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今年度ホグワーツ魔法魔術学校に於いて久方ぶりに三大魔法学校対抗試合が行われる事になり10月30日にはボーバトンにダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りする事になったのでした。そして代表団を率いて現れたのが両校の校長だったというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.デニス・クリービー
ハリーは様々な不運や巡り合わせの悪さが重なって下級生の組分けの儀式に立ち会うのは4年生の時が初めてでした。ハリーがロンとハーマイオニーと共にグリフィンドールのテーブルに着くと興奮で息を弾ませた声が・・・

ハリーを呼んだのでした。それはハリーをヒーローと崇めるコリン・クリービーでした。ハリーが用心深くコリンの名を呼んで返事をするとコリンが弟のデニスも新入生だと言うのです。ハリーが「良かったね」と言うと・・・

コリンは自分もまた落ち着かない様子で「弟ったらもう興奮しちゃって!」と言った後「グリフィンドールになるといいな!」と言ってハリーに「そう祈っててくれる?」とも言って来たのでした。それを聞いてハリーは・・・

ロンを含めたウィーズリー家の子供たちが全員グリフィンドールに入れられた事からハリーはロンとハーマイオニーそしてゴーストの「ほとんど首なしニック」に「兄弟ってだいたい同じ寮に入るよね?」と問いかけたのでした。

するとハーマイオニーが「必ずしもそうじゃない」とそう言うのです。パーバティ・パチルは一卵性双生児だけど1人はレイブンクローだという例もある。そう言っている内に土砂降りの雨の中をボートで湖を渡って来た・・・

新入生が入って来ました。教職員テーブルの前に整列をして在校生のほうを向いた時には全員が寒さと緊張の両方で震えていたのでした。ところがそんな新入生の中に1人だけ震えていない子がいたのです。その子こそが・・・

薄茶色の髪の子が厚手木綿のオーバーに包まっていました。ハリーはそれを見てハグリッドのオーバーだと即座に判りました。オーバーがだぶだぶで男の子はまるで黒いふわふわの大テントをまとっているように見えたのでした。

その子はコリン・クリービーを見つけるとガッツポーズをしながら声を出さずに口の形だけで「湖に落ちたんだ!」と言いました。それはもううれしくてたまらないようでした。その子こそがデニス・クリービーだったのです。

そしてデニス・クリービーは・・・

グリフィンドールに組分けされたのでした。

3-2.マダム・マクシーム
そんなわけでデニス・クリービーはグリフィンドールに組分けされ、今年度の「闇の魔術に対する防衛術」の教師マッド・アイことアラスター・ムーディが到着した所でダンブルドアの口から正式に発表されたというのが・・・

「今年-ホグワーツで三大魔法学校対抗試合を行う」

ハーマイオニーにとってはホグワーツにも100人以上の屋敷しもべ妖精がいた事や、三大魔法学校対抗試合は夥しい数の死者が出るに至って競技そのものが中止されたと聞いてそんなものはちっとも喜べなかったのですが・・・

10月30日にはボーバトンとダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りする事になりました。授業は普段より30分早く終わり生徒と先生方は玄関ホールに集まって両校の代表団を出迎えたのでした。先に到着したのが・・・

「ほっほー!わしの目に狂いがなければボーバトンの代表団が近づいて来るぞ!」

ダンブルドアが先生方の並んだ最後列から声を上げました。巨大なパステル・ブルーの馬車が12頭の天馬に引かれてドーンという音と共にホグワーツの校庭に着陸しました。淡い水色のローブを着た少年が馬車から降りて・・・

金色の踏み台を引っ張り出しました。すると馬車の中から子供用のソリほどもある巨大な黒いハイヒールが現れました。それとほぼ同時に出現した女性はハリーが今まで見た事もないような大きさでした。その人こそが・・・

「これはこれは、マダム・マクシーム」

これほど大きな人をハリーはこれまで1人しか見た事がありませんでした。背丈はハグリッドと3センチと違わないのでは?とハリーは思いました。しかし多分ハリーが慣れてしまったからでしょう。マダム・マクシームは・・・

ハグリッドよりとてつもなく大きく見えました。ダンブルドアが「ようこそホグワーツへ」と挨拶するとマダム・マクシームはフランス語訛りの英語で「ダンブリー・ドール。おかわりーありませんか?」と深いアルトで・・・

応じたのでした。

3-3.イゴール・カルカロフ
突然ロンが「何か聞こえないか?」と言いました。ハリーが耳を澄ますと闇の中からこちらに向かって大きな言いようのない不気味な音が伝わって来たのでした。そしてその次に異変に気がついたのはリー・ジョーダンでした。

「湖だ!湖を見ろよ!」

月明かりを浴びてまるで引き上げられた難破船のようなどこか骸骨のような感じのする船が湖の水面に浮上して来ました。そして船を降りて全員を率いて来た男1人だけが髪の毛と同じ滑らかな銀色の毛皮を着ていたのでした。

「ダンブルドア!」
「やあやあ。しばらく。元気かね」

「元気一杯じゃよ。カルカロフ校長」

坂道を登りながら男が朗らかに声をかけました。そしてダンブルドアが挨拶を返しました。ダームストラングの校長カルカロフの声は耳に心地よく上滑りに愛想がいいものでした。城の正面扉から溢れ出る明かりの下に・・・

カルカロフが入った時ダンブルドアと同様に痩せて背の高い姿が見えました。しかし銀髪は短く先の縮れた山羊髭は貧相な顎を隠し切れていませんでした。カルカロフは城を見上げ微笑みました。しかしハリーは気づいたのです。

目が笑っていない。冷たくて抜け目のない目のままでした。ところがこの後カルカロフが「風邪気味なので」と言って城内に先に招き入れようとした青年を見てロンだけではなく数多のホグワーツの生徒が狂喜乱舞したのでした。

「クラムだぜ、ハリー!ビクトール・クラム!」

最後に
この後ビクトール・クラム君はハーマイオニーを巡ってロンが一方的に激しく火花を散らしたり、ビルとフラーの結婚式に出席してハリーに「死の秘宝」のヒントをくれたりと数々の意外な場面で活躍をしてくれるんですよね。

そんなわけで今回は第4巻「炎のゴブレット」の思いっ切り途中で終了する事になってしまいました。この続きは3月の下旬頃にやろうかな?と思っている所です。
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