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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーたちが5年生になった時「占い学」の授業で出された課題はイニゴ・イマゴの「夢のお告げ」という本を使って「夢の解釈をする」というものでした。しかしハリーが最近見ている夢の内容はあまりにもリアルで解釈などしてもらう必要はなかったのです。そこでハリーはロンに対して・・・(全3項目)

3-1.今年は一番乗り!だがしかし
5年生になって最初の「占い学」の授業を受ける時ハリーは教室の入口で北塔のてっぺんの撥ね天井の下に1人で座っていました。お陰で始業ベルが鳴ると真っ先に銀の梯子を上って塔教室に入る事になりました。つまりは・・・

ハリーは一番乗りだったというわけです。ハリーが教室に入った時トレローニー先生は使い古した革表紙の本を部屋中に置かれた華奢なテーブルに配って歩く事に没頭していました。ハリーが薄暗い所に座っていたので・・・

ハリーが既に教室にいる事に気づいていないようでした。それから5分ほどの間に他の生徒も到着しました。ロンは教室に入って来ると注意深くあたりを見回しハリーを見つけて隣に座るとこう言ったというわけなんですよね。

「僕、ハーマイオニーと言い争うのは辞めた」

ハリーが「そりゃ良かった」と不機嫌に言うとロンはハーマイオニーが僕たちに八つ当たりするのは辞めて欲しいと言ってる。ハリーが反論しようとするとロンはハリーの言葉を途中で遮り「伝言しただけさ」と言った後・・・

ハーマイオニーの言う通りだと思う。シェーマスやスネイプがハリーをあんな風に扱うのは僕たちのせいじゃないと言ったのでした。ハリーが「そんな事は言ってない」と再び反論をしようとしました。ところがそこで・・・

トレローニー先生が毎度お馴染みの夢見るような霧の彼方の声で「こんにちは」と挨拶をして来たのでハリーは口を閉じました。ハリーはまたしてもイライラと落ち着かず自分を恥じる気持ちに駆られたというわけなんですよね。

3-2.配っていたのは?
「こんにちは。占い学の授業にようこそ」の挨拶に続いてトレローニー先生は当然休暇中の皆様の運命はずっと見ておりました。こうして無事ホグワーツに戻っていらしてうれしゅうございますわ。そしてそうなる事は・・・

自分には判っていたと言った後ハリーが見守っていた始業ベルが鳴った後に各テーブルに配っていた革表紙の本の説明に入って行きました。それはイニゴ・イマゴの「夢のお告げ」という本だったのです。先生が言うには・・・

夢の解釈は未来を占う最も大切な方法の1つなのだそうです。多分この本の内容はふくろう試験にも出るんだそうです。ただトレローニー先生は占いという神聖な術に試験の合否が大切だなんて少しも考えていないとの事でした。

皆様が「心眼」をお持ちであれば証書や成績はほとんど関係ございません。しかしそれでも校長先生が皆様に試験を受けさせたいとのお考えなのだそうです。そう言いながらトレローニー先生の声は微妙に細くなって行きました。

自分の学科すなわち「占い学」が試験などという卑しい物から超越していると考えている事が誰にでもはっきりと判る調子だったというわけなんですよね。トレローニー先生は本の序章を開いてイマゴが夢の解釈について・・・

書いている事をお読みあそばせ。それから2人ずつ組み互いの最近の夢について「夢のお告げ」を使って解釈なさいとの事でした。それがトレローニー先生にとっては残念な事にハリーが最近見ている夢の内容というのが・・・

3-3.唯一の救いは?
自分の夢の内容は絶対誰にも言うまい。それがたとえロンであっても。ハリーが最近いつも見ている夢それも悪夢の意味は自分にはもう十二分に判っているのです。それはセドリック・ディゴリーが殺害されて復活直後の・・・

ヴォルデモート卿と自分が墓場で対決する夢だったのです。そういうわけなのでハリーはロンが「夢なんか憶えてた事ないよ。君が言えよ」と言っても「1つぐらい憶えているだろう」と反論して頑として応じなかったのでした。

ハリーとロンのテーブルの隣ではディーンとネビルが組んでいました。ネビルは早速自分の悪夢の長々しい説明を始めました。ばあちゃんの一張羅の帽子を被った巨大なハサミが登場するという内容でした。それを聞いて・・・

ハリーとロンは顔を見合わせて塞ぎ込みました。ハリーに「1つぐらい」と言われてロンが何とか思い出そうとして顔をしかめながら口にしたのは「クィディッチをしている夢を見た」というものでした。意味を問われて・・・

ハリーは「夢のお告げ」をつまらなそうにめくりながら「多分巨大なマシュマロに食われるとか何とかだろう」と答えたのでした。本の「お告げ」の中から夢の欠けらを探し出すのは退屈な作業でした。ただ唯一の救いは・・・

この「占い学」の授業が二時限続きではなかった事でした。生徒全員が序章を読み終わった頃には夢の解釈をする時間が10分と残されていませんでした。がしかし授業の最後にはハリーの気持ちをさらに落ち込ませる事が・・・

トレローニー先生が「1ヵ月間夢日記をつける」という宿題を出したのです。ハリーたちは「今年はふくろう試験の年」という事で先生方は競うように宿題を出しているのですがトレローニー先生もまた例外ではなかったのです。

最後に
この場面を改めて読み返して私が疑問に思ったのは「トレローニー先生はイニゴ・イマゴ著の夢のお告げの本を何故教室の各テーブルに置いていたんだろう?」という事でした。授業でこの本を使うという事であるのなら・・・

教科書のリストに載せれば生徒たちがダイアゴン横丁の「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」で買って来ますよね?そうすればトレローニー先生は「買って来てくださいましたか?」と確認をするだけで事が済みますよね?

生徒たちに購入して来てもらえば各テーブルに配る必要はなくなります。私が1つだけ考えられるとしたら「この本」は既にもう絶版になっていて書店で手に入れる事ができなくなっているという事しか思い浮かびませんね。

さて!ハリーもロンもふくろう試験が不合格だったという事もあって6年生の時は「占い学」を取りませんでした。そのためこの科目の授業シーンは第5巻「不死鳥の騎士団」で打ち止めという事になるというわけなんですよね。

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