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ハリーは「ダンブルドアはほとんど奇跡を願っている」と思いました。それというのも2人とも「これ以上の憎しみはない」という目つきで睨み合っていたからです。ハリーもロンもハーマイオニーも「この2人」が互いを憎悪する気持ちがどれだけ激しくて凄まじいものかは知り抜いていました。そこでダンブルドアは・・・(全3項目)

3-1.スネイプと!
シリウスが黒い犬から元の姿に戻るとウィーズリーおばさんは叫び声を上げてベッドから飛び退き、シリウスを指差して「シリウス・ブラック!」と金切り声を上げました。その一方で叫びも飛び退きもしなかったものの・・・

怒りと恐怖の入り交じった形相で負けず劣らず嫌悪の表情を見せていたのがスネイプだったのです。スネイプはシリウスを見て「こやつ!」と言った後に「奴が何でここにいるのだ?」と言ったのでした。それに対して・・・

ダンブルドアはシリウスとスネイプの2人を交互に見ながら「わしが招待したのじゃ」と言ったのでした。そしてダンブルドアは自分は2人とも信頼している。そろそろ2人とも昔のいざこざは水に流して互いに信頼すべきだ。

ハリーはダンブルドアの言う事を聞いて「ダンブルドアはほとんど奇跡を願っている」と思いました。シリウスもスネイプも互いに「これ以上の憎しみはない」という目つきで睨み合っていたからです。そんな2人を見て・・・

ダンブルドアは・・・

3-2.ダンブルドアの苛立ちと妥協
ハリーもロンもハーマイオニーもちょうど1年前の6月にシリウスとスネイプが「叫びの屋敷」で対面した時の様子を見ているので、2人の互いを憎悪する気持ちがとれだけ激しくて凄まじいものかという事は知り抜いていました。

ピーター・ペティグリューがホグワーツにいる。闇の陣営が再び力を得たとの知らせが少しでも耳に入ったら行動を起こせる完璧な態勢だ。味方の力に確信が持てたら途端に襲えるよう準備万端だ。この思いを胸に抱いて・・・

この事だけを一途に思い詰めてアズカバンを脱獄したシリウスだったのですが、ルーピンがスネイプの名前を口にした時だけはスキャバーズから視線を外して「スネイプだって?スネイプが何の関係がある?」と訊いたのでした。

「叫びの屋敷」で対峙した時のシリウスとスネイプの顔に浮かんだ憎しみは甲乙つけ難い激しさでした。その時のスネイプの目にはハリーが今まで見た事のない狂気の光がありました。それほどシリウスの事を憎んでいたのです。

「妥協するとしよう」

ダンブルドアは声に少しだけ苛立ちを滲ませながらこう言いました。そして「あからさまな敵意をしばらく棚上げにするという事でもよい」と持ちかけました。シリウスとスネイプは同じ陣営なのだから握手するのじゃと・・・

時間もない。真実を知る数少ない我々が結束して事に当たらないと望みはないとダンブルドアが2人に言うと、互いの不幸を願っているかのようにギラギラと睨み合っていたシリウスとスネイプはゆっくりと歩み寄ると・・・

握手しました。そしてあっという間に手を離しました。ダンブルドアは2人の間に立つと「当座はそれで十分じゃ」と言ったのでした。

3-3.ルーピンの元へ
こうしてシリウスとスネイプの間にどうにか必要最低限の和解が成立した事を受けてダンブルドアは2人に「それぞれにやってもらいたい事がある」と言ったのでした。こうなる事を予想していなかったわけではないが・・・

魔法大臣コーネリウス・ファッジがあのような態度を取って来るのであれば全てが変わって来る。ダンブルドアはこう言ってシリウスに対して昔の仲間に警戒体制を取るよう伝えるべく即座に出発して欲しいと要請したのでした。

ダンブルドアはリーマス・ルーピンにアラベラ・フィッグとマンダンガス・フレッチャーの3名の名前を挙げました。その上でいずれ自分からも連絡するからしばらくの間はルーピンの所に潜伏していてくれと言ったのでした。

しかし「でも」とハリーは言ったのでした。シリウスにはまだいて欲しかった。こんなに早く別れを言いたくありませんでした。しかしシリウスはハリーを見て「またすぐ会えるよ」と言ったのでした。約束するとも言いました。

しかし私は自分にできる事をしなければならない。判るねと諭すように言いました。ハリーがためらいがちに「もちろん判ります」と言うとシリウスはハリーの手を強く握りダンブルドアのほうに頷くと黒い犬に変身して・・・

前脚で扉を開けて医務室を後にしたのでした。

最後に
そんなわけで3週間の超ロングランになった4巻のシリウスでした。しかし書き終えてみると完全にペース配分を間違えてしまうという結果になってしまいました。そのためシリーズ最終回の文章がとっても短くなっています。

今にして思えばハリーたち3人がシリウスの隠れ家を訪れた所の分量をもっと多く取れば良かったと思いました。でもあれでも記事を書く前には「こんなに書く事があるのだろうか?」と思ったのも確かな事なんですよね。(汗)

言うまでもない事かもしれませんがダンブルドアは当然ヴォルデモートが配下の死喰い人を呼び出す時は「闇の印」を使うという事を知っていてスネイプには「印が焼けてもすぐに行くな」と事前に言っていたというわけです。

それはシリウスを引き合わせるためだったというわけなんですよね。
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