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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

名付け親のシリウスを裏切り死に追い込んだ事でハリーのクリーチャーに対する嫌悪感は頂点に達しました。ところが2人には共通した目的であり悲願がある事が判ったのです。ハリーがその事を知った時ハリーとクリーチャーの関係は劇的に変わってクリーチャーはハリーの事を・・・(全3項目)

3-1.ハリーと屋敷しもべ妖精
ハリーは11才の時に魔法界に足を踏み入れてからは2年生の時にドビーそして4年生の時にはウィンキーと2人の屋敷しもべ妖精と出会って来ました。最初に知り合ったドビーは当時マルフォイ家に仕えていました。しかし・・・

ドビーはハリーの事をとことん心配してハリーがホグワーツに戻ったら大変な事になると必死になってハリーが学校に戻る事を阻止しようとしました。その行為はハリーにとってはありがた迷惑以外の何物でもありませんでした。

しかしドビーがした事がロンをして「ドビーが君の命を救おうとするのを辞めないと結局君を死なせてしまうよ」と言わしめてもハリーは「ドビーがそういう行為をするのは僕を思うが故なんだ」という事を知っていたのです。

だからこそハリーは策を講じてドビーを自由にしたのです。マルフォイ家の束縛からドビーを解放したのです。そしてハリーが2人目に出会った屋敷しもべ妖精のウィンキーはドビーとは一転して仕えていたクラウチ家を・・・

クラウチ家の人たちをとても慕っていました。それはご主人様のバーテミウス・クラウチ氏に解雇された後も変わりませんでした。毎日世話をしていた自分がいなくなってご主人様はどうしているだろうと心配していたのです。

不死鳥の騎士団本部に入って3人目に出会ったクリーチャーはハリーがこれまで会った2人とはまた別のタイプの屋敷しもべ妖精でした。既に死んでしまった狂信的な純血主義者のシリウスのお母さんが絶対的な存在だったのです。

ウィーズリー家の子供たちの事を「血を裏切る者のいやらしいガキめ」と言ってみたりハーマイオニーが話しかけると「穢れた血め。ずうずうしく鉄面皮で立っている」と言ったりしてクリーチャーは罵倒の限りを尽くすのです。

ジョージの事を「その双子の片割れ。異常な野獣め。こいつら」と誰も自分の言う事が聞こえていないと信じ切って話しているクリーチャーを見てハリーは怒りや呆れを通り越して笑っていいやらどうやら分りませんでした。

そんなクリーチャーが夏休み最後の日のハリーの夢の中に出て来たというわけなんですよね。

3-2.ハリーが見た夢
ハリーは1才3ヵ月の時に両親をヴォルデモート卿に殺害されました。ところがハリーをも葬り去ろうとした「死の呪文」は何故かヴォルデモート自身に撥ね返りハリーは生き残りました。その事がハリーを一層有名にしたのです。

1年生の学期末ハリーはハグリッドから小奇麗な皮表紙の本を貰いました。その本にはハリーの両親ポッター夫妻の魔法写真がぎっしり詰っていました。両親の顔を知らないで育ったハリーへの何よりのプレゼントだったのです。

ハリーが1才の時に両親をヴォルデモート卿に殺害されたのにハリーだけは生き残った。魔法界でその事を知らない人間は1人もいません。しかし1年生の時にハグリッドから両親の写真が載った本を貰っているという事を・・・

その事を知ってる人はほとんどいなかったのです。そこでマッド・アイ・ムーディはハリーが両親の顔を見た事がないに違いないとそう思って、親切心から不死鳥の騎士団の創立メンバーの写真を見せたというわけなんですよね。

死体の欠けらしか見つからなかったベンジー・フェンウィック。魔法法執行部の部長アメリア・ボーンズの弟エドガー・ボーンズ。素晴らしい魔法使いだったがエドガー自身もその家族も殺害されてしまった。さらには・・・

この写真から6ヵ月後に消えて遺体も見つからなかったキャラドック・ディアボーン。5人もの死喰い人と雄々しく戦って死んだギデオンとフェービアン・プルウェット。ヴォルデモート自身に殺害された魔女ドーカス・メドウズ。

ハリーはマッド・アイにこの写真を見せられて大きなショックを受けました。創立メンバーの多くが既に死んでいる。しかも天寿を全うして死んだ魔法使いや魔女は1人もいません。その日の夜ハリーは悪夢にうなされました。

両親が夢の中で現れたり消えたりしました。一言もしゃべりません。ウィーズリーおばさんがクリーチャーの死体のそばで泣いています。それを見ているロンとハーマイオニーは王冠を被っています。そしてまたしても・・・

ハリーは廊下を歩き鍵の掛かった扉で行き止まりになる。傷痕の刺すような痛みでハリーが目を覚ますともう朝になっていたのです。

3-3.その後のハリーとクリーチャーとの関係
この時点に於けるクリーチャーと云えば残念ながらお世辞にも死んでウィーズリーおばさんに悲しんでもらうような行動は取っていないですよね。息子たちの事は「血を裏切る者のいやらしいガキめ」と言うわ、さらには・・・

ハーマイオニーの事は例の差別的用語「穢れた血」を口にして罵倒しています。ハリーのクリーチャーに対する嫌悪感が頂点に達したのはシリウスの死後の事でした。何と驚くべき事にクリーチャーは二君に仕えていたのです。

それはシリウスとベラトリック・レストレンジの2人でした。そしてクリーチャーはシリウスを裏切りハリーの名付け親であり、ハリーにとってはかけがえのないそれはそれは大切な人を死に追い込んでしまったというわけです。

そんなハリーとクリーチャーの関係が劇的に変わったのは2人が「ヴォルデモートの分霊箱を破壊する」という共通の目的であり悲願がある事が判ったからでした。クリーチャーのその思いは次のこの言葉に凝縮されています。

「それにロケットも。レギュラス様のロケットも。クリーチャーめは過ちを犯しました。クリーチャーはご主人様の命令を果たせませんでした」

この後クリーチャーはレギュラスと一緒にハリーがダンブルドアと共に行ったあの洞窟に足を運んだ事。そしてヴォルデモートの分霊箱を持ち帰って来たものの破壊できなかった事。そしてマンダンガス・フレッチャーが・・・

そのロケットを持ち去ってしまった事を告白したのでした。ハリーはクリーチャーに「マンダンガス・フレッチャーを探してここに連れて来て欲しい」と依頼しました。そして例のレギュラスの偽物の分霊箱を授与したのでした。

クリーチャーはその偽物の分霊箱を一目見るなり衝撃と悲しみで大声を上げ再び床に突っ伏しました。クリーチャーをなだめるのに優に半時間を要しました。感激に打ちのめされたクリーチャーはそれ以降はハリーの事を・・・

「ハリー様」とファーストネームで呼ぶようになったばかりが「お靴をお脱ぎください」と話しかける時の口調まで変わるほどの変貌ぶりでした。そしてホグワーツの戦いでは学校の屋敷しもべ妖精を率いて参戦したのでした。

今日の最後に
実は今回のハリーの夢を読み返してふと思ったのは「クリーチャーが死んで泣いているのが何故ロンでもハーマイオニーでもハリーの未来の奥さんのジニーでもなくウィーズリーおばさんなんだろう?」という事なんですよね。

ロンとハーマイオニーの2人が王冠を被っているというのは当然2人が将来結婚するという事を暗示してるんでしょうね。私が思うには結婚後のハリーとジニーの新居にはウィーズリーおばさんも一緒に住む事になったのでは?

そのためクリーチャーが死んだ時にはおばさんもとっても悲しんだ。その時の光景がハリーの予知夢に現れたのでは?と私はそう思いますね。まあここの部分については個々の読者によって解釈が大きく違って来る所でしょうね。

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