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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

8月から9月の4週間に渡って私の好きな登場人物の名場面を取り上げた事をきっかけにシリーズ化する事にしました。今週は10月4日が誕生日という事もありリクエストにもお応えして「この人」の名場面4つを私の独断と偏見で選んで紹介してみる事にしました。(全3項目)

3-1.マクゴナガル先生の涙、その1
ハリーが2年生になるとマグル生まれの生徒が襲撃され石にされるという事件が相次いで発生しました。やがてはそれがダンブルドアが停職になるという最悪の事態を招く事になってしまいました。その一方でハリーは・・・

偶然拾った50年前の日記から出て来たトム・リドルから実はその50年前にも同じような襲撃事件が起きて1人の女子生徒が死亡した事。そしてトム・リドルが犯人の生徒を引き渡して事件は解決しホグワーツは閉鎖を免れた事。

その犯人は何とハグリッドだった。しかし「秘密の部屋」から解き放たれた怪物だと信じられていた巨大毒蜘蛛のアラゴグはハグリッドが卵から孵した生き物でそうではなかった。トム・リドルは捕まえる人間を間違えていた。

そしてアラゴグから話を聞いてハリーとロンは「50年前に死亡した女子生徒は嘆きのマートルなのでは?」と思うに至ったというわけなんですよね。しかし当時2人は到底マートルに話を聞きに行ける状況ではありませんでした。

二度と生徒が襲われないよう移動する時には常に先生が引率していたのです。学期末試験の3日前にはマクゴナガル先生の口から「マンドレイクが収穫できる。襲われた生徒たちを蘇生する事ができる」と発表されたので・・・

明日になれば自分たちが何もせずとも全ての謎が解ける。しかしそれでもハリーはマートルと話す機会があればそれを逃すつもりはありませんでした。そしてそのチャンスが午前の授業が半分終わった所で訪れたというわけです。

その時ハリーたちを引率していたのはロックハートでした。ロックハートは何度も「危機は去った」と宣言し「引率など必要ない」と考えていました。ハリーとロンは機転を利かしてロックハートを追い払う事に成功しました。

ところが・・・

「ポッター!ウィーズリー!何をしているのですか?」

ハリーとロンは互いに計略が上手く行った事を称え合っていました。ところがマクゴナガル先生が「これ以上固くは結べない」というぐらいに唇を真一文字に結んで立っていました。そしてハリーとロンにこう言って来たのです。

そこでハリーは・・・

3-2.マクゴナガル先生の涙、その2
他のグリフィンドール生を先に行かせるとハリーとロンは脇の通路を駆け下り「嘆きのマートル」のトイレへ急ぎました。しかしそこにマクゴナガル先生が割り込んで来ました。ロンの「様子を見に」という言葉を受けて・・・

「ハーマイオニーの」とハリーが言葉を繋ぎました。ロンもマクゴナガル先生もハリーを見つめました。ハリーは「余計な事を言わないように」とロンの足を踏みながらマクゴナガル先生にこう言ったというわけなんですよね。

「先生、もう随分長いことハーマイオニーに会っていません」

ハリーは訴えました。だから自分たちはこっそり医務室に忍び込んでハーマイオニーにマンドレイクがもうすぐ採れるから心配しないようにってそう言おうと思ったんです。ハリーがその場で咄嗟にでっち上げた作り話でした。

すると・・・

マクゴナガル先生はハリーから目を離しませんでした。一瞬ハリーは先生の雷が落ちるのか?と思いました。私もマクゴナガル先生なら「何を戯言を!」と言って激怒しても決しておかしくはない状況だったとそう思いますね。

しかし先生が「そうでしょうとも」と言った時の声は奇妙に嗄れていました。ハリーはマクゴナガル先生のビーズのような目に涙がキラリと光るのを見て驚きました。襲われた人たちの友達が一番辛い思いをして来た事でしょう。

よく判りました。もちろんいいですとも。マクゴナガル先生はこう言ってハリーとロンにハーマイオニーのお見舞いを許可します。ビンズ先生には私からあなたたちの欠席をお知らせしておきましょうとまで言ってくれたのです。

さらに先生はマダム・ポンフリーには私から許可が出たと言いなさいとも言ってくれました。しかし実は「嘆きのマートル」がいるトイレに行くつもりでいた2人は医務室に行かなくてはならなくなってしまったというわけです。

ところがその結果・・・

3-3.この場面のマクゴナガル先生について
ハリーとロンは罰則を課されなかった事が半信半疑のままその場を立ち去りました。2人が角を曲がった時にマクゴナガル先生が鼻をかむ音がはっきりと聞こえました。ロンは感心する事しきりでハリーにこう言ったのでした。

「あれは君の作り話の中でも最高傑作だったぜ」

今にして思えば当時若干12才のハリーがその場ででっち上げた話を信じてしまうなんて、マクゴナガル先生は意外にお人好しなんだなという感じですよね。しかし何故マクゴナガル先生は涙まで浮かべてしまったんでしょうね?

当サイトでは折ある毎に「ハリーは極めて優秀な開心術士である」と言及して来ました。マンドレイクが収穫されて今夜襲われた人たちを蘇生させる事ができる。数いる犠牲者の中でも一番思い入れのある生徒というのが・・・

マクゴナガル先生にとってはそれがハーマイオニーだったのでは?と私はそう思いますね。ハリーは先生のその思いを開心術で見抜いて「こう言えば先生は罰則を課さずに見過ごしてくれる」と判断したというわけなんですよね。

こうしてマクゴナガル先生から許可を貰ったと言ってハーマイオニーを見舞いに医務室に来たハリーにロンだったのですが、そんな2人にマダム・ポンフリーは「石になった人に話しかけても何にもならない」と言ったのでした。

実際にハーマイオニーが横になっているベッドのそばの椅子に座ってみるとハリーもロンも「全くだ」と納得したのでした。見舞い客が来ている事にハーマイオニーが全然気づいていないのは明らかでした。しかしそこで・・・

ハリーが興味を持ったのはハーマイオニーが右手に握り締めていた紙切れでした。ハリーは開心術で石にされたハーマイオニーの心までも見通していたのです。そして取り出したその紙切れには「秘密の部屋」の怪物が・・・

毒蛇の王バジリスクだという事が記されていたのです。

今日の最後に
マクゴナガル先生は聡明で厳格で情け容赦がない。融通も利かない。そのためグリフィンドールの寮監なのにも関わらず自分の寮からの減点も厭わない。しかしその一方で根はとっても優しい人で涙もろかったりするんですよね。

そういったマクゴナガル先生の人間性や人柄さらには性格を端的に表しているのが「この場面」だと私はそう思います。そこで数あるマクゴナガル先生の登場シーンから最初の名場面としてここを選んだというわけなんですよね。

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