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ハリーは当然という事でハーマイオニーもまた学期が始まって早々にスラグホーンのお気に入りの生徒になったのでした。しかしロンの場合は特に秀でた才能があるわけでもなく成績が飛び抜けていいというわけでもないのでスラグホーンにとっては・・・(全3項目)

3-1.ロンとの関係、その1
改めてよくよく考えてみればロンの場合は特に秀でた才能があるというわけでもないし成績が物凄くいいというわけでもない。お父さんが凄いとか次期魔法法執行部部長あるいは魔法大臣の有力候補というわけでもなんでもない。

そんな事なので2週目の週末の土曜日にもハリーたち3人が夕食を取るために大広間に入って行くとスラグホーンがハリーに「まさに会いたい人のお出ましだ!」と声をかけて来ました。さらにはハーマイオニーに対しても・・・

「それにもちろん、是非ミス・グレンジャーにもお越しいただければ大変うれしい」

スラグホーンはハーマイオニーに軽く会釈して言葉を切りました。その一方でロンの事はまるで存在しないかのように目もくれませんでした。そしてここでハリーが即座にスネイプの罰則を受けるので伺えませんと断ると・・・

スラグホーンは罰則を延期するようスネイプを説得すると言ってあたふたと大広間を出て行きました。一度は延期されてる。その時の相手はダンブルドアだったからスネイプは応じたが他の人ならしないとハリーが言うと・・・

ハーマイオニーはハリーに「あなたが来てくれたらいいのに。1人じゃ行きたくないわ!」と心配そうに言ったのでした。どうやらハーマイオニーはコーマック・マクラーゲンと1人で顔を合わせるのが嫌な様子のようでした。

するとスラグホーンに無視されて不機嫌な様子のロンが「1人じゃないと思うな。ジニーが多分呼ばれる」と言ったのでした。夕食を終えて談話室に戻ってからも機嫌が直らないロンは腕組みをして天井を睨んでいたのでした。

「さーて、僕はどこのパーティにも呼ばれてないし」

ロンは立ち上がってこう言うとハリーとハーマイオニーに「寝室に行くよ」と言い残し男子寮に向かって床を踏み鳴らしながら去って行きました。2人はそんなロンの後ろ姿をまじまじと見送ったのでした。結局ハリーは・・・

スネイプの罰則を受けたのでした。

3-2.ロンとの関係、その2
その後もスラグホーンのロンに対する無関心ぶりは相変わらずでした。10月半ばに今学期最初のホグズミード行きが許可された日にハリーたちはハニーデュークスの店でスラグホーンとばったり会ったのでした。ところが・・・

3人の後ろでハリーを呼ぶ大きな声がして振り返るとスラグホーンがいました。スラグホーンはハリーの胸を機嫌よく小突いてハリーに「私のディナーをもう3回も逃がした!」と言って来たのでした。そして傍らにいた・・・

ハーマイオニーに「ミス・グレンジャーは気に入ってくれている。そうだね?」と訊いたのでした。ハーマイオニーはしかたなく「はい。本当に」と答えたのでした。実際のところ「まあまあ楽しい時もある」のだそうです。

「月曜の夜はどうかね」と言うスラグホーンにハリーはその日はダンブルドアの個人教授が入っていたので断ると大げさに嘆いた後スラグホーンは「永久に私を避け続ける事はできないよ」と言って店から出て行ったのでした。

ロンの事はまるで「ゴキブリ・ゴソゴソ豆板」の展示品であるかのようにほとんど見向きもしませんでした。ハーマイオニーはハリーが断ったのを見て「今度も逃げ遂せたなんて信じられない」と頭を振りながら言ったのでした。

年が明けてもその状況は全く変わりませんでした。3月1日の誕生日ロンはロミルダ・ベインがクリスマス休暇前にハリーに贈った惚れ薬入りの大鍋チョコレートを食べてしまいハリーはロンを連れてスラグホーンの部屋に・・・

打ちのめされたような顔で近くの肘掛け椅子に倒れ込むロンを見てスラグホーンは「気つけ薬が必要らしいな」と言ったのでした。そこで失恋の痛手を追い払うには上等の酒に勝るものはないという事でオーク樽熟成の・・・

蜂蜜酒をロンのためにスラグホーンは開けてくれたのでした。スラグホーンはハリーとロンにそれぞれグラスを渡しそれから自分自身のグラスを挙げて乾杯の音頭を言ったのでした。ところがその言葉こそが問題だったのです。

「さあ、誕生日おめでとう。ラルフ-」
「-ロンです-」

ロンは宿題を書く羽根ペンにフレッドとジョージの店の「綴り修正付き」のペンを使っていました。ところがその呪文が切れかかっていたので名前が違っていたのです。しかしそれにスラグホーンは全く気づいていませんでした。

ロンの名前すらまともに覚えていなかったのです。

3-3.ジニーとの関係
ハリーは夏休み中にダンブルドアに同行してスラグホーンの説得に行った時既にもうダンブルドアから「スラグホーンは間違いなく君を蒐集しようとするだろう」と事前に警告されていたのでホグワーツ特急に乗った時に・・・

スラグホーンから招待状が届いても心の準備ができていたというわけです。ハリーがネビルと一緒にスラグホーンのコンパートメントに入って行くと馴染みの薄い招待客の中に1人だけハリーがよく知っている人物がいたのです。

隅の席のスラグホーンの隣で押しつぶされながら「どうしてここにいるのかさっぱり分らない」という顔をして座っていたのはジニーでした。スラグホーンはジニーを「こちらのチャーミングなお嬢さんは」と評したのでした。

招待客の1人スリザリン生のブレーズ・ザビニは有名な美人の魔女を母に持っているそうです。その母親は7回結婚し、いずれの夫も推理小説のような死に方をして妻に金貨の山を残したそうです。コンパートメントを出て・・・

ハリーが「どうしてあそこに来る羽目になったの?」と訊くとジニーは「ザカリアス・スミスに呪いをかけてる所を見られたの」と答えました。ザカリアス・スミスはハッフルパフ生でダンブルドア軍団のメンバーの1人でした。

「魔法省で何があった?」としつこく訊いて来て最後には本当にうるさくなったので呪いをかけてやったんだそうです。その時スラグホーンが入って来たのでジニーは罰則を食らうのかと思ったのだそうです。ところが・・・

スラグホーンは「凄くいい呪いだと思った」と言ったそうです。それでランチに招かれたとの事でした。ハリーはジニーに「母親が有名だからって招かれるよりまともな理由だよ」と言ったのでした。しかし本当の理由は・・・

ジニーが飛び抜けて素敵で魅力的でとっても可愛い女の子だったからに違いないと私はそう思いますね。

今日の最後に
ロンにしてみれば「何でジニーが?」という所でしょうね。ハリーは言うに及ばずハーマイオニーも成績が断トツに優秀ですから妥当と云えるのかもしれません。しかしジニーが選ばれた事でロンの疎外感はさらにまた・・・

増したのは間違いないでしょうね。今にして思えばハリーが最初にスラグホーンに会った時にロンの事を「この世に2人といない無二の親友です」とアピールしておけば、スラグホーンはロンを取り込んでおきさえすれば・・・

ハリーをも取り込む事ができるかもしれないと考えてくれたかもしれませんね。しかしそれも今だから言える事というわけです。
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