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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

自分は出来損ないのスクイブだからティーバッグ1つ変身させた事もない。だからハリーを助けてやれる事はできないからと言ってフィッグばあさんはハリーを急かしてプリベット通り4番地に向かったのでした。するとそこに本来ならハリーの代わりに吸魂鬼を撃退していなくてはならない男が現れて・・・(全3項目)

3-1.急かすフィッグばあさん
ハリーは何とかダドリーを立ち上がらせました。しかしダドリーは気絶しかけているようでした。その小さな目がぐるぐると回って額には汗が噴き出していました。ハリーはダドリーの巨大な肩の片方を自分の肩に回して・・・

引きずるようにして表通りに向かいました。フィッグばあさんはヒステリックに「急ぐんだ!」と言うと2人の前をちょこまか走って路地の角では不安げに表通りを伺ったのでした。ウィステリア・ウォークに入る時には・・・

「杖を出しときな」

フィッグばあさんが言うには機密保持法なんてもう気にしなくていいそうです。どうせ滅茶苦茶に高いつけを払う事になるからなんだそうです。そしてもう一度自分は役立たずなんだから杖を下ろさないようにと言ったのでした。

そうは言っても杖を掲げながら同時にダドリーを引っ張って行くのは楽な事ではありませんでした。しかしハリーは歩き続けながらフィッグばあさんに「スクイブだって事をどうして教えてくれなかったの?」と訊いたのでした。

ずっとフィッグばあさんの家に行ってたのに?どうして何にも言ってくれなかったの?そう訊くハリーにフィッグばあさんは「ダンブルドアのお言いつけさ」と答えたのでした。フィッグばあさんはハリーを見張っていました。

けれども何も言わない事になっていた。ハリーが若過ぎたという事もあった。しかしハリーが自分の所に来るのが「楽しい」なんて思ったりしたら、ダーズリー一家はハリーを預けなかったとフィッグばあさんはそう言うのです。

すると「バシッ」という大きな音がして・・・

現れた男は?

3-2.怒るフィッグばあさん
酒臭さとむっとするタバコの臭いがあたりに広がって、ボロボロの外套を着た無精ひげのずんぐりした男が目の前に姿を現わしました。ガニ股で短足。長い赤茶色のざんばら髪。それに血走った腫れぼったい目はまるで・・・

バセット・ハウンド犬の悲しげな目つきを思わせました。手には銀色の物を丸めて握り締めていました。ハリーはそれが「透明マント」だとすぐに判りました。男はフィッグばあさんにハリーそしてダドリーと見つめると・・・

「どーした、フィギー?正体がばれねえようにしてるはずじゃねえのかい?」

フィッグばあさんが怒りに猛りながら吸魂鬼が現れたんだと言うと、マンダンガス・フレッチャーはオウム返しに「吸魂鬼?ここにかい?」と仰天して言ったのでした。そして再びフィッグばあさんを見てハリーを見ると・・・

繰り返し「とんでもねえこった」と言いました。マンダンガスはどうにも身の置き場がないようでした。ここでフィッグばあさんの怒りが爆発したのでした。フィッグばあさんは手提げ袋を抱えたほうの腕を振り上げると・・・

マンダンガスの顔と首のあたりを張り飛ばしました。袋の中にはキャット・フーズの缶詰が入っているようで「ガンッ」という音がしたのでした。フィッグばあさんが缶詰入り買い物袋をぶん回してマンダンガスを打つと・・・

「痛え-やーめろ-やーめろ。このクソ婆あ!誰かダンブルドアに知らせねえと!」

「その-通り-だわい!」

マンダンガスは身をすくめて腕で顔を覆いながら「とさかを立てるなって!」と言いましたが、フィッグばあさんの怒りは収まらず相変わらず言葉を途切れがちにしながら「お前がダンブルドアに知らせろ!」と言ったのでした。

そしてまた「バシッ」という音がしてマンダンガスの姿は消えました。フィッグばあさんは怒り狂って「ダンブルドアがあいつを死刑にすりゃいいんだ!」と言い放ったのでした。そしてハリーに対しても怒りの矛先を・・・

フィッグばあさんはハリーに「早く。何をぐずぐずしてるんだい?」と言って来ましたが、半死半生のダドリーを抱えて既に息絶え絶えのハリーは「これ以上の息の無駄使いはやめよう」と判断してフィッグばあさんへの・・・

反論は控える事にしたのでした。

3-3.ハリーを振り切って
4番地に近づいて来るとフィッグばあさんの怒りも幾分かは収まったようです。プリベット通りに入って来るとハリーに「戸口まで送るよ」と言ってくれたのでした。そして連中つまり吸魂鬼がまだその辺にいるかもしれない。

そしてまた全く何てひどい事なんだ。ハリーは自分で吸魂鬼を撃退しなきゃいけなかった。ダンブルドアは「どんな事があってもハリーに魔法を使わせるな」と自分にも言ってたのにと嘆く事しきりでした。それを聞いて・・・

ハリーはフィッグばあさんに「それじゃダンブルドアはずっと僕を追けさせてたの?」と訊いたのでした。するとフィッグばあさんは急き込んで「もちろんさ」と答えたのでした。それは6月にあんな事があっというのに・・・

ハリーを1人でほっておくわけがないとフィッグばあさんは言うのです。フィッグばあさんはさらにハリーに「あんたもう少し賢いと思っていたよ」とも言ったのでした。こうして話している内に2人は4番地に到着したのでした。

「誰かがまもなくあんたに連絡して来るはずだ」と言うフィッグばあさんにハリーが「おばあさんはどうするの?」と訊くとフィッグばあさんは「真っ直ぐ家に帰る」と答えました。そして指令が来るのを待たなきゃいけない。

フィッグばあさんはハリーに「とにかく家の中にいるんだよ。おやすみ」と言うとスリッパをパタパタさせ手提げ袋をカタカタ鳴らしながら「待って。まだ行かないで!僕知りたい事が」と呼びかけるハリーを振り切って・・・

夜の闇に消えて行ってしまいました。ダンブルドアと接触のある人なら誰でもいいから訊きたい事が山のようにあったのです。しかたなくハリーはダドリーを背負い直すと4番地の庭の小道をゆっくりと歩いて行ったのでした。

今日の最後に
先回の記事でも言ったようにフィッグばあさんについては未解決のままで終わった謎が幾つかあります。ここで問題になって来るのが「フィッグばあさんはダンブルドアとどうやって連絡を取っていたのか?」という事ですよね。

ダンブルドアのほうから連絡をする時には例の「守護霊を使う」という手段があります。平和な時ならふくろう便でいいのですがヴォルデモートが復活してしまった今のこの状況下では途中で傍受される恐れが生じて来ますよね。

それならフィッグばあさんは待つしかないのでしょうか?それともフィッグばあさんも両面鏡を持っていたのかも?あるいは飼っている猫つまりニーズルに手紙を運ばせるという手段もありますよね。そうだったんでしょうか?

こうして色々想像を巡らせてみるのも楽しいと言えるのかもしれませんね。(笑)

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