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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

昨年の5月からずっと主要登場人物の初登場シーンを改めて詳しく振り返っています。今週はその第5弾という事になります。今回から第4巻「炎のゴブレット」に入って行きます。ハリーポッター・シリーズでは当の本人が生身で登場する以前に名前のみが出て来るというケースが多々ありますが・・・(全3項目)

3-1.フランク・ブライス
今にして思えばこの人もヴォルデモート卿の父親とその祖父母に仕えたがために数奇な運命を辿る事になりました。フランク・ブライスはリドル家の庭番で屋敷内のボロ小屋に1人で住んでいたのでした。そしてあの時にも・・・

リドル一家がヴォルデモートに殺害されたその時もフランク・ブライスは唯一の目撃者でした。その日も膝が痛んで夜中に目が覚め湯たんぽの湯を取り換えるために台所に下りて行って屋敷の2階の灯りを見ていなければ・・・

村の悪ガキどもが以前にも肝試しと称して屋敷に入り込んだ事があったのでフランクは「またそうだろう」と思ったのでした。そこで痛む足の許す限りで急いで駆け上がり服を着替えて台所に下りて来たのでした。そして・・・

屋敷の合鍵と壁に立てかけてあった杖を掴んでフランクは夜の闇へと出て行きました。そして屋敷に入り階段を上がって踊り場で右に曲がると廊下の一番奥の扉が半開きになっていて隙間から灯りがチラチラと漏れていたのです。

火はそこで初めて見えました。しかしフランクにとっては意外な事に暖炉の中で燃えていました。フランクは立ち止まりじっと耳を澄ましました。部屋の中から2人の男の声が聞こえて来たからです。おどおどとした声と・・・

「ご主人様、まだお腹がお空きでしたら今少しは瓶に残っておりますが」
「後にする」

もう1人も男の声でした。しかし不自然に甲高く氷のような風が吹き抜けたかのように冷たい声でした。何故かその声はまばらになったフランクの後頭部の毛を逆立てさせたのです。その2人目の甲高くて冷たい声こそが・・・

ヴォルデモート卿その人だったのです。

3-2.バーサ・ジョーキンズ
ハリーポッター・シリーズではその人物が生身で登場する以前に名前のみが出て来るというケースが多々あります。特にこのバーサ・ジョーキンズの場合は一番最初に名前が出た時点で既に本人が死亡してしまっているんですよね。

第4巻「炎のゴブレット」の冒頭章でピーター・ペティグリューことワームテールが「バーサ・ジョーキンズが消えた事は早晩気づかれてしまいます」と名前を口にしています。さらにハリーが「隠れ穴」に入った直後に・・・

夕食の席でパーシーが父親のアーサー氏に「バーサ・ジョーキンズがもう1ヵ月も行方不明なのはご存知でしょう?」と言っていますね。アーサー氏もこの事は問題視しているようで上司のバグマン氏に尋ねたんだそうです。

クィディッチ・ワールドカップのキャンプ場ではアーサー氏がそのバグマン氏に「バーサ・ジョーキンズの事は何か消息があったかね?」と訊いています。そして捜索人を出したほうがいいのでは?とやんわり注意していますね。

そしてそのワールドカップ終了直後に日刊予言者新聞の記者リータ・スキーターがこの事を嗅ぎ付けてトップ記事になってしまったようです。さらに学期に入ってからはシリウスもまたグリフィンドールの談話室の暖炉で・・・

ハリーと話した時にその名前が出ています。ハリーが「バーサ・ジョーキンズ?」と訊くとシリウスは「アルバニアで姿を消した。ヴォルデモートが最後にそこにいたという噂のあるすばりの場所だ」とハリーに言っていますね。

さらに対抗試合の「第1の課題」も終わったクリスマス休暇明けにホグズミード行きが許可された日にもパブ「三本の箒」でバグマン氏と会ったハリーが「バーサ・ジョーキンズの事は何か判ったのですか?」と訊いていますね。

ヴォルデモートの元を逃げ出して文字通り命からがらホグワーツに駆け込んで来たパーシーの上司バーテミウス・クラウチ氏も「バーサは死んだ」とその名前を口にしていますね。さらに額の傷が痛んでハリーが校長室に・・・

シリウスのアドバイスに従って行った時にもダンブルドア校長が「憂いの篩」を使ってホグワーツに在籍していた当時のバーサ・ジョーキンズの姿形をハリーに見せていますね。そしてようやく当の本人が登場したのは・・・

リトル・ハングルトンの教会墓地でついにヴォルデモート卿が復活した時でした。ハリーはホグワーツに戻ってから知ったのですが、ハリーとヴォルデモートの杖は兄弟杖でダンブルドアのペットの不死鳥のフォークスの・・・

尾羽根を使っていたのです。そのため「呪文逆戻し効果」という現象が起きてヴォルデモートの杖先から殺害された人々が出て来たのです。そこでバーサ・ジョーキンズもまたハリーの前に姿を現わしたというわけなんですよね。

3-3.ビルとチャーリー・ウィーズリー
このウィーズリー家の長男と次男も同様でハリーは長男のビルについては「ふくろう試験の結果が12科目合格だった」とか「魔法界唯一の銀行のグリンゴッツで呪い破りをしている」という事は既にもう知っていたんですよね。

次男のチャーリーの事も初めてホグワーツ特急に乗ってロンと出会った時に「ルーマニアでドラゴン関係の仕事をしている」と聞かされたのでした。そしてその年度には手紙を出してハグリッドが飼っていたドラゴンを・・・

引き取ってもらったのです。そしてハリー4年生の夏休みに30年ぶりにイギリスでクィディッチ・ワールドカップが開催されるという事でビルもチャーリーも共に休暇を取ってハリーがホグワーツに入学してからは初めて・・・

実家の「隠れ穴」に帰って来たのでした。そこでようやく初対面を果たしたというわけなんですよね。煙突飛行粉を使ってハリーがプリベット通り4番地から「隠れ穴」の台所に移動して来ると見知らぬ赤毛が2人いたのでした。

ハリーに近いほうにいたのが次男のチャーリーで「やあハリー、調子はどうだい?」と言ってニコッと笑うと大きな手を差し出したのでした。握手をするとタコや水ぶくれが手に触れました。チャーリーは双子の兄弟の・・・

フレッドとジョージと同じような体つきでひょろりと背が高いパーシーやロンと比べると小柄でしたががっちりとしていて筋肉質の体型をしていました。腕は筋骨隆々で片腕には大きなテカテカした火傷の痕が見られたのでした。

長男のビルはグリンゴッツに勤めている事。加えて成績が極めて優秀だったという事でハリーは「パーシーがやや歳を取った感じかな?」と想像していました。規則を破る事にうるさくて周囲を仕切るのが好きな性格だと・・・

ところが実際に会ってみるとビルの第1印象は「かっこいい!」という感じで背が高くて髪を伸ばしてポニーテールにしていました。片耳には牙のようなイヤリングをしていました。そして履いていたブーツはドラゴン革でした。

しかし母親のウィーズリーおばさんはビルが耳にイヤリングをしている事も髪を伸ばしてポニーテールにしている事もお気に召さないようでした。そのためそれからというものは会うたびに髪の毛論争になってしまったのでした。

今日の最後に
そういえばシリウスはバーサ・ジョーキンズが行方不明になる直前にいたのがヴォルデモートが最後にいたという噂のあるアルバニアだったという事で「ヴォルデモートが対抗試合の事を知ったのでは?」と指摘していますね。

ハリーは後にハーマイオニーから「本気でシリウスの判断力を信用してるの?」と言われて即座に「いつでも素晴らしいアドバイスをしてくれた!」と答えてシリウスに対しては全幅の信頼を寄せている事を明言していますね。

シリウスのこの推測はズバリ正解でした。この事もその根拠の1つなのは間違いないでしょうね。

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