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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週に引き続き今週もハリーポッター・シリーズの登場人物の中で私が好きな人の名場面を独断と偏見で選び抜いて紹介する事にします。ハリーがこの人と初めて対面したのは5年生の新学期初日のホグワーツ特急でした。空いたコンパートメントを探してジニーと共に最後尾の車両に来ると・・・(全3項目)

3-1.ホグワーツ特急にて、その1
ホグワーツでは5年生になると各寮の男女1名ずつが監督生に任命されます。ハリーが5年生になった時グリフィンドールから選ばれたのはハーマイオニーと驚くべき事に男子のほうは当の本人もびっくり仰天のロンだったのです。

そういう事だったので新学期初日のホグワーツ特急で2人は先頭の監督生用の車両に行ってしまいました。そこでハリーはジニーと2人で空いたコンパートメントを探す事になりました。そして最後尾の車両で会ったのが・・・

「やあハリー、やあジニー、どこも一杯だ。僕席が全然見つからなくて」

息を切らしながらこう挨拶したのはネビルでした。するとジニーがネビルを押しつけるようにして狭い通路を通りネビルの後ろのコンパートメントを覗き込んで「何言ってるの?ここが空いているじゃない」と言ったのでした。

そこにいたのがルーナ・ラブグッドその人だったんですよね。ネビルは「邪魔したくない」などとブツブツ言って入る事を渋りました。しかしジニーが「バカ言わないで。この子は大丈夫よ」と言ってトランクを中に入れました。

ジニーが「こんにちはルーナ、ここに座ってもいい?」と挨拶をすると窓際にいた女の子が目を上げました。濁り色のブロンドの髪が腰まで伸びバラバラと広がっています。眉毛がとても薄い色で目が飛び出しているので・・・

普通の表情でもびっくり顔でした。ネビルが何故このコンパートメントをパスしようとしたのか?ハリーにはその理由が即座に判りました。この女の子には「明らかに変人のオーラが漂っている」とハリーはそう思ったからです。

もしかしたら杖を安全に保管するのに左耳に挟んでいるせいかもしれません。あるいはよりによってバタービールのコルクを繋ぎ合わせたネックレスを掛けているせいかもしれません。又は手にした雑誌を逆さまにして・・・

読んでいるせいかもしれません。その女の子はネビルをじろっと見て一方ハリーの事はじーっと見て頷きました。この子は普通の人間より瞬きの回数が少なくて済むらしくハリーを見つめに見つめていました。そのため・・・

ハリーは真向かいに座った事を後悔する事となったというわけなんですよね。

3-2.ホグワーツ特急にて、その2
ジニーが「いい休みだった?」と訊くとルーナーはハリーから目を離さず夢見るように「とっても楽しかった」と答えた後唐突に「あんたハリー・ポッターだ」と言って来ました。言われたハリーは「知ってるよ」と答えました。

ネビルがクスクス笑いました。するとルーナは今度は視線をネビルに向けて「だけどあんたが誰だか知らない」と言って来ました。関わり合いになりたくないと思ったのか?ネビルは慌てて「僕誰でもない」と答えたのでした。

ジニーがネビルを紹介するとルーナは逆さまに持っていた雑誌「ザ・クィブラー」を顔が隠れる高さに持ち上げて静かになりました。この後ルーナが会話に割り込んで来たのはロンとハーマイオニーが入って来た後の事でした。

ハーマイオニーが今年度新たに監督生に任命された各寮の生徒を説明している時でした。レイブンクローの監督生にはアンソニー・ゴールドスタインとパドマ・パチルが任命されたとハーマイオニーが言うと突然ルーナが・・・

「あんたクリスマス・ダンスパーティにパドマ・パチルと行った」

その場にいた全員が一斉にルーナを見ました。不意を衝かれて少し驚いたロンが「ああそうだけど」と答えるとルーナは「あの子あんまり楽しくなかったって」とロンに教えました。それは何でもロンがちゃんとダンスを・・・

しなかったからなんだそうです。だからちゃんと扱ってくれなかった。パドマ・パチルはそう思っているとの事でした。その一方でルーナは「あたしだったら気にしなかったよ」とそう言うのです。その理由というのが・・・

「ダンスはあんまり好きじゃないもン」

こう言うとルーナは再び「ザ・クイブラー」の陰に引っ込みました。突然会話に割り込んで来たかと思うと突如として雑誌で顔を隠してしまう。しばらくの間ロンは口をぽっかりと開けたまま雑誌の表紙を眺めていたのでした。

そして「今のは一体どういう意味なんだ?」と言いたげに何か説明を求めるようにロンはジニーのほうを見ました。しかしジニーはクスクス笑いを堪えるのに握り拳の先端を口に突っ込んでいてそれに答える余裕はないようです。

どうして?何がそんなに面白くてジニーは握り拳の先端を口に突っ込んでいたんでしょうね?(笑)

3-3.何故この場面なのか?
ルーナはロンの事が好き。ルーナはジニーとは同学年でレイブンクロー生です。ジニーがルーナをハリーとネビルに紹介する時にそう言っています。つまりこれまでロンと会う機会は全くなかった。この時が初対面だったのです。

おそらくは一目惚れだったんでしょうね。そこでルーナの猛烈アピールが始まったというわけです。口開けは私はダンスは好きじゃないからクリスマス・ダンスパーティはパドマ・パチルではなくて私を誘えば良かったんだ。

ヨーロッパではクリスマス・パーティに誘う事はつまり「彼氏・彼女になって欲しい」つまりは「付き合って欲しい」という事を意味します。ルーナがパドマ・パチルじゃなくて自分を誘えば良かったという意味の事を・・・

口走ったのでジニーはルーナの言葉の意味を理解してクスクス笑いを堪えるのに握り拳を口に突っ込んでいたというわけなんですよね。この後監督生になったロンはゴイルに関するこんなジョークを飛ばしているんですよね。

「僕が罰則を受けたのはヒヒの尻に似ているから」

みんな大笑いでした。しかしルーナの笑いこけ方にはかないません。ルーナは悲鳴のような笑い声を上げました。ヘドウィグが目覚めて怒ったように羽根をばたつかせクルックシャンクスは上の荷物棚まで跳び上がって・・・

シャーッと鳴く程でした。ルーナは息も絶え絶えで飛び出した目に涙を溢れさせてロンを見つめていました。ルーナのあまりにも激しい笑い方にロンも「どうしたらいいんだ?」とばかりに途方に暮れて周りを見回す程でした。

さらにルーナは鳩尾(みずおち)を押さえて体を前後に揺すりバカバカしい程に長々と笑い続けました。この後ルーナはロンのふくろうのピッグウィジョンを「持ってあげてもいいよ」と申し出るなどルーナはルーナなりに・・・

少しでも接触する機会を増やして自分の気持ちをロンに判って欲しいと努力をしていたみたいですね。(笑)

今日の最後に
先週私の好きな登場人物としてリーマス・ルーピンを紹介しました。今週取り上げるルーナ・ラブグッドとの共通点というのが実は「性格やキャラクターなどいずれの2人も私とは似ている所が多い」というのがあるんですよね。

リーマス・ルーピンはきちんと段取りや下準備をしっかりとする性格のようです。だからルーピン先生の「闇の魔術に対する防衛術」の授業はとっても評判が良かったんですよね。慎重だが時々大胆になるという所も似ています。

ルーナは「一目見て変人のオーラが漂っている」というキャラクターが大いなる親近感を抱かずにはいられないですね。それに他人には妄想と言われても信じ込んでしまえば堂々とそれを主張できる所も共通していますね。(笑)

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