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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

こうして同じ「移動キー」でクィディッチ・ワールドカップの競技場に隣接するキャンプ場に来たハリーたち一行とエイモス・セドリック父子だったのですが、それぞれ宿泊するキャンプ場が違うという事で別れを告げたのでした。ところがハリーは思ってもみなかった場面で再び会う事になったのです。(全3項目)

3-1.今にして思えば
移動キーのあるストーツヘッド・ヒルを目指している時にハリーが「マグルたちに気づかれないようにみんな一体どうやってそこに行くんですか?」と訊くのに対してアーサー氏は溜め息をつきながら最初にこう答えていますね。

「組織的な大問題だったよ」

アーサー氏が言うには約10万人もの魔法使いがワールドカップを観戦に来る。当然の事だがその全部を収容できる魔法施設がない。そこで人里離れた格好な荒地を探し出して出来る限りのマグル避け対策を講じたとの事でした。

魔法省を挙げて何ヵ月もこの問題に取り組んで来たそうです。1度に大勢の魔法使いが移動するとマグルに気づかれる可能性が高くなる。だから到着時間を少しずつずらしたんだそうです。そこで安い切符を手にした人は・・・

2週間前に着いていないといけない。ハリーにハーマイオニーを含めたウィーズリー一家一行は席が貴賓席だったため試合当日の移動という事になったというわけです。つまり今にして思えばエイモスにセドリック父子は・・・

ハリーたち一行と一緒にワールドカップの競技場に向かいました。エイモス氏はストーツヘッド・ヒルの頂上で会った際にアーサー氏に「2枚で金貨一袋分くらいはした」と言っていますからどうやら切符を購入したようですね。

それでも当日の移動だったという事はかなりいい席の切符が手に入ったという事になりますよね。つまりきっとエイモス氏は自分と息子のセドリックの分の2枚それもいい席のチケットを取るために相当頑張ったんでしょうね。

3-2.闇の印の下で
こうして同じ移動キーで一緒にクィディッチ・ワールドカップの競技場に来たハリーたち一行とエイモスにセドリック父子だったのですが、それぞれ宿泊するキャンプ場が違うという事で別れを告げたというわけなんですよね。

ところが・・・

試合終了後キャンプ場で死喰い人の残党と思われる集団がマグルの一家を拉致して宙に浮かせた挙句に空に「闇の印」が打ち上げられるという事件が起きたのです。しかもハリーたち3人は打ち上げられた印の真下にいたのです。

3人が空き地を出ようとすると「ポン」という音が立て続けにしたかと思うと目の前に20人の魔法使いが現れてハリーたちを包囲したのです。しかもその全員が杖を構えていたのでハリーは考える余裕もなく叫んだのでした。

「伏せろ!」

ハリーはとっさにロンとハーマイオニーを掴むと地面に引き下ろしました。すると20人の杖先から一斉に失神光線が発射されたのです。そしてその直後には聞き覚えのある声が「止めてくれ!私の息子だ!」と叫んだのでした。

アーサー氏の次に声を発したのは今年度魔法省に就職したパーシーの上司のバーテミウス・クラウチ氏でした。その次が長いウールのガウンを着た魔女で、その次に発言をしたのがエイモス・ディゴリー氏その人だったのです。

ウールのガウンの魔女が「遅すぎるわ。もう姿くらまししているでしょう」と言うのに対してエイモス氏は「そんな事はない。失神光線があの木立を突き抜けた。犯人に当たった可能性は大きい」と言って肩をそびやかし・・・

杖を構えてエイモス氏は空き地を通り抜けて暗闇へと突き進んで行きました。何人かの魔法使いがエイモス氏に向かって「気をつけろ!」などと警告をしていました。ハーマイオニーは口を手で覆ったまま闇に消えて行く・・・

エイモス氏を見送りました。数秒後エイモス氏の叫ぶ声が聞こえました。木立の中に誰かがいて気を失っている。エイモス氏は犯人と思われる何者かを捕まえたと言うのです。小枝が折れたり木の葉が擦れ合う音がして・・・

ザックザックという足音と共にエイモス氏が再び木立の中から姿を現わしたのでした。その両腕には小さくてぐったりした何かを抱えていました。それはクィディッチ・ワールドカップの競技場の貴賓席で席を取っていた・・・

屋敷しもべ妖精のウィンキーだったのです。

3-3.クラウチ氏に
エイモス氏がその足下にウィンキーを置いた時クラウチ氏は身動きもせず無言のままでした。魔法省の役人の目が集まる中クラウチ氏は数秒間は蒼白な顔に目だけをメラメラと燃やしウィンキーを見ながら立ちすくしていました。

やがてクラウチ氏はようやく我に返ったように「こんな-はずは-ない-絶対に-」と途切れ途切れに言葉を言いながら、荒々しい歩調でウィンキーが見つかったあたりへと歩いて行きました。それを見てエイモス氏は・・・

「無駄ですよ。クラウチさん。そこには他に誰もいない」

エイモス氏は背後からクラウチ氏にこう声をかけたのでした。しかしクラウチ氏はエイモス氏の言葉を鵜呑みにはできないようでした。激しく動き回ると木の葉をガサガサと言わせながら茂みを掻き分けて探していたのでした。

ぐったりと失神をしたウィンキーを見下ろしてエイモス氏は表情を強張らせながら「何とも恥さらしな。バーティ・クラウチ氏の屋敷しもべとは。何ともはや」と言うとアーサー氏がそっと「辞めてくれ」と言ったのでした。

アーサー氏が言うには「まさか本当にしもべ妖精がやったと思ってるんじゃないだろう?」との事でした。その理由は「闇の印は魔法使いの合図だ。創り出すには杖がいる」という事だったのです。ところがウィンキーは・・・

「そうとも。そしてこの屋敷しもべは杖を持っていたんだ」

エイモス氏は「ほらこれだ」と言うと杖を持ち上げてアーサー氏に見せました。ウィンキーのこの行為は杖の使用規則第3条「ヒトにあらざる生物は杖を携帯し又はこれを使用する事を禁ず」に違反しているとそう言うのです。

この後エイモス氏はウィンキーに・・・

事情を聞く事になったのですが・・・

今日の最後に
実はこの時エイモス氏は木立の中に屋敷しもべ妖精のウィンキーの他にもう1人いるという事に気づいていませんでした。真犯人はウィンキーではなく「その人物」だったのです。クラウチ氏はそちらのほうを探していたのです。

この後エイモス・ディゴリー氏はウィンキーに事情を聞く事になったのですが、そこで意外な事実が明らかになる事になったのです。ところがエイモス・ディゴリー氏が不用意に発した言葉がアーサー氏の怒りを買う事に・・・

それは「闇の印」を創った杖が・・・

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