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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーとセドリックが同時に優勝カップを握った時状況は一変しました。昼間ののんびりムードは遥か昔の事に感じられるようでした。優勝カップは移動キーでした。そして行った先でセドリックは殺害されハリーはヴォルデモート卿の復活を見届けて命からがらホグワーツに戻って来ました。そこでおばさんは・・・(全3項目)

3-1.医務室にて、その1
2人一緒に取ろう。ホグワーツの優勝に変わりない。2人引き分けだ。ハリーがこう言ってセドリックと同時に優勝カップを握った時状況は一変しました。優勝カップは移動キーでした。そして行った先でハリーが見届けたのは?

ヴォルデモート卿の復活だったのです。

セドリックは殺害されハリーはセドリックの亡骸を抱えて命からがらホグワーツに戻って来ました。そこでハリーは「誰が炎のゴブレットに自分の名前を入れたのか?」と「誰が優勝杯を移動キーにしたのか?」を知ったのです。

ハリーの名前を炎のゴブレットに入れたのはポリジュース薬でマッド・アイ・ムーディに成り済ましていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアでした。ヴォルデモート卿が体を取り戻すためにはハリーの血が必要だったからです。

「ハリー!ああハリー!」

ウィーズリーおばさんは病棟に入って来たハリーを見るなり駆け寄ろうとしました。がしかしその間にダンブルドアが立ち塞がりました。ダンブルドアはおばさんを手で制しながらハリーは今夜恐ろしい試練をくぐり抜けて来た。

それを自分のためにもう一度再現してくれた所だ。今ハリーに必要なのは安らかに静かに眠る事だ。もしハリーがみんなにここにいて欲しければそうしてよろしい。しかしハリーが答えられる状態になるまでは質問してはならぬ。

ダンブルドアにこう言われておばさんは真っ青な顔で頷きました。そしてその場にいたロンにハーマイオニーそれにビルの3人がまるでうるさくしていたかのように「シーッ」と言って叱るとこう言ったというわけなんですよね。

「判ったの?ハリーは安静が必要なのよ!」

3-2.医務室にて、その2
ハリーはマダム・ポンフリーに渡されたパジャマに着替えるとベッドに入りました。ロンにハーマイオニーにビルにおばさんそれに犬の姿のシリウスがカーテンを回り込んで入るとベッドの両側に座ってハリーを見守りました。

おばさんは必要もないのにベッドカバーの皺を伸ばしながら目に一杯涙を浮かべていました。もうとにかくハリーの事が心配で心配で堪らないので「何かをしていない事には気持ちが落ち着かない」というわけなんですよね。

ハリーはマダム・ポンフリーが持って来た眠り薬を飲んで眠りにつきました。次に目覚めた時も付き添っていた全員がまだ起きていておばさんは「あの人たち静かにして貰わないとこの子を起こしてしまうわ」と話していました。

病室の扉がバーンと開いて入って来たのは魔法大臣コーネリウス・ファッジにマクゴナガル先生それにスネイプの3人でした。ファッジがおばさんに詰め寄って「ダンブルドアはどこかね?」と尋ねました。それに対して・・・

おばさんは「ここにはいらっしゃいませんわ」と怒ったように答えました。おばさんがファッジにここは病室なので静かにして欲しいと言いかけた所にダンブルドアが入って来てマクゴナガル先生に咎めるようにこう言いました。

「あなたらしくもない。バーティ・クラウチを監視するようにお願いしたはずじゃが」

ハリーはこんなに取り乱した姿のマクゴナガル先生を初めて見ました。マクゴナガル先生はファッジがバーティ・クラウチをもはや見張る必要がない状態にしてしまったと言うのです。吸魂鬼を連れて来てキスをさせたのです。

さらにファッジは薄ら笑いを浮かべながらハリーの「ヴォルデモートは復活した」という話は戯言だ。信用できないなどと言い出したのです。バーティ・クラウチもまた勝手にそう思い込んでいるだけだとそう言い張るのです。

それは「第3の課題」当日の朝にリータ・スキーターが予言者新聞に載せた記事が原因だったのです。その記事でハリーは「城のいたる所でおかしな発作を起こす」と書かれた上に蛇語使いだという事も掲載されていたのです。

ファッジはハリーのベッド脇のテーブルに対抗試合の優勝賞金を置くと山高帽をぐいと被って病室から出て行きました。その姿が消えると同時にダンブルドアはその場に居合わせた全員に「やるべき事がある」と言ったのでした。

そしてウィーズリーおばさんには・・・

3-3.改めてこの場面のおばさんについて
ダンブルドアがいの一番に声をかけたのはウィーズリーおばさんでした。ダンブルドアに「あなたとアーサーは頼りにできると考えてよいかな?」と言われておばさんは「もちろんですわ」と答えた後さらにこう言ったのでした。

「ファッジがどんな魔法使いかアーサーはよく知ってますわ。アーサーはマグルが好きだからここ何年も魔法省で昇進できなかったのです。ファッジはアーサーが魔法使いとしてのプライドに欠けると考えていますわ」

それに対してダンブルドアは「真実が何かを納得させる事ができる者にはただちに知らさねばならぬ。魔法省内部でコーネリウスと違って先を見通せる者たちと接触するにはアーサーは格好の位置にいる」と言ったのでした。

アーサー氏への伝達役はビルが務める事になりました。ただおばさんにはもう1つ乗り越えなくてはならないハードルがありました。ダンブルドアに「普通の姿に戻ってくれぬか」と言われてシリウスが人間の姿になると・・・

「シリウス・ブラック!」

シリウスを指差して金切り声を上げるおばさんにロンが「ママ静かにして!大丈夫だから!」と声を張り上げました。一通りの指示を終えてダンブルドアがいなくなるとおばさんはベッドに倒れ込んだハリーにこう言いました。

「残りのお薬を飲まないといけませんよ」

ゆっくりお休み。しばらくは何か他の事を考えるのよ。賞金で何を買うのかとかと言うおばさんにハリーは「金貨なんかいらない」と答えました。僕が貰っちゃいけなかったんだ。セドリックのものだったと言うハリーに・・・

おばさんは「あなたのせいじゃないわ」と囁きました。しかし残念ながら優勝杯を一緒に握ろうと言ったのはハリーだったのです。そのためにセドリックは殺害されてしまったのです。目を瞬いて天井を見上げるハリーに・・・

ウィーズリーおばさんは薬をテーブルに置いて屈み込み両腕でハリーを包み込みました。ハリーはこんな風に抱き締められた記憶がありませんでした。母さんみたいだ。おばさんの胸に抱かれていると今晩見た全ての事の・・・

重みがどっとのしかかって来るようでした。

今日の最後に
今回この場面を取り上げたのは「ハリーを抱き締めるウィーズリーおばさん」という所を紹介するためでした。優勝賞金の使い道の事や必要もないのにベッドカバーの皺を伸ばしてみたりとハリーとおばさんの気持ちは・・・

少々(かなり?)すれ違い気味でした。おばさんのこの行為はそれらの事を覆い隠してくれる事でした。ヴォルデモートの杖から現れたお父さんにお母さん。地上に横たわるセドリックの亡骸。それらの事が走馬灯のように・・・

脳裏に浮かんでくるくると回り始めハリーは我慢できなくなりました。ハリーは胸を突き破って飛び出しそうな哀しい叫びを漏らすまいと顔をくしゃくしゃにして頑張ったというわけなんですよね。しかしそんな最中にも・・・

ハーマイオニーは病室の窓にいたリータ・スキーターを捕まえていました。リータ・スキーターは本当にとことん無粋な女といった感じですよね。

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