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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

不死鳥の騎士団の創立時のメンバーだったりヴォルデモート卿が消え去った時には流れ星を土砂降りにしてみたり、ヴォルデモートが復活した直後には先発護衛隊の1人としてプリベット通り4番地を訪れたディーダラス・ディグルだったのですが、ハリー最終学年の年度には再びプリベット通り4番地に・・・(全3項目)

3-1.再びプリベット通りに
不死鳥の騎士団の創立時のメンバーの1人でヴォルデモート卿が消え去り、ハリーが魔法界のヒーローになった日には流れ星を土砂降りにしてマグルのニュース番組に取り上げられ、ハリーがホグワーツに入学する以前に・・・

ハリーと会ってお店の中でハリーにお辞儀をしたという経歴を持ち、ハリー11才の誕生日に「漏れ鍋」で初めてハリーと会話を交わし、ヴォルデモート復活直後には先発護衛隊の1人としてプリベット通り4番地を訪れたのでした。

そんなディーダラス・ディグルが再びプリベット通り4番地を訪問しました。玄関の呼び鈴が鳴ってハリーが部屋を出て階段を下り玄関の扉を開けると、興奮した甲高い声と共に藤紫色のシルクハットを被った小柄な男が・・・

「ハリー・ポッター!またまた光栄の至り!」

深々とお辞儀をするディーダラス・ディグルに「ありがとうディーダラス」と言った後、ハリーは同行して来たヘスチア・ジョーンズに少し照れくさそうに笑いかけながら、2人に向かってこう言ったというわけなんですよね。

「お二人にはお世話になります。叔父と叔母と従兄弟はこちらです」

今回ディーダラス・ディグルとヘスシア・ジョーンズはダーズリー一家の身の安全を確保するために、一家を迎えにプリベット通り4番地にやって来たのです。ディーダラス・ディグルはずんずん居間の中に入って行くと・・・

「これはこれはハリー・ポッターのご親戚の方々!」

とそれはそれはうれしそうに挨拶をしたのですが・・・

3-2.張り切るディーダラス・ディグル!
ダーズリー一家、中でもとりわけバーノン叔父さんの本性を知らないディーダラス・ディグルは大張り切りでした。荷造りができている事を確認するとディーダラスは「結構!結構!」と一家に声をかけるとチョッキから・・・

チョッキのポケットから巨大な懐中時計を取り出して時間を確かめながら「我々はハリーより先に出発します。この家で魔法を使うと危険ですから。ハリーはまだ未成年なので魔法省がハリーを逮捕する口実を」などと・・・

そして自分たちは車で15キロあまり走りダーズリー一家のために不死鳥の騎士団が選んでおいた、安全な場所へと「姿くらまし」すると一家の移動の段取りを説明した後、ディーダラスはバーノン叔父さんにこう尋ねたのでした。

「車の運転は確かおできになりますな?」

ディーダラスは丁寧な口調でしたがバーノン叔父さんにとってはそれがかえって嫌味に聞こえたようでした。叔父さんは唾を飛ばしながら「おできに?むろん運転はできるわい!」と答えました。するとディーダラスは・・・

「それはまた賢い。実に賢い。私なぞあれだけボタンやら丸い握りやらを見たら頭がこんがらがりますな」

ディーダラス・ディグルはバーノン叔父さんを誉め上げているつもりに違いないようでした。しかしバーノン叔父さんは会社に出勤するのに毎日車を使っているわけですから、車の運転など日常的で極々当たり前の事なのです。

ディーダラスは何かを言うたびにバーノン叔父さんの信頼を失っていきました。バーノン叔父さんは口髭をわなわなと震わせながら「運転もできんとは」と小声で呟いていました。しかし幸いな事にディーダラス本人にも・・・

一緒に来たヘスシア・ジョーンズにも聞こえていませんでした。するとさらにディーダラスが話し続けたのでした。何でも手はずにちょっと変更があってハリーはここで護衛を待っていて欲しいとの事でした。それを聞いて・・・

ハリーが事前に聞いていた予定はマッド・アイ・ムーディ1人が来て「付き添い姿くらまし」でハリーを連れて行くという事だったのです。するとそれまで「さっぱり分らない」という顔で聞いていたダーズリー一家は・・・

3-3.出発の時
突然「急げ!」と怒鳴るキーキー声でダーズリー一家は飛び上がりました。ハリーが部屋中を見回して声の主を探すとそれはディーダラスの懐中時計でした。ディーダラスは時計に向かって頷きそれをチョッキにしまうと・・・

「その通り。我々は非常に厳しいスケジュールで動いてますんでね」

ディーダラスの説明によると騎士団はハリーがこの家を出発する時刻とダーズリー一家が「姿くらまし」する時刻を合わせようとしているのだそうです。そうすればこの家を保護している呪文が破れるのと同時に一家は・・・

全員が安全な所に向かっているという算段になっているというわけです。ディーダラスはダーズリー一家のほうに向き直り「準備はよろしいですかな?」と訊きましたが誰も答えませんでした。特にバーノン叔父さんは・・・

愕然とした表情でディーダラスのチョッキの膨らんだポケットを睨みつけたままだったのです。するとヘスチア・ジョーンズがディーダラスに「私たちは玄関ホールで待っていたほうが」と囁いたのでした。それはつまり・・・

ハリーとダーズリー一家が別れを惜しむ場面に同席するのは無粋だと思ったようです。ハリーは「そんな気遣いはいりません」と言いかけましたが、バーノン叔父さんの「さあ小僧。ではこれでおさらばだ」の一言で・・・

それ以上説明する手間が省けたのでした。この後ダーズリー一家の態度を見てヘスチア・ジョーンズが憤慨するやら、目の前の状況が理解できずディーダラス・ディグルは呆然と一部始終を眺めていたのでした。それでも・・・

ペチュニア叔母さんとダドリーをチラリと見つつハリーが「何もかも上手く行くといいけど」と言うと、ディーダラス・ディグルは「私たちはきっと大の仲良しになりますよ」と明るく言って部屋の入口でシルクハットを・・・

振ると部屋を出て行きました。ディーダラス・ディグルに続いてヘスチア・ジョーンズも出て行ったのでした。

最後に
そんなわけでダーズリー一家が不死鳥の騎士団の保護下に入り、一家を保護あるいは補佐する任務に就いたのがディーダラス・ディグルとヘスチア・ジョーンズだったというわけなんですよね。おそらく最初の内は一家は・・・

ダーズリー一家はディーダラス・ディグルとヘスチア・ジョーンズが杖を取り出すたびにビビって身を縮めたり硬直したりしていたのでしょうが、やがては「魔法もちゃんと使えば便利なものなんだ」と認識を新たにして・・・

魔法に対する誤解も払拭してディーダラスが言う通りダーズリー一家とは大の仲良しになったんじゃないかなと私はそう思いますね。(笑)

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