言うのです。それを聞いて3人は確信したのでした。

「石が狙われるのは今夜だ!」

必要な事は全部判ったしダンブルドアも追い払った。手紙を送ったのはスネイプでダンブルドア先生が顔を出したら魔法省ではキョトンとするに違いない。すると何とそこに現れたのが他ならぬスネイプだったというわけです。

「やあ、こんにちわ」

スネイプが嫌に愛想良く挨拶をしました。ハリーたち3人がじっと見つめるとスネイプは「諸君こんな日には室内にいるもんじゃない」と取ってつけたような歪んだ微笑みを浮かべながら言いました。さらにスネイプは・・・

「もっと慎重に願いたいものですな。こんな風にうろうろしている所を人が見たら何か企んでいるように見えますぞ。グリフィンドールとしては、これ以上減点される余裕はないはずだろう?」

3人が外に出ようとするとさらにスネイプは・・・

「ポッター警告しておく。これ以上夜中にうろついているのを見かけたら我輩が自ら君を退校処分にするぞ。さあもう行きたまえ」

これではまるで「我輩が今夜賢者の石を奪うのを邪魔立てしないように」と白状しているようなものではありませんか。ハリーたちは「賢者の石をスネイプに奪われてなるものか!」と行動を開始したというわけなんですよね。

最後に
今週の記事で心がけたと云うか?実は徹底したのは「スネイプの発した言葉やセリフは全部ノーカット」という事になっています。普段は「ポッター」という呼び名を避けるためそこはカットしていますが今回はしませんでした。

しかしこうなるとこの「語録集」については第2巻「秘密の部屋」編から第7巻「死の秘宝」編までやらなくてはならなくなりました。毎年年明けに1つずつでは「7年」もの歳月がかかってしまうので現在取り扱いを検討中です。

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