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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週の記事でハリーは11才の誕生日に初めてロンドンに行ったと紹介しました。そこで今週はハリーポッター・シリーズで私が印象に残った「初めて」のシーンを取り上げてみる事にしました。ハリーは11才の誕生日に「自分は本当に有名人なんだ」という事を痛感させられましたがそれは新学期初日の9月1日にも・・・(全3項目)

3-1.初めてのホグワーツ特急の旅
ハリーは11才の誕生日に学用品を揃えるためにハグリッドに連れられてダイアゴン横丁に行きましたが、魔法界に一歩足を踏み入れた「漏れ鍋」で「本当に自分は有名人なんだ」という事を痛感させられる事になったんですよね。

パブの店長トムを含めてその場に居合わせた全員がハリーに握手を求めて来たのです。ところがハリーは新学期初日の9月1日にホグワーツ特急に乗った時にも同様の経験をさせられる事になったのです。列車の入口の所で・・・

ハリーは人込みを掻き分け最後尾の車両近くに空いているコンパートメントを見つけました。ヘドウィグを先に入れて列車の戸口の階段からトランクを押し上げようとしましたが、片側さえ上がらず2度も失敗してしまいました。

「手伝おうか?」

こう声をかけて来たのは先に改札口を通過して行った赤毛の双子のどちらかでした。ハリーが「うん。お願い」と言うと双子のもう片方も駆け付けてハリーのトランクはようやく客室の隅に収まりました。するとそこで・・・

「それ、何だい?」

ハリーが「ありがとう」と礼を言いながら目に被さった汗びっしょりの髪を掻き上げたその時でした。双子の1人がハリーの額に刻まれた稲妻形の傷を指差してこう言ったのです。もう1人が「驚いたな。君は?」と言いました。

すると最初の1人が「彼だ。君違うかい?」と言いました。事の状況を把握していないハリーが「何が?」と訊くと、今度は双子が揃って同時に「ハリー・ポッターさ」と言うのです。そこでハリーが双子にこう答えると・・・

「ああそのこと。うんそうだよ。僕はハリー・ポッターだ」

ハリーの返事を聞いた双子がポカンとハリーに見とれているのでハリーは顔が赤らむのを感じました。その後列車を降りて行った際にも双子と母親の間で「ハリー・ポッターに会った!」という事が話題になっていたので・・・

ハリーはホグワーツ特急に乗った時にも改めて自分は有名なんだという現実を目の前に突きつけられる事になったのです。しかしそれでもハリーは「置いて来たこれまでの暮らしぶりよりは絶対マシに違いない」と思って・・・

心を躍らせたというわけなんですよね。

3-2.初めてのロンとの会話
列車が発車してハリーがこれからの学生生活に期待を寄せて胸躍らせていると、コンパートメントの扉が開いて赤毛の一家の一番下の男の子が入って来ました。その男の子はハリーの向かい側の席を指差してこう言ったのでした。

「ここ空いてる?他はどこも一杯なんだ」

ハリーが頷いたのでその男の子は席に腰掛けるとチラリとハリーを見た後に何も見なかったような振りをして即座に窓の外に視線を移しました。先ほどハリーのトランクを積み込むを手伝ってくれた双子が再び顔を出して・・・

自分たちは真ん中あたりの車両まで行く。そして僕たちはフレッドとジョージ・ウィーズリーでこいつは弟のロンだと軽く自己紹介をするとコンパートメントの扉を閉めて出て行きました。その後ロンはハリーに向かって・・・

「君、本当にハリー・ポッターなの?」

ハリーが再び頷くとロンは「またフレッドとジョージがふざけているんだと思った」と言った後ハリーの額を指して「本当にあるの?」と訊いて来ました。ハリーは前髪を掻き上げて稲妻形の傷痕を見せました。するとロンは?

ロンは傷痕をじーっと見ました。そしてハリーが「でも何にも覚えてないんだ」と言うと、ロンは「何にも?」と熱っぽく訊いて来ました。さらにハリーが緑色の光が一杯だったのを覚えているけどそれだけだと答えると・・・

ロンは「うわーっ」と言った後しばらくの間はハリーを見つめていました。がしかし母親に「じろじろ見たら駄目」と言われた事を思い出したのか?ハッと我に返って慌てて窓の外に目をやったのでした。しかしハリーは・・・

「君の家族はみんな魔法使いなの?」

ロンがハリーに対して持ったのと同じくらいハリーもロンに関心を持ちました。そこでこう訊いてみるとロンは「そうだと思う」と答えました。ハリーがそれなら君なんかもう魔法を一杯知っているんだろうなと言うと・・・

ロンは「君はマグルと暮らしてたと聞いたよ。どんな感じなんだい?」と訊き返して来ました。それに対してハリーが「ひどいもんさ」と答えた後ロンに「僕にも魔法使いの兄弟が3人もいればいいのに」と言うとロンは・・・

ロンは何故か?表情を曇らせて「5人だよ」と答えました。その理由は何でもホグワーツに入学するのは自分が6人目なんだ。だから期待に沿うのは大変なんだそうです。上の2人ビルとチャーリーはもう卒業したんだけど・・・

ビルは首席だったしチャーリーはクイディッチのキャプテンだった。今度はパーシーが監督生だ。フレッドとジョージは悪戯ばかりしてるけど成績はいいんだ。みんな2人は面白い奴だって言っている。そういう事なので・・・

上の兄5人がとても優秀なので自分が期待に応えるような事をしても「大した事じゃない」と言われてしまう。さらには上に5人も兄がいるものだから何もかも全部お下がりばかりで新しい物が買ってもらえないんだそうです。

制服のローブはビルのお古だし杖はチャーリーのだしペットだってパーシーのお下がりのねずみなのだそうです。ひとしきり自分の惨状を話すと「しゃべり過ぎた」と思ったらしくロンは耳元を赤らめて窓の外を見たのでした。

パーシーは監督生になったからふくろうを買ってもらった。だけど僕んちにはそれ以上の余裕がないからお下がりのスキャバーズさと言うロンに、ハリーは「ふくろうを買う余裕がなくたって何も恥ずかしい事はない」と・・・

自分だって1ヵ月前までは文無しだった。ダドリーのお古を着せられて誕生日にはろくなプレゼントを貰った事がない。ハリーの処遇の悪さを聞いてロンも少しですが元気になったようでした。こうしてハリーとロンは・・・

共に貧乏で恵まれない幼年時代を過ごして来たという共通点もあって即座に意気投合したというわけなんですよね。

3-3.初めての組分けの儀式
ハリーにとっては魔法界で唯一懐かしい声。ハグリッドに導かれボートで湖を渡ってホグワーツ城に入り「この人には逆らってはいけない」と直感したマクゴナガル先生が引率して1年生は小さな空き部屋に案内されたのでした。

全校列席の前で組分けの儀式が始まるというマクゴナガル先生の言葉を聞いてハリーが「一体どうやって寮を決めるんだろう」と訊くとロンは「試験のようなもので凄く痛いってフレッドが言ってたけどきっと冗談だ」と・・・

ハリーは当初マクゴナガル先生が椅子の上に継ぎはぎだらけでボロボロでとても汚らしい魔法使いが被るとんがり帽子を置いた時には「ウサギを出すのかな?」と思いました。ところがその帽子が突如として歌い始めたのです。

歌が終わると大広間にいた全員が拍手喝采をしました。グリフィンドールにハッフルパフにレイブンクローそしてスリザリンの各テーブルにお辞儀をして帽子は再び静かになりました。1年生はただ帽子を被れば良かったのです。

「フレッドの奴やっつけてやる。トロールと取っ組み合いさせられるなんて言って」

ロンはこう恨み言を言っていましたがハリーは弱々しく微笑んだのでした。それは帽子はかなり要求が多いように思えたからです。歌の内容を聞いているとハリーは「どの寮にも当てはまらないのでは?」と思ってしまいました。

ハリーの思いとは裏腹にマクゴナガル先生が長い羊皮紙を手にして前に進み出ると組分けの儀式が始まりました。自分は絶対にスリザリンだと言っていたドラコ・マルフォイが最悪中の最悪の印象だったためにハリーは・・・

この寮の連中はどうも感じが悪いとハリーは思いました。組分けが進むにつれて帽子がすぐに寮名を呼び上げる時としばらくかかる事に気づく中ハリーが思ったのは「どの寮にも選ばれなかったらどうしよう」というものでした。

帽子を被ったまま永遠に座り続けている。ついにマクゴナガル先生がやって来て「何かの間違いだったから汽車に乗ってお帰りなさい」と言う。もしそうなったら僕はどうしたらいいんだ?ハリーがそう思っている内に・・・

ついにハリーの順番が巡って来ました。そして椅子の縁を握り締めながらハリーが一心不乱に願った事は「スリザリンだけは辞めて欲しい」という事でした。ところが意外な事に帽子はハリーにスリザリンを勧めて来たのです。

「スリザリンは嫌なのかね?確かかね?君は偉大になれる可能性があるんだよ。その全ては君の頭の中にある。スリザリンに入れば間違いなく偉大になる道が開ける。嫌かね?よろしい。君がそう確信しているなら。むしろ」

ハリーは帽子が最後の言葉を大広間全体に向かって叫ぶのを聞きました。帽子を脱ぐとハリーはふらふらとグリフィンドールのテーブルに向かったのでした。スリザリンではなかったという安堵感で頭が一杯だったので・・・

ハリーは最高の割れるような歓声に迎えられている事にも全く気づかなかったというわけなんですよね。

今日の最後に
当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と指摘しています。ハリーが初めて会って即座にロンと意気投合したのはロンが嘘偽りを一切言わず率直で正直な思いを言っていたという事を開心術で・・・

見抜いたからだったのです。その一方でドラコ・マルフォイの場合は個々の読者によって解釈は異なると思いますが「教えてあげよう」などと言って表向きは親切心を装いながら実は支配欲や有名人のハリー・ポッターを・・・

自分の思う通りに操ってやろうなどという自己満足的な野心を持って話しかけて来たのでハリーはそういったドラコ・マルフォイの邪心を見て取って「こいつは信用できない」と判断したというわけです。さらにハリーは・・・

マクゴナガル先生を一目見た瞬間に「この人には逆らってはいけない」と思いました。その事は初授業で証明されたのです。

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