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ホグワーツ特急内でドラコ・マルフォイに「金縛りの呪文」をかけられ身動きが全く取れないという何ともバツの悪い状況でトンクスと出会ってしまったハリーだったのですが、今度はさらに意外な事に学校の敷地内でトンクスに会う事になったのです。その場所とは?(全3項目)

3-1.再び意外な所で
ヴォルデモート卿の復活が公になってハリーとダンブルドアは共に地位と名誉を回復させました。しかしだからと言って手放しで喜べる状況ではなかったのです。2人とも学校の外と内側の両方に懸念材料を抱えていたのです。

そんな中一番ハリーを悩ませたのが「ドラコ・マルフォイは一体何を企んでいるのか?」という問題でした。そして「どうやらマルフォイは必要の部屋で何かをしているらしい」という事を突き止める事が出来たのですが・・・

それは日曜日の朝ハリーが二度目に「必要の部屋」に臨んだ時でした。ドラコ・マルフォイが何をしているのかを見るという必要をありとあらゆる言い方で試してみたのに壁は頑として扉を現わさず30分が経ってしまったのです。

ハリーはどうしようもないぐらいイライラしました。ついに堪忍袋の緒が切れたハリーは突進して壁を蹴りつけたのでした。すると足の親指が折れたかと思うほどの痛みでハリーは足を掴んで片足でピョンピョンと跳ねて・・・

そのはずみで被っていた「透明マント」が滑り落ちました。すると背後から誰かが「ハリー?」と呼ぶ声がするので、ハリーが片足のまま振り向くと引っくり返ってしまいました。何と驚くべき事に後ろから呼びかけたのは?

この廊下をまるで頻繁にぶらついているかのように近づいて来たのは何とトンクスでした。ハリーは慌てて立ち上がりながらトンクスに「こんな所で何してるの?」と訊いたのでした。そして同時にハリーはこうも思ったのです。

「トンクスはどうして自分が床に転がっている時ばかり現れるのだろ?」

問われたトンクスは・・・

3-2.人が傷ついている
ハリーはトンクスがひどい様子をしていると思いました。前に会った時よりさらにやつれてくすんだ茶色の髪はだらりと伸びきっていました。ダンブルドアに会いに来たと言うトンクスにハリーは校長室はここじゃないと・・・

城の反対側でガーゴイルの裏にあるとハリーが言いかけるとトンクスはハリーの言葉を途中で遮って「知ってる。そこにはいない。どうやらまた出かけている」と言ったのでした。ハリーは痛めた足をそっと床に下ろして・・・

トンクスに「ダンブルドアがどこに出かけるのか知らないだろうね?」と訊くとトンクスは「知らない」と答えました。次にハリーが「何の用でダンブルドアに会いに来たの?」と訊くとトンクスは言葉を濁すようにして・・・

「別に特別な事じゃないんだけど」

トンクスはどうやら無意識にローブの袖を何度も摘みながらこう言ったのでした。さらに何が起こっているのか?ダンブルドアなら知っているんじゃないかと思ったと言うのです。それは「人が傷ついている」という噂を・・・

聞いたんだそうです。トンクスにそう言われてハリーが自分も知っている。新聞に「小さい子が人を殺そうとしたとか」など色々出ているしと言うとトンクスは「日刊予言者新聞」はニュースが遅い事が多いと言ったのでした。

そのため「ダンブルドアなら情報が早く届くのでは?」と思って来たというわけです。ハリーが今言った事をまるで聞いていないかのようにトンクスは「騎士団の誰かから最近手紙が来てないでしょうね?」と訊いて来ました。

その問いにハリーが「騎士団にはもう手紙をくれる人は誰もいない」と答えた後にシリウスの名前を出すとハリーはトンクスの目が涙で一杯になっている事に気づいたのです。トンクスの涙を見て当惑したハリーは思わず・・・

「あの・・・僕もあの人がいなくて寂しいんだ」

トンクスはまたしてもハリーの言う事が聞こえなかったかのようにきょとんとして「えっ?」と答えただけでした。そしてトンクスはハリーに「じゃあまたね」と言うと唐突にハリーに背中を向けて廊下を戻って行ったのでした。

この時のトンクスの様子を見て・・・

ハリーが思った事とは?

3-3.再びトンクスを巡って
ハリーがこの日1人で「必要の部屋」の前に来る事ができたのは既に17才になっているロンとハーマイオニーはホグズミード村で「姿くらまし」の追加の練習に参加していたからでした。ハリーが大広間に着いた時2人は・・・

早い昼食を半分済ませていた所でした。そこでハリーが「必要の部屋」の前で偶然トンクスと出会った事を話すとロンとハーマイオニーはびっくりして同時に「トンクス?」と訊き返して来たのでした。そこでハリーが・・・

トンクスがダンブルドアに会いに来た事の経緯を説明した後2人に「僕が思うにはトンクスはちょっと変だよ。魔法省での出来事のあと意気地がない」と言ったのでした。するとハリーの言葉を聞いたハーマイオニーが・・・

「ちょっとおかしいわね」

ハーマイオニーはトンクスについては何か思う所があるのか?とても心配そうでした。何故なら現在の本来の任務は学校の警備を強化するためのはずなのに「どうして急にそれを放棄してしまったのか?」が疑問というわけです。

何故ダンブルドアに会いに来たのか?しかも留守だったのに?そう言うハーマイオニーにハリーは「これはむしろハーマイオニーの領域なのでは?」と思ったので「こういう事じゃないかな?」と遠慮がちに言ってみたのでした。

「トンクスは・・・もしかしたら・・・ほら・・・シリウスを愛してた?」

「どうしてそう思うの?」と訊くハーマイオニーにハリーは自分がシリウスの名前を言ったらトンクスは泣きそうになっていた。それにトンクスの今の守護霊は大きな動物なんだ。だからその守護霊はシリウスを表すものでは?

それを聞いてハーマイオニーは「一理あるわ」と考えながら言いました。どうやらハーマイオニーもハリーの「トンクスはシリウスが好きだったのでは?」という意見に賛同したようです。しかし実を云うとトンクスが・・・

本当に愛していたのは?

今日の最後に
こうして学校の敷地内それも「必要の部屋」の前でトンクスと出くわしてしまったハリーだったのですが、その時ハリーは「トンクスはどうして自分が床に転がっている時ばかりに現れるんだろう?」と思ったそうですが・・・

実は10月半ばに学期最初のホグズミード行きが許された日にハリーは村でトンクスと出会っているんですよね。その時はロンとハーマイオニーも一緒でした。ただその時はマンダンガス・フレッチャーがシリウスの遺品を・・・

グリモールド・プレイス12番地からシリウスの遺品を盗み出して売りさばいていた事を知りハリーは激怒し冷静さを欠いていたので、トンクスがその場に居合わせた事を覚えていなかったのです。そういう事情でハリーは・・・

こう思ったというわけなんですよね。
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