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ハリーは「第1の課題」の直前にシリウスからその可能性を示唆された時。三大魔法学校対抗試合が今年ホグワーツで行なわれる事を知っている魔法省の職員バーサ・ジョーキンズが、ヴォルデモートとばったり出会うなんて到底考えられないと言っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.捜索は開始したものの
パーシーにアーサー氏にクラウチ氏さらにはシリウスまでもが関心を寄せるバーサ・ジョーキンズの消息だったのですが、やはり新聞に報道されるぐらいなので多くの人がバーサ・ジョーキンズの事を気にしていたようですね。

「バーサ・ジョーキンズの事は何か判ったのですか?」

1月半ばにホグズミード行きが許可された時ハリーは「三本の箒」でバグマンと話す機会を持ちました。ハリーは遅いぐらいだと思いましたが、バグマンもようやく重い腰を上げてバーサ・ジョーキンズの捜索を始めたようです。

バグマンの説明によると不思議な事にバーサ・ジョーキンズはオーストラリアではなく確かにアルバニアに到着していたそうです。そこでまたいとこに会ってその家を出ておばさんに会うために南に向かった。それから・・・

おばさんに会いに行く途中で影も形もなく消えたんだそうです。バグマンは「駆け落ちするタイプには見えないのだが。何が起こったやらさっぱり分らん」と言っていたのでした。ところがそこでバーサ・ジョーキンズは・・・

見るはずのない人間を偶然見てしまい出会ってはいけない人物と遭遇してしまったというわけなんですよね。

それは・・・

3-2.恐れていた事が・・・
ハリーは「第1の課題」の直前に寮の談話室の暖炉で話した際にシリウスがその可能性を示唆した時。バーサ・ジョーキンズがヴォルデモートにばったり出会うなんて到底考えられないと言っていました。ところがそれが・・・

ルーピンとシリウスに正体をバラされてホグワーツから逃げ出したピーター・ペティグリューことワームテールは、ヴォルデモートが隠れているとの噂が長年流れているアルバニアに向かいました。そこで立ち寄った旅籠で・・・

食べ物欲しさに立ち寄った旅籠でワームテールは何と魔法省の職員に出会ってしまったのです。ワームテールは「ここで自分の運もついに尽きたか」と一瞬思いましたが、ワームテールはその職員を言葉巧みに説得して・・・

連れて来られたその職員バーサ・ジョーキンズはヴォルデモートにしてみれば「災い転じて福と成す」という事になってくれたのでした。バーサ・ジョーキンズはまさに「情報の宝庫」になってくれたというわけなんですよね。

バーサ・ジョーキンズは今年ホグワーツで三大魔法学校対抗試合が行われる事をヴォルデモートに話しました。ヴォルデモートが連絡を取りさえすれば喜んで助けてくれるであろう忠実な死喰い人を知っているとも話しました。

しかしその結果。

バーサ・ジョーキンズにかけられていた「忘却術」を破るのにヴォルデモートが使った方法は強力でした。そのため有益な情報を引き出した後のバーサ・ジョーキンズは心も体も修復不能なまでに破壊されてしまっていたのです。

バーサ・ジョーキンズはもはや用済みでヴォルデモートが取り憑く事もできませんでした。そのためヴォルデモートは・・・

バーサ・ジョーキンズを処分つまり殺害したのでした。

3-3.事の真相
魔法法執行部の部長で「次の魔法大臣の有力候補」と言われていたバーテミウス・クラウチが、息子をアズカバンから助け出したりしなければこんな事は起こらなかったのです。ヴォルデモートが復活する事はありませんでした。

その日バーサ・ジョーキンズが書類にサインを貰うため家を訪れた時にはクラウチ氏は不在でした。屋敷しもべ妖精のウィンキーが中に通して台所に戻りました。何故ならそこにはアズカバンから助け出した息子がいたからです。

バーサ・ジョーキンズはウィンキーが誰かに話をしているのを聞きました。そして調べるために入って来たのです。その結果「透明マント」に隠れているのが誰なのかが十分に想像できるほどの話の内容を聞いてしまったのでした。

クラウチ氏が帰宅して来るとバーサ・ジョーキンズはクラウチ氏を問い詰めました。そこでクラウチ氏はバーサ・ジョーキンズが知ってしまった事を忘れさせるため強力な「忘却術」をかけたのでした。あまりに強すぎて・・・

クラウチ氏は「あの女の記憶は永久に損なわれた」と言ったのでした。クラウチ・ジュニアがヴォルデモートを探し出そうとするのをその父がさせないように邪魔している。その事をバーサ・ジョーキンズから聞き出して・・・

「ご主人様が俺を探しにおいでになった」

ある日の夜遅くヴォルデモートはワームテールの腕に抱かれてクラウチの家を訪れました。ヴォルデモートは今年ホグワーツで三大魔法学校対抗試合が行われる事に加え「闇祓い」のマッド・アイ・ムーディが教える事も・・・

バーサ・ジョーキンズから聞き出していました。そこでヴォルデモートは自分のために「あらゆる危険を冒す覚悟があるか?」とクラウチ・ジュニアに訊きました。こうしてクラウチ・ジュニアはムーディに成り済まして・・・

それと気取られずにハリー・ポッターを誘導する召使いが必要だったのです。ハリー・ポッターを監視する召使い。ハリー・ポッターが確実に優勝杯に辿り着くようにする召使い。優勝杯を「移動キー」にしてハリーが・・・

ヴォルデモートのいる所に連れられて来る。こうして計画を組む事ができたのもバーサ・ジョーキンズの情報のお陰というわけなんですよね。こうして事が成就しヴォルデモートが復活を遂げた事をクラウチ・ジュニアは・・・

「真実薬」で全てを話したのでした。

最後に
第4巻「炎のゴブレット」の冒頭章でヴォルデモートは「強力な魔法使いなら忘却術は破る事ができる」と言っていますね。つまり当然の如くバーテミウス・クラウチ氏もその事を知っていたというわけです。そのため・・・

クラウチ氏は「誰かがバーサ・ジョーキンズにかけた忘却術を破って息子を自宅に隠している事が露見したら」という事を恐れていたというわけなんですよね。だから部下のパーシーに「個人的に関心がある」と言ったのです。

それはヴォルデモートよりむしろ魔法省の他の職員に知られてしまったら?行方不明になっていたバーサ・ジョーキンズが姿を現わし取り調べの過程でそれがもし明らかになってしまったら?クラウチ氏が恐れていたのは・・・

そっちのほうだったと私はそう思いますね。しかしさらに最悪の結果となりクラウチ氏は命を落とす事になってしまったのです。
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