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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週はドラコ・マルフォイを取り上げたので今週はそれに関連して、スリザリン寮出身でホグワーツ魔法魔術学校の校長になった経歴を持つという「この人」を改めて紹介してみる事にしました。校長室でフィニアスの声を聞いた時ハリーは「どこかで聞き覚えがある」と思ったのですが・・・(全3項目)

3-1.校長室にて
魔法界では鏡や肖像画がしゃべるというのは極々当たり前の事です。ハリーが初めて魔法使いの住居つまり「隠れ穴」に滞在した時などには台所の鏡に「シャツをスボンの中に入れろ!」などと注意されてしまった時には・・・

びっくり仰天してしまったりしたものでした。その後はホグワーツに入学して魔法界で時を過ごすにつれてハリーもそういった事にはもはや驚かなくなっていました。そのためロンドンのグリモールド・プレイス12番地の・・・

不死鳥の騎士団本部の寝室にあった一見すると何の絵も入っていない額縁から声が聞こえて来ても全く気にする事がなかったいうわけです。その声の主が誰なのかをハリーが知ったのはアーサー氏がヴォルデモートの蛇に・・・

襲われロンにマクゴナガル先生と共に校長室に駆けつけた時でした。その尖った山羊髭のスリザリン・カラーの緑と銀のローブを着た賢しそうな魔法使いの肖像画はぐっすり眠っているようでダンブルドアが声をかけても・・・

「フィニアス、フィニアス」

部屋に並んだ肖像画の主たちは状況をよく見ようと個々の額の中で動いていました。その魔法使いがまだ狸寝入りを続けているので何人かがダンブルドアと一緒に大声で名前を呼びました。もはや眠ったふりはできませんでした。

「誰か呼んだかね?」

3-2.シリウスへの伝達役
芝居がかった身振りでぎくりとした後そのフィニアスと呼ばれた魔法使いは目を開けました。そこでダンブルドアは「フィニアス。あなたの別の肖像画をもう一度訪ねて欲しいのじゃ。また伝言があるのでな」と言ったのでした。

フィニアスは「私の別な肖像画を?」と甲高い声でそう言うと嘘欠伸をゆっくりとしました。そして校長室をぐるりと見回してハリーに目を止めると「いや、ご勘弁願いたいね。今夜はとても疲れている」と言って来たのです。

フィニアスの声には聞き覚えがある。一体どこで聞いたのだろう?ところがハリーがそれを思い出す前に壁の肖像画たちが轟々たる非難の声を上げたのでした。赤鼻のでっぷりとした魔法使いなどは両手の拳を振り回して・・・

「貴殿は不服従ですぞ!職務放棄じゃ!」

ひ弱そうな年老いた魔法使いもまた「我々にはホグワーツの現職校長に仕えるという盟約がある!恥を知れ!」と叫んでいました。ハリーはそれがダンブルドアの前任者のアーマンド・ディペットだという事を知っていました。

すると鋭い目つきの魔女が生徒の仕置きに使うカバの木の棒ではないかと思うほどの異常に太い杖を持ち上げながらダンブルドアに「私が説得しましょうか?」と言って来た所で、ようやく観念をして応じる気になったようです。

フィニアスはその太い杖に少し心配そうに目をやると「ああ判りましたよ」と言ったのでした。ただフィニアスは「あいつがもう私の肖像画を破棄してしまったかもしれない」とそう言うのです。するとダンブルドアは・・・

「シリウスはあなたの肖像画を処分すべきでない事を知っておる」

ハリーはダンブルドアのこの言葉を聞いてようやくフィニアスの声をグリモールド・プレイス12番地の自分の寝室で耳にしていた事を思い出したのでした。そのフィニアス・ナイジェラスは相変わらず気乗りしない口調で・・・

アーサー氏が負傷した事とハリーに家族のウィーズリー家の人たちが12番地に滞在する事をシリウスに伝えるため姿を消したのでした。伝言を終えて帰って来た時もフィニアスは再び気乗りしない声でこう言っていたのでした。

「あいつは喜んでと言っておりますぞ」

フィニアスが言うにはシリウスは「私の曾々孫は家に迎える客に関して昔からおかしな趣味を持っていた」との事でした。フィニアス・ナイジェラスもまたシリウスの母親と同様の価値観を持っているのでシリウスとは・・・

馬が合わないようですね。(苦笑)

3-3.ハリーの監視役?
ヴォルデモートが僕に取り憑いている。誰が騎士団員なのかも。シリウスがどこにいるのかも。僕は今も不死鳥の騎士団本部を洗いざらいあいつに教えているんだ。やる事はただ1つ。すぐにここ12番地を離れなくてはならない。

「逃げるのかね?」

ハリーが一刻も早くグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団本部を離れなくてはと、トランクの片端を掴んで部屋を半分ほど過ぎた所で嘲るような口調で「この言葉」が聞こえて見回すと肖像画のキャンパスには・・・

フィニアス・ナイジェラスは額縁に寄り掛かり愉快そうにハリーを見つめていました。ハリーはトランクをもう一度引っ張りながら短く「逃げるんじゃない。違う」と答えたのでした。そんなハリーに対してフィニアスは・・・

「私の考え違いかね」

フィニアスは尖った顎髭を撫でながらハリーに「グリフィンドール寮に属するという事は君は勇敢なはずだが?どうやら私の見る所。君は私の寮のほうが合っていたようだ。我らスリザリン生は勇敢だ。然り」さらには・・・

フィニアスはスリザリンは愚かではないと言うのです。例えば「選択の余地があれば我らは常に自分自身を救うほうを選ぶ」とそう言うのです。そんなナイジェラスにハリーが「僕は自分を救うんじゃない」と反論すると・・・

フィニアスは相変わらず顎髭を撫でながら「ほうそうかね。尻尾を巻いて逃げるわけではない。気高い自己犠牲というわけだ」と皮肉たっぷりに言葉を返しました。ハリーはそれを聞き流して部屋を出ようとしました。すると?

「アルバス・ダンブルドアからの伝言があるんだがね」

ハリーがくるりと振り向いて「どんな?」と訊くとフィニアスは「動くでない」と言ったのでした。ハリーが「動いちゃいないよ!」と言い返すとフィニアスは「今伝えた。愚か者。ダンブルドアは動くでない」と言っている。

ハリーが「どんな伝言ですか?」と訊いても「どうしてダンブルドアは僕にここにいて欲しいわけ?」と訊いても「他には何か言わなかったの?」と訊いてもフィニアスはハリーの事を「無礼な奴だ」とでも言いたげに・・・

「それじゃ。たったそれだけ?」

苛立ちが頂点に達したハリーは大声を出しました。吸魂鬼に襲われた時もそうだった。大人たちが片付けている間ただ動かないでいろ。ただし君には何も教えてやるつもりはない。それは自分にはとても対処できないだろうから。

するとフィニアスはハリーよりも大声で「これだから私は教師をしている事が身震いするほど嫌だった」と言ったのでした。若い奴らは何でも自分が絶対に正しいと鼻持ちならん自信を持つ。思い上がりの哀れなお調子者め。

ホグワーツの校長が自分の企てをいちいち詳細に明かさないのは「多分歴とした理由がある」と考えてみたか?不当な扱いと感じる暇があったらどうして「ダンブルドアの命令に従った結果」ハリーに危害が及んだ事など・・・

一度もないと考えた事はないのか?フィニアスはハリーもまた他の若い連中と同様に自分だけが感じたり考えたりしていると信じ込んでいる。自分だけが危険を認識できる。自分だけが賢くて闇の帝王の企てを理解できるのだと。

ここでハリーがすかさず「あいつが僕の事で何か企てているんだね?」と訊くとフィニアスは絹の手袋をもてあそびながら「そんな事を言ったかな?」ととぼけて見せたのでした。フィニアスは思春期の悩みなど聞くより・・・

大事な用事があると言って姿を消したのでした。がしかし明け方近くにハリーが目覚めるとダンブルドアに頼まれたのか?フィニアス・ナイジェラスは再び肖像画の額の中にその黒い輪郭を現わしていたというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーがフィニアス・ナイジェラスの名前を初めて聞いたのはシリウスの口からでした。不死鳥の騎士団の本部に入ってから2日目の事でした。フィニアスはシリウスの曾曾祖父でブラック家の家系図に載っているんですよね。

シリウスが言うにはホグワーツの歴代校長の中で一番人望がなかったのだそうです。そういえば前述のようにフィニアス本人もまた「身震いするほど教師をしている事が嫌だった」と言っていますからね。でもそれなら・・・

それでもなおホグワーツの校長になれたというのは別の意味で凄い事と言えるのかもしれませんね。

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