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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートの分霊箱を探し出して破壊する。6年生になるとハリーはダンブルドア校長の個人教授を受ける事になりました。そしてダンブルドアの死後ハリーの頭の中を支配していたのはこの1つだけだったのです。しかしハリーが夢で見ていた通りの展開になり、その行程は困難を極めたのでした。(全3項目)

3-1.ダンブルドアの個人教授
ハリーはホグワーツに入学して以降3年生の時にはリーマス・ルーピンそして5年生の時にはセブルス・スネイプの課外授業を受けて来ました。そして最後を締めくくる事になったのがアルバス・ダンブルドアその人だったのです。

ダンブルドアのそれは過去の2人の教師とは趣きを異にする内容でした。杖を構えるなどという事は一切なく校長室に置かれている「憂いの篩」を使ってヴォルデモート卿の生涯を祖父の代から振り返るというものだったのです。

「わしは随分長い間この証拠を求めておった」

クリスマス休暇明けにダンブルドアがハリーに出した宿題をようやくやり遂げた時。すなわちホラス・スラグホーンの本物の記憶を回収して見終わった時にダンブルドアが開口一番口にしたのが「この言葉」だったんですよね。

ダンブルドアが考えていた理論を裏付ける証拠なのだそうです。これでダンブルドアの理論が正しい事が証明された。しかしそれと同時に道程がまだ遠いという事も判ってしまったんだそうです。それは何故かと云えば・・・

ヴォルデモートは複数の分霊箱を創っていた。

残り4つの分霊箱を見つけ出して破壊しなければヴォルデモートを真に滅ぼす事はできない。ところがその内の1つを回収したと思ったらその分霊箱は偽物だったのです。さらにハリーは最大の後ろ盾を失う事にもなったのです。

ハリーを待ち受けていたあまりにも厳しい現実は?

ダンブルドアの死だったのです。

3-2.ハリーが見た夢
これまでのハリーなら興奮したり好奇心に駆られたり謎の奥底が知りたくてもどかしい思いをしたものでした。がしかしもはやそのようには感じられなくなっていました。まず本物の分霊箱に関する真実を知るのが任務でした。

それができた時初めて目の前に伸びる曲折した暗い道を少しは先に進む事ができるだろう。ハリーがダンブルドアと一緒に歩き出した道程でした。その旅を1人で続けなければならないという事をハリーは今思い知っていました。

あと「4個」もの分霊箱がどこかにある。それを全て探し出して消滅させなければヴォルデモート自身を殺害する可能性さえない。ハリーは分霊箱の名前を列挙する事で、それが入手できるかのように何度も復唱していました。

ロケットにカップに蛇のナギニ。グリフィンドールかレイブンクローの縁の品。このマントラのような呪文はハリーが眠りについた時に頭の中で脈打ちが始まるようなのです。カップやロケットなどの謎の品々が夢の中で・・・

びっしりと現れるのです。ところがどうしても近づく事ができません。ダンブルドアが縄梯子を出して助けようとはします。しかしハリーが梯子を登り始めた途端その椅子は何匹もの蛇に変わってしまうという内容だったのです。

そして翌年度になってみると・・・

3-3.ハリーを待ち受けていた困難
ヴォルデモートの分霊箱を探し出して破壊する旅。ビルとフラーの結婚式が死喰い人集団に急襲されたその日。ハリーはロンとハーマイオニーとスタートを切りました。がしかしその旅は苦難に満ちた道程が待ち受けていました。

1つ目の分霊箱の在り処が判ったと思ったら実は極々身近にあってハリーもそれをいじっていた事を思い出したのです。その誰も開ける事ができなかったロケットはグリモールド・プレイス12番地の客間の飾り棚にあったのです。

ハリーたちがそれがヴォルデモートの分霊箱だと知った時にはそのロケットは12番地を遥かに離れて魔法省内のドローレス・アンブリッジの手元にありました。そのためハリーたちは魔法省に潜入する必要に迫られたのでした。

さらにその分霊箱を手に入れる事ができたと思ったら破壊するためにはダンブルドアが遺言でハリーに遺贈しようとした「グリフィンドールの剣」がいるという事が判明したのです。分霊箱に加えて新たな探し物が増えて・・・

それに不満を唱えたロンはハリーとハーマイオニーの元を離れて行ってしまいました。グロスター州のディーンの森でハリーとロンは再会を果たしました。しかしロンを失って2人は一度は絶望のどん底に突き落とされたのです。

ダンブルドアはゴドリックの谷に住むバチルダ・バグショットに「グリフィンドールの剣」を預けたのでは?そう考えたハリーとハーマイオニーはゴドリックの谷に行きました。ところが2人の推測は残念ながら違っていました。

ハリーとハーマイオニーがバチルダ・バグショットだと思って従いて行ったのは実は蛇のナギニでした。2人は捕まる寸前でヴォルデモートから逃げ遂せる事ができました。しかしこの旅でハリーは6年あまり使っていた・・・

柊と不死鳥の尾羽根の杖を失うという痛手を被ったのです。そしてヴォルデモートの分霊箱がグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に隠されているという事が判明した時も、それを入手するための行程は困難を極めたのでした。

僕たちを助けてくれる?小鬼の助けなしに押し入るなんて到底望みがない。君だけが頼りなんだ。ハリーはマルフォイの館から共に脱出したグリップフックをこう言って説得しました。グリップフックはハリーの要請を・・・

受け入れてグリンゴッツの金庫破りを手伝ってくれる事になりました。ところがいざ計画を立て始めてみるとその作業は魔法省に潜入する時の繰り返しだったのです。協議は何週間にも及んで次から次へと難題が出て来て・・・

グリンゴッツの金庫破りもまた困難を極めたというわけなんですよね。

最後に
そんなわけでハリーたち3人のヴォルデモートの分霊箱を探す旅は「やっと光明が見えて来たと思ったら新たな問題が発生する」という事の繰り返しだったというわけです。さらに付け加えて言う事があるとしたならば・・・

ダンブルドアが縄梯子を出して助けようとするがハリーが登り始めると梯子は何匹もの蛇に変わってしまう。これを最も端的に具体的に現わしているのはバチルダ・バグショットが蛇になった時の光景と思えなくもないと・・・

私はそう思いますね。

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