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フレッドとジョージの2人はホグワーツ卒業後は悪戯専門店を開店したいと考えていました。しかし母親のウィーズリーおばさんが反対していたので、クィディッチ・ワールドカップの時には開業資金を得るために全財産をバグマン氏の賭けに投じたのでした。ところがバグマン氏は・・・(全3項目)

3-1.フレッドにジョージとの関係、その1
イギリスで30年ぶりに開催されたクィディッチ・ワールドカップの決勝戦は大方の予想を裏切って、ブルガリアのビクトール・クラムがスニッチを取ったものの、勝利したのはアイルランドという極めて意外な結果になりました。

試合終了後フレッドとジョージは自分たちの座席の背を跨いで顔中を笑顔にしながら手を突き出しバグマン氏の前に立っていました。それは2人の賭けの予想がものの見事にズバリと的中していたからです。その2人の予想とは?

「まずアイルランドが勝つ。でもビクトール・クラムがスニッチを捕る」

バグマン氏はそれはないから2人に素晴らしい倍率をやろうと言いました。しかしバグマン氏は最初から払うつもりなど全くなかったのです。バグマン氏はアイルランドのマスコットのレブラコーンが観客席に振り撒いた・・・

偽金で2人に支払っていました。そのため翌日の朝にはきれいさっぱりとその金貨はなくなっていたのでした。フレッドとジョージは当初は「間違ってレプラコーンの金貨で払ってしまったのかも?」と思ったのですが・・・

2人はバグマン氏に手紙を出しました。間違っていたと言えば渋々でも払ってくれると思ったからです。ところが2人が出した手紙は何と無視されたのです。それからフレッドにジョージとバグマン氏の間で激しい攻防が・・・

始まったのでした。

3-2.フレッドにジョージとの関係、その2
夏休み最後の日ハリーにハーマイオニーを含めたウィーズリー家の面々はそれぞれが居間で思い思いに過ごしていました。そんな中フレッドとジョージは部屋の隅に座り込み羽根ペンを手に羊皮紙の上で額を突き合わせて・・・

何やらヒソヒソと密談の真っ最中でした。母親のウィーズリーおばさんがハタと2人を見据えて「2人で何してるの?」と鋭く訊いたのでした。するとフレッドがボソボソと「宿題さ」と答えたのでした。そこでおばさんが・・・

「バカおっしゃい。まだお休み中でしょ?」と突っ込むとジョージが「やり残していた」と言うのです。学期に入ってハリーとロンが談話室で「占い学」の宿題をしているとフレッドとジョージはやはり壁際に座り込んで・・・

額を寄せ合い再び羽根ペンを持って1枚の羊皮紙を前に何かに夢中になっていたのでした。フレッドとジョージが部屋の隅に引っ込んで静かに勉強をしているなんて到底考えられない事でした。とにかく何でもいいから・・・

真っ只中でみんなの注目を集めて騒ぐ事が好きなのです。フレッドとジョージの2人が羊皮紙1枚と取り組んでいる姿は何やら秘密めいた匂いがしました。ヒソヒソ声でしたが人の少なくなって来た談話室では2人の会話が・・・

「だめだそれじゃ。俺たちがやっこさんを非難してるみたいだ。もっと慎重にやらなきゃ」

ここまで言った所で視線を感じたのか?ジョージがハリーを見て目が合いました。ハリーは曖昧に笑うと急いで「占い学」の宿題に戻ったのでした。ジョージに「盗み聞きしていたのでは?」と思われたくなかったからでした。

クリスマス休暇の直前フレッドとジョージは談話室にいるハリーたち3人の所に来てロンに「ピッグウィジョンを借りてもいいか?」と訊いたのでした。ロンが今は配達に出ているから駄目だと断った後2人にこう訊くと・・・

「2人でそんなに次々と誰に手紙を出してるんだ、ん?」

フレッドは脅すように杖を振りながらロンに口を挟むなと言ったのでした。そしてクリスマス休暇明けの1月半ばにホグズミード行きが許された日に2人はパブ「三本の箒」でバグマン氏と直接会う事ができたのですが・・・

「こんにちはバグマンさん。僕たちから何かお飲み物を差し上げたいのですが?」

フレッドが明るい声でこう挨拶しました。その時バグマン氏が話していたのは先回の記事で取り上げたようにハリーでした。しかしこの時点でハリーはフレッドとジョージそしてバグマン氏との間に何が起こっていたのか・・・

知らなかったのです。

3-3.フレッドにジョージとの関係、その3
ハリーにロンにハーマイオニーの3人が事の真相を知ったのは学期最終日にホグワーツ特急に乗った後の事でした。そこでハリーたち3人はバグマン氏が2人にアイルランドのマスコットのレプラコーンが降らせた偽金貨で・・・

お金を払った事。そして2人が出した手紙をバグマン氏が完全に無視した事。さらにはホグワーツでも何度も話をつけようとした。しかしその都度口実を作って2人から逃げて行った事を聞いたのでした。そして最後には・・・

バグマン氏は相当に汚い手で打って出て来たそうです。2人は賭け事をするのにはまだ若すぎる。だから何も払う気がないとそう言ったんだそうです。そこで2人はバグマン氏に「賭け金を返してくれ」と言ったのだそうです。

その後2人は親友のリー・ジョーダンから「自分の父さんもバグマンから取り立てるのに少しトラブルを起こした事があるらしい」という話を聞いたそうです。そして小鬼はワールドカップが終わった後バグマン氏から・・・

持っていた金貨の全部を取り上げた。それでも借金の穴埋めには足りなかった。バグマン氏は賭け事で財布は空っぽで逆さまに振っても何も出て来ない。そこでバグマン氏は三大魔法学校対抗試合でハリーが優勝すると・・・

だからバグマン氏はハリーを優勝させようと一生懸命だった。しかしハリーがセドリックに「一緒に優勝杯を握ろう」と言った。バグマン氏はハリーの単独優勝に賭けていたので逃げるしかなかった。それら真相の全てを・・・

ハリーたち3人は帰りのホグワーツ特急でフレッドとジョージの口から聞いたというわけなんですよね。

今日の最後に
結局バグマン氏が借金の全額を返済せず踏み倒した事は小鬼の魔法使いに対する反感をかなり強めたようです。夏休みになってからハリーが不死鳥の騎士団の本部に入ってビルが説明していた所によるとバグマン氏の件は・・・

「バグマンの件でまだ罵り続けていますよ。ラグノックは魔法省が隠蔽工作をしたと考えています」

結局小鬼はバグマン氏の借金の全部を回収する事はできなかったそうです。したがってフレッドとジョージの賭けの分はもちろんの事で他の人たちがバグマン氏に投じた金は全てが雲散霧消してしまったというわけなんですよね。
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