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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

エイモス氏が「闇の印」が打ち上げられた木立から腕に抱えて来たのは何とクラウチ家の屋敷しもべ妖精のウィンキーでした。さらに驚く事にウィンキーは杖を持っていたのです。ウィンキーは繰り返し何度も「自分はやっていない。やり方を知らない」と主張したのですが・・・(全3項目)

3-1.事情聴取
エイモス氏がアーサー氏にウィンキーが「杖の使用規則第3条に違反している」と説明しているちょうどその時に、魔法ゲーム・スポーツ部の部長のルード・バグマン氏が「姿現わし」で忽然と文字通り姿を現わしたのでした。

するとそこにクラウチ氏が何も持たず収穫なして戻って来ました。幽霊のように蒼白な顔のまま両手も口髭もピクピクと痙攣していました。バグマン氏が「どうして試合に来なかった?」と訊くのに対してクラウチ氏は・・・

自分は忙しかったと答えたのでした。バグマン氏もまたやり方も知らないだろうにと言ってウィンキーが「闇の印」を創ったとは到底考えられないといった感じでした。しかしエイモス氏はバグマン氏に対しても同様に・・・

私が杖を持った姿でウィンキーを見つけたんだと説明をしたのでした。ここでエイモス氏はクラウチ氏に「あなたにご異議がなければ屋敷しもべ妖精自身の言い分を訊いてみたいんだが?」と問いかけたのでした。すると・・・

クラウチ氏はエイモス氏の言葉が聞こえたという反応を全く示しませんでした。エイモス氏はその沈黙を「クラウチ氏は了解した」と取ったようです。そこで杖をウィンキーに向けて「リナベイト!蘇生せよ!」と唱えました。

ウィンキーは微かに動きました。大きな茶色の目が開いて寝呆けたように数回瞬きをしました。そしてゆっくりとエイモス氏を見て次に空に打ち上げられた「闇の印」を見るとウィンキーはハッと息を呑んで周囲を見回し・・・

周りを取り囲む大勢の魔法使いたちを見てウィンキーは怯えたように突然すすり泣きを始めました。エイモス氏はそんなウィンキーに向かって「私が誰だか知っているか?魔法生物規制管理部の者だ」と言って事情聴取を・・・

始めたのでした。

3-2.怒るアーサー氏
厳しい口調で話しかけて来たのが魔法省の魔法生物規制管理部の職員と知ったからなのか?ウィンキーは座ったまま体を前後に揺すり始め激しい息遣いになりました。それを見てハリーはドビーが命令に従わなかった時の・・・

怯えた様子を嫌でも思い出さずにはいられませんでした。エイモス氏はウィンキーに「見ての通り。今しがた闇の印が打ち上げられた。お前はその直後に印の真下で発見されたのだ!申し開きがあるか!」と言ったのでした。

それに対してウィンキーは「私はしていない。やり方を知らない」と答えました。するとエイモス氏は「お前が見つかった時、杖を手に持っていた」とウィンキーの目の前で杖を振り回しながら吼えたのでした。すると・・・

空に浮かぶ印の緑色の光が空き地を照らしました。その灯りが杖に当たった時ハリーは印を創ったその杖が自分の物だという事に気づいたのです。そこで思わずハリーが「あれっ-それ僕のだ!」と口走るとエイモス氏は・・・

その場にいた全員の目が一斉にハリーに集まる中エイモス氏は自分の耳を疑うかのようにハリーに「何と言った?」と訊いたのでした。それに対してハリーが「それ僕の杖です!落としたんです!」と言うとエイモス氏は・・・

「自白しているのか?闇の印を創り出した後で投げ捨てたとでも?」

エイモス氏は信じられないとでも言いたげに「落としたんです?」とハリーの言葉を繰り返した後にこう言いました。するとアーサー氏が怒りで語調を荒げながら「一体誰に向かってものを言ってるんだ!」と言ったのでした。

アーサー氏が「いやしくもハリー・ポッターが闇の印を創り出す事が有り得るか?」と言うと、エイモス氏は気まずそうに口ごもりながら「その通り」と答えた後に「すまなかった。どうかしていた」と謝ったというわけです。

さらにハリーが「自分は印が打ち上げられた所に落としたんじゃない。森に入った直後になくなっている事に気づいたんです」と説明をするとエイモス氏は再びウィンキーに疑いの目を向けて問い詰め始めました。すると・・・

ウィンキーもまた再び自分はその杖で魔法をかけたりしていない。やり方を知らないと同じ主張を繰り返したのでした。さらにウィンキーはその杖は「拾った」と言うのです。するとそこにハーマイオニーが口を挟んで来ました。

ハーマイオニーはウィンキーの声は甲高くて小さいけれど自分たちが聞いた声はずっと太い声だった。そう言うのに対してエイモス氏は「すぐに判る事だ」とそう言うのです。杖が最後にどんな術を使ったのか判るのだそうです。

エイモス氏は杖を掲げると自分の杖とハリーの杖を突き合せて「プライオア・インカンタート!」と唱えました。すると杖の合わせ目から「あの印」が飛び出して来ました。エイモス氏が「デリトリウス!」と唱えると・・・

印は消えました。ウィンキーは引き続き同じ主張を繰り返しました。しかしエイモス氏は勝ち誇った情け容赦ない目で見ながらウィンキーに「お前は現行犯なのだ。凶器の杖を手にしたまま捕まったのだ!」と言い渡したのです。

するとアーサー氏が・・・

3-3.クラウチ氏も
アーサー氏は声を大きくしてエイモス氏に向かって「考えてもみたまえ。あの呪文が使える魔法使いは僅か一握りだ。ウィンキーが一体どこでそれを習ったと言うのかね?」と問いかけました。すると今度はクラウチ氏が・・・

クラウチ氏は一言一言に冷たい怒りを込めて多分エイモス氏が言いたいのは「私が召使いたちに常日頃から闇の印の創り出し方を教えていたとでも?」と言ったのでした。ひどく気まずい沈黙が流れた後にエイモス氏は・・・

エイモス氏は蒼白な顔で言葉を途切れがちにしてクラウチ氏に「そんなつもりは全く」と答えました。クラウチ氏は追い打ちをかけるように今や君はこの空地の中でも最もこの印を創り出しそうにない2人に嫌疑をかけている。

クラウチ氏は噛みつくように「ハリー・ポッターそれにこの私だ」と言い放ちました。さらにクラウチ氏がハリーの身の上は君も重々承知しているだろうと言うとエイモス氏は「もちろんだとも。みんなが知っている」と・・・

エイモス氏はひどくうろたえて口ごもりながら言ったのでした。結局「闇の印」を創った真犯人は証拠を残さないように自分の杖を使わずハリーの杖を使った後に「姿くらまし」して逃げたに違いないという結論になりました。

クラウチ氏はエイモス氏に「通常なら君はウィンキーを役所に連行して尋問したいだろう。しかしながらこの件は私に処理を任せて欲しい」と言ったのでした。エイモス氏はこの提案が気に入らない様子でした。それでも・・・

クラウチ氏は魔法省の実力者なので断るわけにはいかない。そう思ったようです。クラウチ氏はその場でウィンキーに対して「洋服に値する」つまり解雇を言い渡したのでした。そしてアーサー氏がエイモス氏に言って・・・

ハリーはエイモス氏から自分の杖を受け取ってテントに戻って行ったのでした。

今日の最後に
後にハリーたち3人はホグワーツの厨房でドビーに会った際に屋敷しもべ妖精の制度で自分たちはご主人様の秘密を守り沈黙すると言っているんですよね。そのためウィンキーもこの時その規則を遵守して沈黙をしたのです。

クラウチ氏がエイモス氏に対して「ウィンキーの事は私が処理をするので役所には連行しないで欲しい」と言ったのは、当然自分が隠している秘密を明らかにされないようにするためだったのです。その事が巡り巡って・・・

思わぬ形でエイモス氏に撥ね返って来たのです。

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