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さて!今週は全国的にお盆休みという事で久方ぶりにお盆企画として既にもう死んでいる「この人」を取り上げてみる事にしました。本来グリフィンドールとスリザリンは激しく敵対する関係なんですよね。ところが男爵はグリフィンドール寮の監督生のパーシーでさえ一目置く存在のようです。(全3項目)

3-1.初登場シーン
突然不思議な事が起こりました。それはハリーを含めた新入生が組分けの儀式を受けるため玄関ホール脇の小さな空き部屋にいる時の事でした。後ろの壁から真珠のように白く少し透き通っているゴーストが現れ出でたのでした。

20人ぐらいいました。全員が1年生には見向きもせず互いに話をしながらスルスルと部屋を横切って行きます。何か議論をしているようです。するとひだがある襟のついた服を着てタイツを履いたゴーストが話しかけて来ました。

そのゴーストが「君たちここで何してるんだい?」と訊くと太って小柄な修道士らしいゴーストが「新入生じゃな。これから組分けされる所か?」と笑顔を見せつつ言ったので数人が黙って頷きました。実はその2人こそが・・・

グリフィンドール寮付きのゴースト「ほとんど首なしニック」とハッフルパフ寮付きのゴースト「太った修道士」の2人だったというわけです。そしてハリーがグリフィンドールのテーブルに着席をしてから知ったのが・・・

それはニックがグリフィンドールの新入生に「今年こそ寮対抗優勝カップを獲得できるよう頑張ってくださるでしょうな?」と言った時でした。グリフィンドールがこんなに長く負け続けた事はない。何と6年間に渡って・・・

スリザリンが寮杯を取っている。そのためスリザリンのゴースト「血みどろ男爵」は鼻持ちならない状態になっている。ここで初めてハリーは男爵の名前を聞いたというわけです。ハリーがスリザリンのテーブルを見ると・・・

身の毛もよだつようなゴーストがドラコ・マルフォイの隣に座っていました。虚ろな目にげっそりとした顔。衣服は銀色の血でべっとりと汚れていました。マルフォイは隣に男爵がいる事がお気にに召さないようなので・・・

ハリーは何だか男爵がマルフォイの隣にいる事が「うれしい」と思いました。興味津々のシェーマス・フィネガンが「どうして血みどろになったの?」と訊くとニックは「訊いてみた事もありません」と言葉を濁したのでした。

そんな「血みどろ男爵」は・・・

3-2.ポルターガイストのピーブズとの関係
新入生歓迎パーティが終了してダンブルドア校長が就寝時間を宣言すると、グリフィンドールの1年生は監督生のパーシーに従いて大広間を出ると大理石の階段を上りました。ハリーの足は鉛のように重くなりましたが・・・

それは疲れと満腹のせいでした。とても眠かったので廊下を通る時に壁にかけてある肖像画の人物が囁いたり生徒を指したりしても全く気にならずパーシーが引き戸の陰とタペストリーの裏の隠し扉を二度も通り抜けても・・・

何とも思いませんでした。足を引きずりながら幾つもの階段を上りハリーが「一体あとどのくらいかかるんだろう?」と思った途端に突然前進が止まりました。空中に杖が一束浮いていたからです。パーシーが言うには・・・

「ポルターガイストのピーブズだよ」

パーシーは大声で「ピーブズ姿を見せろ」と言いました。すると風船から空気が抜けるような大きくて無作法な音が聞こえて来ました。パーシーが「血みどろ男爵を呼んで来てもいいのか?」と言うとポンという音がして・・・

意地悪そうな暗い目の大きな口をした小男が現れました。あぐらをかき杖の束を掴んで空中に漂っていました。その小男は甲高くて意地悪な笑い声を上げると1年生めがけて急降下して来ました。1年生は身をひょいと屈めました。

そんなピーブズにパーシーは「行ってしまえ。そうしないと男爵に言いつけるぞ。本気だぞ」と怒鳴って再び「血みどろ男爵」の名前を出しました。ピーブズは舌をベーッと出し杖の束をネビルの頭上に落とすと姿を消しました。

ピーブズは杖の束を落とすついでにその場にあった鎧をガラガラと言わせながら遠退いて行きました。再び歩き出しながらパーシーは1年生に「ピーブズには気をつけた方がいい」と言ったのでした。パーシーが言うには・・・

ピーブズをコントロールできるのは「血みどろ男爵」だけなんだそうです。だからパーシーは二度に渡って「血みどろ男爵」の名前を出したというわけなんですよね。パーシーを含めた監督生の言う事さえ聞かないのだそうです。

パーシーがそう話している内にハリーたち1年生はようやくグリフィンドール寮の入口に到着したというわけなんですよね。

3-3.ネビルのそばを
それはハリーがホグワーツに入学して2週目の木曜日の夜。初めての飛行訓練授業がスリザリンとグリフィンドールの合同で行なわれた日の事でした。ハリーは真夜中にドラコ・マルフォイと決闘をするために寮を出て・・・

トロフィー室に向かおうとしていました。ところが寮の入口の門番を務める「太った婦人(レディ)」が夜のお出かけでハーマイオニーはグリフィンドール塔から締め出されてしまったのです。そのためハーマイオニーは・・・

ここに突っ立ってフィルチに捕まるのを待てと言うの?それなら3人とも見つかった時にフィルチに本当の事を言うわ。私はあなたたちを止めようとしたって。ハーマイオニーがハリーとロンに証人になれと言っていると・・・

「シッ。2人とも静かに。何か聞こえるぞ」

嗅ぎ回っているような音が聞こえて来るので暗がりを透かし見ながらロンが「ミセス・ノリスか?」とヒソヒソ声で言いました。しかし音の主はミセス・ノリスではありませんでした。昼間の飛行訓練授業の時に負傷して・・・

マダム・フーチに医務室に連れて行かれたネビルだったのです。床に丸まってグッスリ眠っていました。がしかし3人が忍び寄るとビクッとして目を覚ましました。ネビルは合言葉を忘れたため寮に入る事ができなかったのです。

骨折はマダム・ポンフリーがあっという間に治してくれたんだそうです。ハリーは「良かったね」と言ったものの「悪いけど僕たちはこれから行く所があるんだ」とネビルに告げてその場を立ち去ろうとしました。ところが!

「そんな、置いていかないで!」

ネビルはこう言うと慌てて立ち上がりました。ここに1人でいるのは嫌だと言うのです。何でも「血みどろ男爵」がもう二度もここを通って行ったんだそうです。そのためハーマイオニーに続いてさらにネビルまでもが・・・

招かざる客としてハリーに従いてトロフィー室に行く事になってしまったというわけなんですよね。

今日の最後に
そりゃ確かに夜の11時過ぎに真っ暗な廊下で「血みどろ男爵」に出会ってしまったらそれはとても怖いでしょうね。したがってネビルが「1人にしないで」と言ってハリーたち3人と一緒に行きたいと言い出す気持ちは理解できます。

しかしその一方で「血みどろ男爵」が二度もネビルが寝ている所を通って行ったのは「あんな所に寝ていてフィルチに見つかってしまったら」とネビルの事を心配して男爵は再び同じ所を訪れたのでは?と私はそう思いますね。

男爵は案外いい人なのかもしれませんよ。(笑)
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