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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!今日から3週間ぶち抜きで第4巻「炎のゴブレット」のシリウスをゆっくりとそしてじっくり振り返ってみたいと思います。真夜中に突然額の傷痕に痛みが走って「こんな時に父親か母親のような相談に乗ってくれる大人の魔法使いがいたら」とハリーが考えていると脳裏に浮かんだのが・・・(全3項目)

3-1.シリウスへの思い
夏休みも残り2週間。そしてクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を2日後に控えた日の未明にハリーは額の傷痕に痛みが走って目が覚めました。7月の31日にロンとハーマイオニーから届いた誕生日カードを眺めながら・・・

この事を2人に話したら何と言うだろう?と考えを巡らせていた時ハリーは「誰か父親か母親のような人が欲しい」と思いました。大人の魔法使いで「こんな馬鹿な事を」と思わずに相談に乗ってくれる人がいたらいいのにと。

こういう時に闇の魔術の経験があって自分の事を心配してくれる誰かがいたらいいのに。するとハリーの脳裏に浮かんだのがシリウスだったのです。こんな簡単で明白な事を思いつくのに何故こんなに時間がかかったのだろう?

ハリーは自分でもまだ驚いていました。しかし実はそんなに驚くほどの事ではないかもしれない。そもそもシリウスがアズカバンを脱獄して来たのはハリーを殺害するためではなく助けるためだったとハリーが知ったのは・・・

ほんの2ヵ月前の事だったのです。あの輝かしい1時間の間「叫びの屋敷」から学校の校庭に戻って来る途中でハリーはシリウスから「一緒に暮らさないか?」と言われたのです。ダーズリー一家と別れられるとそう思ったのです。

ところがそのチャンスはたちまち奪われてしまいました。シリウスの無実を証明するピーター・ペティグリューことワームテールが逃げてしまったのです。そのためシリウスは再び逃亡生活をする事を余儀なくされたのでした。

ワームテールを逃がしさえしなければシリウスと暮らす事ができた。その思いが夏休みに入ってからハリーの脳裏から離れませんでした。一度は抱いた希望が打ち砕かれてハリーはプリベット通り4番地に戻って来るのは・・・

この家に戻って来るのは2倍も辛かったのです。

3-2.シリウスの存在
一緒に暮らせはしないもののシリウスはハリーの役に立っていました。これまでと違って全ての学用品を部屋に持ち込む事ができたのもシリウスのお陰でした。去年まではダーズリー一家が決してそれを許してくれませんでした。

ダーズリー一家は常々ハリーを極力惨めにしておきたいという思いがある上にハリーの魔法力を恐れていました。そのため夏休みになるとハリーの学校用のトランクを階段下の物置に入れて鍵をかけてしまっていたのでした。

ところがあのマグルのニュースでも報道された危険な殺人犯シリウス・ブラックがハリーの名付け親だと判った途端ダーズリー一家の態度が一変したのです。シリウスが実は無実だという事をダーズリー一家に告げるのを・・・

ハリーは都合良く忘れる事にしたのでした。プリベット通り4番地に戻ってからハリーはシリウスの手紙を2回受け取りました。いずれも手紙を届けたのはふくろうではなく派手な色をした大きな南国の鳥が運んで来たのでした。

ハリーはこのシリウスの手紙を持って来る鳥が好きでした。椰子の木や白い砂浜の気分にさせてくれるからです。シリウスがどこにいようとも元気で暮らして欲しいとハリーは願ったのでした。手紙が途中で他人の手に・・・

渡る事も考えられるのでシリウスは自身の居場所を明かしませんでした。強烈な太陽の光の下では吸魂鬼が長生きしないような気がハリーはしました。多分そういう理由でシリウスも南に行ったのではとハリーは思ったのでした。

シリウスの手紙はベッドの下の床板が緩くなった所に隠していました。この隙間はとても役に立ちます。どちらの手紙も元気そうで「必要な時にはいつでも連絡するように」と念押ししてくれていました。今こそまさにその時だ。

よし!シリウスに手紙を書こう!

3-3.シリウスに手紙を
夜明け前の冷たい灰色の光がゆっくりと部屋に忍び込み机の灯りが薄暗くなるように感じられて、太陽が昇り部屋の壁が金色に映えバーノン叔父さんとペチュニア叔母さんの部屋から人の動く気配が始まった頃にハリーは・・・

シリウスへの手紙を書き終えました。その内容はまず先回手紙を貰った時に届けた鳥が大きくて窓から入るのがやっとだったという事に続いてダドリーのダイエットが相変わらず上手くいっていない事が綴られていたのでした。

そして僕は大丈夫です。それと言うのもハリーが頼めばシリウスがやって来て自分たちをコウモリに変えてしまうかもしれないとダーズリー一家全員が怖がっているからです。そしてここでようやく本題に入ったというわけです。

でも今朝気味の悪い事が起こりました。傷痕がまた痛んだのです。この前傷んだのはヴォルデモートがホグワーツにいたからでした。でも今は僕の身近にいるとは考えられません。そうでしょう?呪いの傷痕というのは・・・

何年も後に痛む事があるのですか?ハリーはこう書いて最後にシリウスと一緒に逃亡したヒッポグリフの「バックビークによろしく」と結んで手紙を書き終えたのでした。夢で見た光景の事は書きませんでした。この時は・・・

まだ夢の内容の重要性に気づいていなかったのです。

今日の最後に
私はこのハリーがシリウスに宛てて書いた手紙の中でいつも気になるのがハリーがプレイステーションの事を「これはゲームをして遊ぶコンピューターのような物です」と説明している所なんですよね。それと言うのも・・・

シリウスは12年間もアズカバンに閉じ込められて要するに浦島太郎状態なので「この説明でシリウスはプレイステーションの事を理解できたのだろうか?」と心配になってしまうんですよね。しかしシリウスにとっては・・・

ダドリーのダイエットが上手くいっていない事もダーズリー一家全員が自分を恐れている事もどうでもいい事だったのです。最も重要な知らせはハリーの額の傷痕に痛みが走った事でした。ところがハリーがシリウスの・・・

返事の手紙を受け取ったのは・・・

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