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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!知っている方々はよくよくご存知のように来たる6月5日が誕生日という事で今週は当然「この人」を避けては通れないでしょう。今回はこのドラコ・マルフォイ君は「真顔で平気で嘘が言える達人中の達人」という事で全7巻からその場面を選び抜いて紹介してみようと思います。(全3項目)

3-1.真夜中に決闘
マルフォイ家の一人息子として何不自由なく育って来たドラコにしてみれば「自分を不愉快にする奴はさっさとこの城から出て行けばいい」という所なんでしょうね。そこで最初の飛行訓練授業で恥をかかされたハリーに・・・

「僕1人でいつだって相手になろうじゃないか。ご所望なら今夜だっていい。魔法使いの決闘だ。杖だけだ。相手には触れない。どうしたんだい?魔法使いの決闘なんて聞いた事もないんじゃないの?」

するとそこにロンが「僕が介添人をする。お前のは誰だい」と口を挟んで来ました。するとドラコはクラッブとゴイルの大きさを見比べるように見て「クラッブだ。真夜中でいいね?」そしていつも鍵が開いているから・・・

決闘の場はトロフィー室にしようと言って立ち去って行きました。ドラコがいなくなった後ハリーはロンに「魔法使いの決闘って何だい?君が僕の介添人ってどういうこと?」と訊いたのでした。するとロンはこう答えました。

「介添人っていうのは君が死んだら代わりに僕が戦うという意味さ」

ロンは気軽に言ったのですがハリーの顔色が変わったのを見て、ロンは慌てて「死ぬのは本当の魔法使い同士の本格的な決闘の場合だけだ」と付け加えたのでした。入学したばかりの2人ならせいぜい火花をぶつけ合うぐらいだ。

2人とも相手に本当のダメージを与えるような魔法なんて使えない。ロンが言うにはドラコがきっとハリーは決闘の申し込みを断ると思っていたんだ。だからロンがハリーの代わりに「受ける!」と返事をしたというわけです。

「もし僕が杖を振っても何も起こらなかったら?」と訊くハリーにロンは「杖なんか捨ててしまえ。鼻にパンチを食らわせろ」と言うのです。2人の会話を聞いていたハーマイオニーが「絶対に駄目」と言って来ましたが・・・

11時半になるとハリーとロンはパジャマの上にガウンを引っ掛け杖を手にトロフィー室に向かったのでした。

ところが・・・

3-2.トロフィー室に行ってみたら
ドラコとハリーの決闘はロンの他に「太った婦人(レディ)」の夜のお出かけで寮から締め出されたハーマイオニーと、医務室から帰って来たものの合言葉を忘れて寮に入り損ねたネビルも同行する事になってしまったのでした。

曲がり角に来るたびハリーはフィルチかミセス・ノリスに出くわすような気がしました。しかし幸いな事に4人は無事トロフィー室に到着したのでした。ドラコとクラッブはまだ来ていませんでした。突然飛び込んで来て・・・

ドラコが不意打ちを食らわすかもしれないからとハリーは杖を取り出しました。ドラコとクラッブがちっとも来ないのでロンが「遅いな。多分怖気づいたんだよ」と言っていると隣の部屋の物音で4人とも飛び上がったのでした。

「いい子だ。しっかり嗅ぐんだぞ。隅のほうに潜んでいるかもしれないからな」

誰かの声が聞こえたと思ったらそれはドラコではありませんでした。フィルチがミセス・ノリスに話しかけている声でした。心臓が凍る思いでハリーはメチャメチャに3人を手招きして急いで自分に従いて来るよう合図しました。

4人は音を立てずにフィルチの声とは反対側の扉へと急ぎました。ネビルの服が曲がり角から消えた途端にフィルチがトロフィー室に入って来るという際どいタイミングでした。さらに4人は鎧が沢山飾ってある回廊を・・・

石のようにこわばって這い進みました。フィルチがどんどん近づいて来るのが判ります。するとネビルが恐怖のあまり突然悲鳴を上げて闇雲に走り出しました。つまづいてロンの腰に抱きつき2人が揃って鎧にぶつかって・・・

「ガラガラガッシャーン」と城中の人を起こしてしまいそうな凄まじい音がしたのでした。ハリーが「逃げろ!」と声を張り上げ4人は回廊を疾走しました。フィルチが追いかけて来るのかどうかの確認も全くしないまま・・・

今どこなのか?どこに向かっているのか?先頭を走っているハリーにも全然分らないという状態でした。そしてふと気づくとハリーたち4人は「呪文学」の教室の近くでトロフィー室からはかなり離れている事が判ったのでした。

ハーマイオニーは胸を押さえて喘ぎ喘ぎドラコに嵌められたのよ。あなたも判っているでしょう。始めから来る気なんてなかったんだわ。ドラコが告げ口したからフィルチは誰かがトロフィー室にいるって知ってたんだと・・・

ハリーも「多分そうだろう」と思いました。しかし当時ハリーにロンとハーマイオニーはまだ友人関係にはなっていなかったので、ハーマイオニーの前では「そうだと思う」と認めたくはないとハリーは思ったというわけです。

この後4人はポルターガイストのピーブズに出くわし大声で叫ばれてフィルチに再び追いつかれてしまったり、4階の立ち入り禁止の所に逃げ込んで頭が3つもある怪物犬に危うく襲われそうになったりと散々な目に遭って・・・

駆けに駆け続けてようやくグリフィンドール寮の入口に辿り着きました。上着のガウンは肩からズレ落ちそうでしたし顔は紅潮して汗だくだったので、レディはその様子を見て「一体どこに行ってたの?」と驚いていたのでした。

3-3.翌日の朝になって
次の日ハリーとロンが疲れた様子の一方でとても上機嫌でまだ学校にいるのを見てドラコは自分の目を疑ったのでした。朝になってみると2人とも「あの」3つも頭がある怪物犬に出会った事が素晴らしい冒険に思えたのでした。

そしてハリーとロンの思いは一体どうやってドラコに仕返しをするのか?という事だけでした。そのチャンスが1週間ほど経った時に郵便と共に2人の元にやって来ました。6羽の大コノハズクが細長い包みを運んで来て・・・

大広間中の注目を集める中ハリーも興味津々で「あの大きな包みは何だろう?」と見ていました。何と驚く事にコノハズクはハリーの真ん前に舞い降りてその包みを落として行ったのです。包みの中身はピカピカ新品の・・・

「ニンバス2000だって!僕触った事さえないよ」

同封されていたマクゴナガル先生の手紙を見てロンは羨ましそうにこう言いました。1時間目が始まる前に2人だけで箒を見ようと急いで大広間を出ると玄関ホールの途中でクラッブとゴイルがハリーとロンの行く手を遮り・・・

包みの中身が箒だと確認した後ドラコはハリーに「今度こそおしまいだな。1年生は箒を持っちゃいけないんだ」と妬ましさと苦々しさの入り交じった顔つきでハリーに包みを投げ返しながら言ったのでした。すると・・・

その脇をフリットウィック先生が通りドラコは早速ハリーの所に箒が送られて来たと言いつけました。しかしフリットウィック先生は既にマクゴナガル先生から1年生のハリーが箒を所持してもいいという特別措置の事を・・・

聞いていたのです。そこでフリックウィック先生は「箒は何型かね?」とハリーに尋ねて来ました。ハリーはドラコの引きつった顔を見て笑いを必死で堪えながら「ニンバス2000です」と答えた後追い打ちをかけるように・・・

実はドラコのお陰で買っていただきましたと付け加えたのでした。ドラコは怒りと当惑を剥き出しにした顔をしました。ハリーとロンは笑いを押し殺しながら大理石の階段を上がり一番上まで来た時ハリーは思う存分笑いました。

何故ならハリーが箒を持つきっかけを作ってくれたのは他ならぬドラコだったからです。負傷したネビルを医務室に連れて行く間は決して箒に乗ってはいけない。マダム・フーチがそう言っていたのにドラコは禁を破って・・・

ハリーはマグルの夫婦に育てられているから箒に乗った経験が全くない。だからスリザリンとグリフィンドールの合同で行なわれた最初の飛行訓練授業でドラコはハリーに恥をかかせてやろうとハリーを挑発して来たのでした。

ところがそれがハリーに箒を持たせマクゴナガル先生にグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢する機会を与えてしまったのです。

今日の最後に
そんなわけでドラコは自分のほうからハリーに決闘を申し込んでおきながら、さらには「トロフィー室で」と場所までも自ら指定していたのにそこに現れる事無く管理人のフィルチに告げ口をするという言語道断の行動に・・・

打って出て来たのでした。しかしこれでハリーがホグワーツを退学になるなんて見込み違いも甚だしいと私はそう思いますね。おそらく寮の減点と罰則を食らっていただけでドラコの期待する結果にはなっていなかったでしょう。

さらにダイアゴン横丁でハリーと最初に出会った時ドラコは「父を脅して1本買わせてこっそり持ち込んでやる」と言っていたのです。だからこそ先にさらには合法的に箒を所持したハリーへの妬みがいっそう強くなったのです。

そこでドラコは・・・

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