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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2年生になったハリーはスネイプにロックハートに管理人のフィルチなど数々のホグワーツの教職員の部屋に入る事になりました。しかしやはり「断トツに面白い!」と思ったのはダンブルドアの校長室だったのです。そこは広くて美しい円形の部屋で・・・(全3項目)

3-1.初めての「隠れ穴」
ハリーが「隠れ穴」に到着した時ウィーズリーおばさんはロンにフレッドとジョージの3人の息子が真夜中に家を抜け出しアーサー氏の空飛ぶフォード・アングリアに乗って出かけたという事で声を限りに怒鳴りつけたのでした。

ベッドは空っぽ。メモも置いてない。車は消えてる。事故でも起こしたかもしれない。ウィーズリーおばさんが何より心配したのは3人が命に関わる事故を起こす事と姿を見られる事でアーサー氏が職を失う事だったんですよね。

「まあハリー。よく来てくださったわねえ。家に入って朝食をどうぞ」

3人の息子を激しく叱責する迫力に思わず後退りしたハリーでしたが、おばさんはこう言うとくるりと向きを変えて家の方に歩き出しました。ハリーはどうしようかとロンをちらりと見ましたがロンが大丈夫と言うように・・・

頷いたのでハリーはおばさんに従いて行きました。台所に入るとハリーは椅子の端っこに腰掛け周囲を見回しました。そこは小さく相当に狭苦しい所でした。しっかり洗い込まれた木のテーブルと椅子が中央に置かれていました。

ハリーの反対側の壁に掛かっている時計には針が1本しかなく数字が1つも書かれていません。その代わりに「お茶を入れる時間」とか「鶏に餌をやる時間」とか「遅刻よ」などと書き込まれていました。暖炉の上には本が・・・

三段重ねに積まれていました。目についたのは「自家製魔法チーズの作り方」に「お菓子を作る楽しい呪文」さらには「1分間でご馳走を-まさに魔法だ!」などでした。流しの脇に置かれた古ぼけたラジオからは放送が・・・

聞こえて来ました。ハリーの耳が確かなら「次は魔女の時間です。人気歌手の魔女セレスティナ・ワーベックをお迎えしてお送りします」と言っているようです。ハリーにとっては見る物聞く事の全てが珍しいというわけです。

ハリーは夏休みの残りの期間をこの「隠れ穴」で過ごし、加えてクィディッチ・ワールドカップが開催される時やクリスマス休暇など要所要所でお世話になるというわけです。そして最終的には末っ子で一人娘のジニーと・・・

結婚して我が家も同然という事になるんですよね。

3-2.初めての校長室
1年生の時にハリーたち3人は学期末試験が終了した直後に校長室に行こうとした事があります。ハグリッドが見知らぬ誰かに三頭犬のフラッフィーの手なずけ方を教えてしまっていた事を知ったからです。しかしその時は・・・

3人の願いが聞き入れられる事はありませんでした。ところが2年生になった時ハリーは思わぬ形で校長室に足を運ぶ事になりました。それは一連の襲撃事件でフィルチの飼い猫ミセス・ノリスにコリン・クリービーに続き・・・

ジャスティン・フィンチ・フレッチリーと「ほとんど首なしニック」が同時に襲撃された時でした。ハリーは偶然2人が襲われた直後の現場に遭遇してしまったのです。顔面蒼白のアーニー・マクミランがハリーを指差し・・・

「現行犯だ!」と言うとマクゴナガル先生が「お辞めなさい!」と厳しくたしなめました。後始末を終えるとマクゴナガル先生は「誓ってやってません」と言うハリーを「私の手に負えない事です」と素っ気なく言って・・・

2人は押し黙って歩きました。角を曲がるとマクゴナガル先生は途方もなく醜い大きな石の怪獣像の前で立ち止まりました。マクゴナガル先生がハリーに「おいでなさい」と言って連れて来た所は?すると先生がこう言いました。

「レモン・キャンデー!」

怪獣像が突然生きた本物になりピョンと跳んで脇に寄り背後にあった壁が左右に割れました。一体どうなる事かと恐れで頭が一杯だったハリーも思わず怖さを忘れて驚きました。壁の裏には螺旋階段がありそれはまるで・・・

エスカレーターのように滑らかに上へと動いていました。ハリーがマクゴナガル先生と一緒に階段に乗ると2人の背後で壁はドシンと閉じました。2人はくるくると螺旋状に上へと運ばれて行きました。前方の輝くような・・・

グリフィンのノック用の金具がついた樫の扉を見た時ハリーは自分が連れて来られた所が校長室だという事に気づいたのでした。部屋に入ってマクゴナガル先生がいなくなった後ハリーが校長室をぐるりと見回して思ったのは?

今学期ハリーはスネイプにロックハートなど色々な先生の部屋に入りました。がしかしダンブルドアの校長室が断トツに面白いと思いました。校長室は広くて美しい円形の部屋でおかしくて小さな物音で満ち溢れていたのでした。

紡錘形の華奢な脚がついたテーブルの上には奇妙な銀の道具が立ち並びくるくる回りながらポッポッと小さな煙を吐いていました。壁には歴代の校長先生の写真が掛かっていましたが額縁の中で全員がすやすやと眠っていました。

大きな鉤爪脚の机もありました。その後ろの棚にはみすぼらしいボロボロの三角帽子が載っていました。それは組分け帽子だったのです。ハリーは眠っている校長先生たちをそーっと見渡しました。組分け帽子を取って・・・

もう一度被ってみても構わないだろうか?確認するだけなんだ。僕の組分けは正しかったのか?ハリーはそっと机の後ろに回り込み棚から帽子を取り上げるとそろそろと被りました。すると帽子の返事は前回と同じだったのです。

「君はスリザリンで上手くやれる可能性がある」

それに対してハリーは・・・

「あなたは間違っている」

3-3.初めてのリーマス・ルーピンとの対面
それが「宿命」つまりは避ける事ができない運命なんでしょうね。ハリーの元には常にトラブルが飛び込んで来ます。そしてハリーが3年生になった時のそれは魔法界の監獄アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが・・・

ハリーの命を狙っているという事だったのです。ホグワーツ特急がスピードを上げ始めた時ハリーはロンとハーマイオニーに「君たちだけに話したい事があるんだ」と言って3人は誰もいないコンパートメントを探したのでした。

どこも一杯でしたが最後尾に1つだけ空いた所がありました。そこには男の客が1人いるだけでした。窓際の席でぐっすり眠っていました。9月1日11時発のホグワーツ特急はいつも生徒のために貸切になり食べ物をワゴンで・・・

売りに来る魔女以外に車中で大人を見かける事はありません。その見知らぬ客はあちらこちらに継ぎの当たった相当にみすぼらしいローブを着ていました。疲れ果てて病んでいるようにも見えました。まだかなり若いのに・・・

鳶色の髪は白髪混じりでした。窓から一番遠い席を取りながらロンが声をひそめて「この人誰だと思う?」と訊くと、ハーマイオニーが即座に「ルーピン先生」と答えました。ロンが「どうして知ってるんだ?」と訊くと・・・

ハーマイオニーはその男の頭上にある荷物棚を指差しました。そこにあったくたびれた小振りのカバンはきちんと繋ぎ合わされた紐でぐるぐる巻きにしてありました。そのカバンの片隅に剥がれかけた文字が押してあったのです。

R.J.ルーピン教授

ルーピン先生の青白い横顔を見ながら顔をしかめてロンは「一体何を教えるんだ?」と訊きました。するとハーマイオニーは「空いているのは1つしかないのだからそれに決まっている」と言うのです。つまりその科目とは?

「闇の魔術に対する防衛術よ」

ハリーもロンもハーマイオニーも「この科目」の授業を2人の先生から受けました。がしかし2人とも1年限りでホグワーツを去る事になりました。この学科は「呪われている」という噂が立っていました。そのためロンは・・・

「この人がちゃんと教えられるならいいけどね」と言って「駄目だろう」という口調でした。さらにロンは「強力な呪いをかけられたら一発で参ってしまうように見える」と言うのです。それと言うのも過去2年の先生が・・・

クィレルもロックハートも期待外れの先生だったからです。しかしルーピン先生はハリーたちにとっては初めての大当たりの先生でした。学期が始まるとルーピン先生は断トツ一番人気の先生になったというわけなんですよね。

今日の最後に
実はふと思ったのですがハリーは何だかんだと様々な形で大広間でダンブルドア校長が紹介する前に「闇の魔術に対する防衛術」の先生との対面を果たしていますね。前述のようにルーピン先生はホグワーツ特急の車両内でした。

6年生時のスネイプは論外ですがクィレルとは11才の誕生日に「漏れ鍋」で会っています。さらにロックハートは夏休み中にダイアゴン横丁に出かけた時に会っています。そして最終年度の教師のアミカス・カローとは・・・

ダンブルドア校長がスネイプに殺害される時にその場に居合わせている所を目撃していますね。そして唯一の例外で対面をしていなかったのが4年生時のマッド・アイことアラスター・ムーディだったというわけなんですよね。

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