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ドラコ・マルフォイにしてみれば「何であいつがここ(地下牢教室)にいるんだ?不合格じゃなかったのか?」といった所でしょうね。さらに今学期から「魔法薬学」の教職に復帰したホラス・スラグホーンはマルフォイがこの世で一番大嫌いなハリーの事を・・・(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイとの関係、その1
ホラス・スラグホーンとドラコ・マルフォイが初対面を果たしたのは学期に入って最初の「魔法薬学」の授業の時でした。それは新学期初日のホグワーツ特急ではスラグホーンが自分のコンパートメントに呼ばなかったからです。

そしてスラグホーンがネビルとジニーを自分のコンパートメントに招いていたという事でドラコ・マルフォイとブレーズ・ザビニの間でスラグホーンの痛烈な批判が始まったのでした。最初の口開けはマルフォイからでした。

マルフォイがまず「僕はスラグホーンの趣味を哀れむね。少しぼけて来たのかもしれないな」と言って口火を切ったのでした。その次にはザビニがスラグホーンにノットの父親の事を訊かれた。どうやら旧知の仲だったらしい。

ところがそのノットは魔法省で逮捕されたと言ってやったらスラグホーンはあまりいい顔をしなかったんだそうです。そこでザビニは「スラグホーンは死喰い人にはあまり関心がない」と感じたそうです。それを聞いて・・・

マルフォイは腹を立てたようですが妙にしらけた笑い方をして「あいつが何に関心があろうと知った事じゃない。結局はたかが間抜けな教師じゃないか」とスラグホーンの事を激しい口調で批難したのでした。さらには・・・

「つまり来年僕はホグワーツになんかいないかも知れないのに薹の立った太っちょの老いぼれが僕の事を好きだろうと何だろうとどうでもいい事だろう?」

そんなわけでドラコ・マルフォイは自分が呼ばれなかった腹いせなのか?スラグホーンの事を「趣味を哀れむね。少しぼけて来たのかもしれない」とか「たかが間抜けな教師」などと言って酷評の限りを尽くしたというわけです。

そして初授業の時には・・・

3-2.ドラコ・マルフォイとの関係、その2
ドラコ・マルフォイにしてみれば「昔はスリザリンの寮監だったというのに穢れた血のハーマイオニー・グレンジャーにボーナス点をくれてやるなんて一体全体どういう感覚してるんだ?」という所でしょうね。そのため・・・

スラグホーンの「魔法薬学」の授業を初めて受けた時マルフォイはノットと一緒になってスラグホーンの事を小ばかにしたようにせせら笑っていたというわけです。ところがそんな事は言っていられない事態が勃発したのでした。

「先生、これが何かをまだ教えてくださっていません」

唯一のハッフルパフ生のアーニー・マクミランがスラグホーンの机に置いてある小さな黒い鍋を指しながらこう言ったのでした。金を溶かしたような色で表面から金魚が跳び上がるようにしぶきがピチャピチャと楽しげに・・・

撥ねているというのに一滴もこぼれてはいませんでした。それこそが本日の超目玉の魔法薬で名前は「フェリックス・フェリシス」というのだそうです。人に幸運をもたらすと聞いてマルフォイも思わず背筋を正したのでした。

スラグホーンの説明によればこのフェリックス・フェリシスは調合が恐ろしく面倒で間違えると惨憺たる結果になる。しかし正しく煎じさえすれば薬効が切れるまでの間は全ての企てが成功に傾いて行くのが判るのだそうです。

テリー・ブートが勢い込んで「どうしてみんなしょっちゅう飲まないんですか?」と訊くとスラグホーンは「それは飲み過ぎると有頂天になったり無謀になったり危険な自己過信に陥るからだ」と答えたのでした。そして・・・

「今日の授業の褒美として提供する」

スラグホーンはコルク栓をしたフェリックス・フェリシスの小瓶をポケットから取り出して全員に見せました。これを手に入れる事ができれば闇の帝王から命じられた任務もあっという間に成功に導く事ができるというわけです。

「先生、僕の祖父のアブラクサス・マルフォイをご存知ですね?」

スラグホーンがスリザリンのテーブルを通り過ぎる時にマルフォイがこう声をかけました。スラグホーンはそのアブラクサス氏が龍痘で亡くなった事は知っていました。しかしマルフォイを見る事なくその場を去ったのでした。

マルフォイもまたハリーやブレーズ・ザビニと同じ待遇を望んだようです。それはスネイプに特別扱いされている癖がついていたので「自分も」と思ったようでした。しかしフェリックス・フェリシスを獲得するためには・・・

マルフォイ自身の才能に頼るしかないようでした。そしてドラコ・マルフォイを含めたスリザリン生にとっては非常に腹立たしい事にフェリックス・フェリシスを獲得したのは中でも一番して欲しくなかった人物だったのです。

3-3.ドラコ・マルフォイとの関係、その3
そんなわけでマルフォイにしてみれば肩を並べてこの科目の授業を受けるというだけでも腹立たしいのに(何で不合格じゃなかったんだ?)スラグホーンがハリーの事をちやほやするので一層ストレスが溜まるというわけです。

そんなマルフォイとスラグホーンが地下牢教室以外の場所で会話を交わした事が一度だけありました。それはクリスマス休暇に入る前日の事でスラグホーンの部屋でクリスマス・パーティが行われている最中の事だったのです。

マルフォイはスラグホーンの部屋の上の階の廊下をうろついている所を管理人のフィルチに見つかってしまいました。とっさに「スラグホーン先生のパーティに招かれたが出かけるのが遅れた」と言い逃れをしたのですが・・・

「ああ僕は招かれていないとも!勝手に押しかけようとしたんだ。これで満足したか?」

怒ってこう言ったマルフォイにフィルチは「何が満足なものか!お前は大変な事になるぞ。そうだとも!校長先生がおっしゃらなかったかな?許可なく夜間にうろつくなと。え、どうだ?」と言ったのでした。ところが・・・

スラグホーンが「クリスマスにパーティに来たいというのは罪ではない。今回だけ罰する事は忘れよう」と言ってお咎めなしの裁定を言い渡してしまったのです。マルフォイに罰則を課すチャンスを逃がしてフィルチは・・・

フィルチは憤慨と失望を顔に色濃く滲ませてその場を去って行きました。一方マルフォイは笑顔を浮かべてスラグホーンの寛大さに感謝し「祖父はいつも先生の事を高く評価していました」と言葉を尽くして褒め称えたのでした。

ところがマルフォイの本音は「一刻も早くこの場を離れて計画の続きを実行したい」という事だったのです。当初の計画ではクラッブとゴイルも加わる予定でした。しかしスネイプが2人に罰則を課してしまっていたので・・・

1人で行動しなくてはならなかったのです。

最後に
そういえばスリザリン寮出身でも少なくともヴォルデモート卿の事を直接名前で呼べないぐらい恐れているグループと「闇の帝王」と呼んで崇めているグループの2つに大きく分かれるようですね。そしてスラグホーンは・・・

当然前者つまり名前を直接呼べないほうに属するというわけです。しかしホグワーツの生徒でいる内は「どちらなのか?」をはっきり表明していない人もいたようですね。スラグホーンはセオドール・ノットの父親とは・・・

旧知の仲だったそうです。しかしそのノットは死喰い人になりハリー5年生の学期末に魔法省で逮捕されているんですよね。スラグホーンだってホグワーツ卒業後に死喰い人になると判っていたら付き合ったりしてませんよね。
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