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イギリス人の文化や生活習慣を知りイギリスをより深く理解するとハリーポッター・シリーズをさらに楽しく読み返すことが出来るということで始まりました「この企画」本日はイギリス人と紅茶の関係を紹介してみたいと思います。

紅茶に始まり紅茶で終わる
伝え聞くところによるとイギリス人は何と!1日に7回紅茶を飲むそうです。まず朝起きた直後に目覚めの一杯を飲みます。

当然朝食の時に飲んで11時のティーの時には必ずビスケットがつきます。昼食時にももちろん飲んで次は午後4時のアフタヌーン・ティー夕食時も飲んで最後は就寝前の一杯ということで1日に7回!ということになります。

最近はコーヒーを飲む人や夜はワインという人もいるので「最高7回」なのだそうですが、それでもやはりイギリス人が一番よく飲むのは紅茶なんだそうで大きなスーパーに行くとコーヒーよりも紅茶の売り場面積のほうが圧倒的に広いそうです。

イギリスの紅茶はおいしい!
数々の書物などの情報によるとフランス・イタリア・ドイツなどの大陸側のヨーロッパ諸国で飲む紅茶よりもイギリスで飲む紅茶のほうがおいしいそうです。

それには様々な理由が挙げられています。例えばイギリスの水は軟水ではなく硬水だからだという指摘もあるそうです。したがって水道水で作っても充分においしいそうです。

またイギリス人は紅茶の入れ方に非常に神経を使うそうです。ポットを温めておくなどということは常識中の常識で当然のことのようです。

作家ジョージ・オーウェルは「一杯のおいしい紅茶」という本の中で「紅茶の葉を入れたティーポットを沸いているやかんのそばに持っていく。決してその逆ではない」と言っているそうです。

つまり紅茶の葉に注がれる「その瞬間」に湯が沸騰していなければ「おいしい紅茶」にならないのだそうです。逆に高価な紅茶でなくとも熱湯で淹れれば十分においしい紅茶が飲めるのだそうです。

お茶のシーン
そんなわけでハリーポッター・シリーズにも折々に紅茶を飲むシーンが出て来ます。私が気がついた場面を幾つか拾ってみました。

その1、ダーズリー家就寝前の一杯
賢者の石13ページでバーノン叔父さんが居間でテレビを見ていると、そこに紅茶を2つ持って奥さんが入って来ています。つまり「就寝前の一杯」ということになりますね。

普段ダーズリー夫妻は「この時間」は紅茶を飲みながらあれこれと世間話をするのが常になっているようですが、この日は気になっていることが奥さんの嫌がる内容だということで少々口が重たいようですね。

その2、占い学の最初の授業
アズカバンの囚人138ページ(携帯版149ページ)ではトレローニー先生がティーカップに紅茶を注いで飲み干した後の紅茶の葉の模様を読んで未来を占うというシーンが出て来ます。

この時ハリーはグリム・死神犬が取り憑いている・・・つまり死の予告をトレローニー先生から宣告される最初のキッカケとなってしまいました。これもイギリス人が日常的に紅茶を飲んでいればこその話ですよね。

その3、ルーピン先生はティー・バック
アズカバンの囚人201ページ(携帯版219ページ)で1人ホグズミード村に行けないハリーにルーピン先生が声をかけています。

部屋に入ったハリーにルーピン先生が「私もちょうど飲もうかなと思っていたところだが」と言いながら紅茶を薦めていますね。

この後ルーピン先生が目をキラキラさせながら「すまないがティー・バックしかないんだ」「お茶の葉はうんざりだろう?」と言うところは私のお気に入りのシーンです。

その4、大皿に盛ったビスケット付き!
炎のゴブレット下巻27ページ(携帯版524ページ)でハリーがホグワーツの厨房でドビーとの再会を果たした後ドビーがハリーに紅茶を飲みませんか?と言っています。

するとハリー・ロン・ハーマイオニーの3人分の紅茶がミルク入りさらに大皿に盛ったビスケット付きで出て来ます。さすがサービス満点ですね。

その5、ダンブルドアはケーキ付き!
炎のゴブレット下巻146ページ(携帯版628ページ)で半巨人だということを明らかにされて小屋に引きこもっているハグリッドをハリーたちが説得しているシーンでダンブルドアが杖を回して出したのが「紅茶」でした。

ダンブルドアが杖をクルクルッと回すと紅茶と一緒にケーキを乗せた皿も現れています。さすがですね!サービスいいです。

その6、マクゴナガル先生はビスケットのみ!
前述の通りイギリスでは11時のティータイムにはビスケットが出るそうですが、騎士団上巻391ページでマクゴナガル先生はハリーに「ビスケットをおあがりなさい」と言ってハリーを驚かせています。

「おあがりなさい」と優しくビスケットを薦められた上にいつもと違う雰囲気・言葉遣いのマクゴナガル先生に戸惑うハリーなのでした。

最後に
と!いうわけでハリーポッター・シリーズにも折々に紅茶を飲むシーンが結構登場していることが理解してもらえたのではないかな?!と思います。

このようにイギリス人と紅茶というのは極めて密接な関係だということを認識した上で各巻を読み返すとまた今までとは違った思いで読むことが出来るんではないかな?!と思います。
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