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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

目玉があと8つぐらい欲しいとハリーは思いました。建ち並ぶ店もその外に並んでる買い物客も見たい。つまりハリーにとっては「見る物全てが珍しい」という状態だったのです。グリンゴッツでお金を下ろした後ハリーは学校の制服を買うためにマダムマルキンの洋装店に入りました。そこで出会ったのが・・・(全3項目)

3-1.ダイアゴン横丁にグリンゴッツ
くぐり抜けた後にハリーが急いで振り返ると2人を通したアーチは見る見る内に縮んで元の固いレンガ壁に戻る所でした。鍋屋の看板を見てハグリッドが「1つ買わにゃならんがまずは金を取ってこんとな」と言ったのでした。

目玉があと8つぐらい欲しいとハリーは思いました。色んな物を一度に見ようと四方八方キョロキョロしながら横丁を歩きました。お店に並んでいる商品に加えて買い物客も見たい。薬問屋の前では小太りのおばさんが・・・

「ドラゴンの肝30グラムが17シックルですって。ばかばかしい」

イーロップのふくろう百貨店に箒の店にマントの店に望遠鏡の店さらにはハリーが見た事もない不思議な銀の道具を売ってる店もありました。こうもりの脾臓やうなぎの目玉の樽をうず高く積み上げたショーウィンドウに・・・

今にも崩れ落ちそうな呪文の本の山に羽根ペンや羊皮紙に薬瓶に月球儀と小さな店が建ち並ぶ中ひときわ高く聳える真っ白な建物。磨き上げられたブロンズの観音開きの扉の両脇に真紅と金色の制服を着て立っていたのが・・・

「さよう。あれが小鬼だ」

そちらに向かって白い石段を登りながらハグリッドがヒソヒソ声でこう言ったのでした。小鬼はハリーより頭1つ小柄で浅黒い賢そうな顔つきで先の尖った顎鬚に加えてさらには何と手の指と足の先が驚くほどに長いのです。

ハリーとハグリッドが入口に進むとその小鬼がお辞儀をしました。その中にはさらに2番目の扉がありました。その扉を抜けると中は広々とした大理石のホールでした。細長いカウンターの向こう側では百人以上の小鬼が・・・

脚高の丸椅子に座って大きな帳簿に書き込みをしたり真鍮の秤でコインの重さを計ったり片眼鏡で宝石を吟味したりしていました。ハリーとハグリッドはこれまた無数の小鬼が出入りする人々を案内しているカウンターに・・・

近づいて行ったのでした。

3-2.マダムマルキンの洋装店にて
ハグリッドが手のすいている小鬼にハリーのお金を取りに来たと声をかけました。2人を金庫に案内したのはグリップフックというこれも小鬼でした。3人は小さなトロッコに乗り目指す2つの金庫に向かいました。そして・・・

「みーんなお前さんのだ」

グリップフックが扉を開けると緑色の煙がモクモクと吹き出して来ました。それが消えた時ハリーはあっと息を呑みました。中には金貨の山また山。高く積まれた銀貨の山。そして小さなクヌート銅貨もザックザクだったのです。

全部僕の物?信じられない!ロンドンの地下深くにこんな沢山の僕の財産が埋められていたなんて!ハグリッドはハリーがバッグにお金を詰め込むのを手伝ってくれました。そして2人は713番金庫に寄って地上に戻って来ました。

まず最初にどこに行こうとハリーは思いました。考えるまでもなくハリーはこれまでの人生で持った事がないほどの大金を持っているのです。しかし全部自由に使えるというわけではなく必要な物を買わなくてはいけないのです。

「制服を買った方がいいな」

ハグリッドは「マダムマルキンの洋装店-普段着から式服まで」の看板を顎で指しながらこう言いました。そしてグリンゴッツのトロッコには参った。そこで「漏れ鍋」で一杯飲んで来たいという事で2人は一旦別れて・・・

ハリーはどぎまぎしながらマダムマルキンの店に1人で入って行きました。マダム・マルキンは藤色ずくめの服を着た愛想のいいずんぐりした魔女でした。マダム・マルキンはハリーが口を開きかけた途端に話しかけて来ました。

「坊ちゃん。ホグワーツなの?全部ここで揃いますよ。もう1人お若い方が丈を合わせている所よ」

マダム・マルキンの言う通りで店の奥では青白い顎の尖った男の子が踏み台の上に立って別の魔女に長くて黒いローブをピンで留めている所でした。マダム・マルキンはハリーをその隣の踏み台に立たせて丈を合わせ始めました。

その男の子はハリーに「やあ君もホグワーツかい?」と声をかけて来ました。ハリーは「うん」と答えました。その男の子は気だるそうな気取った話し方をする。ハリーはそう思いました。さらにその男の子はこう言いました。

「これから2人を引っ張って競技用の箒を見に行くんだ。1年生が自分の箒を持っちゃいけないなんて理由が分らないね。父を脅して1本買わせてこっそり持ち込んでやる」

それを聞いてハリーは「ダドリーにそっくりだ」と思いました。さらにその男の子は2本の大きなアイスクリームを持って戻って来たハグリッドの事を「一種の召使いだろ?」とか「野蛮人だって聞いた」などと言うので・・・

時が経てば経つほどハリーはその男の子が嫌いになっていました。それがハリーとドラコ・マルフォイの最初の出会いだったのです。

3-3.ハグリッドと再合流して
そんなわけでドラコ・マルフォイからクィディッチだのスリザリンにハッフルパフだの。加えて手紙を貰うまではホグワーツの事だって聞いた事もなかった。考えられないような事だなどと散々言われてしまってハリーは・・・

これまでの人生で持った事がない大金を手にしたという高揚した気持ちは次の瞬間に失ってしまいました。マグルの家の子は入学させるべきじゃない。ハリーがその事を話してみるとハグリッドはこう言って慰めてくれました。

「お前はマグルの家の子じゃない。お前が何者なのかその子が判っていたらなあ。その子だって親が魔法使いならお前さんの名前を聞きながら育ったはずだ。魔法使いなら誰だって漏れ鍋でお前さんが見た通りなんだよ」

さらにハグリッドが言うには自分が知ってる最高の魔法使いの中には長い間マグルの家系が続いて急にその子だけが魔法の力を持ったという者がいる。その一番具体的な例としてハリーのお母さんの事を挙げたというわけです。

それから2人は学校で必要な物を手に入れるためにダイアゴン横丁を駆け回りました。制服の次に買ったのは羊皮紙と羽根ペンでした。その次は「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」で教科書を買いました。そこでは・・・

ハグリッドはヴィンディクタス・ヴェリディアン著「呪いのかけ方、解き方」を夢中で読んでいるハリーを引きずるようにして連れ出さなくてはなりませんでした。ダドリーにかけてやろうと読んでいたと言うハリーに・・・

ハグリッドはそれが悪いというわけではないがマグルの世界ではよほど特別な場合でないと魔法を使えない事になっている。それに呪いなんてハリーにはまだどれも無理だ。そのレベルになるにはもっと勉強しなくてはならない。

そう言ってハリーを諌めたのでした。ハグリッドは「リストに錫(すず)の鍋と書いてあるだろうが」と言って純金の大鍋も買わせてくれませんでした。その代わり魔法薬の材料を計る秤は上等な物で揃えました。さらには・・・

真鍮製の折畳み式の望遠鏡も買いました。その次に行ったのは薬問屋でした。悪くなった卵と腐ったキャベツの混じったようなひどい臭いがしましたが、そんな事は気にならないほどに面白い所でした。そこでハリーは・・・

ハグリッドがカウンター越しに基本的な材料を注文している間に1本21ガリオンもする銀色のユニコーンの角や、小さくて黒いキラキラした黄金虫(1さじ5クヌート)をしげしげと眺めていました。そして薬問屋から出ると・・・

次にハグリッドが目指したのは?

今日の最後に
ハリーポッター・シリーズでは後に主人公のハリーと深い関わりを持つ事になる人物が「名前のみ」又はさりげなく登場するという例が多々あって最初にハリーを金庫に案内した小鬼のグリップフックもそうだったんですよね。

「ドラゴンの肝30グラムが17シックルですって。ばかばかしい」

ハリーがダイアゴン横丁に足を踏み入れた直後に薬問屋の前で小太りのおばさんがこう言っていますね。これは私はウィーズリーおばさんだとそう思いますね。こんな所でさりげなく初登場してたんですね。それにしても・・・

おそらくウィーズリーおばさんは家族の誰かが病気になってその薬を買うために来てたんでしょうね。それが「誰だったのか?」とても気になりますが極めて残念な事に今となっては私たち読者には皆目見当がつきませんよね。

知っているのはローリングさんだけというわけです。

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