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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

百年以上ぶりに復活開催される事になった三大魔法学校対抗試合で14才のハリーは「17才以上でなければ代表選手になれない」という新ルールにも関わらず代表選手になってしまいました。するとハリーの事があまりにも心配だったからなのか?マクゴナガル先生は普段とは全く違う振る舞いをして来るようになったのです。(全3項目)

3-1.マクゴナガル先生の思い、その1
百年以上ぶりに復活開催される事になった三大魔法学校対抗試合は2日目にして何と4人目の代表選手が選ばれるという大波乱が起きました。その場に居合わせた全員が唖然呆然とする中一番驚いていたのは実は本人だったのです。

「僕名前を入れてない。僕が入れてない事知ってるだろう」

誰も拍手をしません。やがて怒った蜂の群れのようにワンワンという音が大広間に広がり始めました。凍りついたように座ったままのハリーをよく見ようと立ち上がる生徒もいました。一方上座の教職員テーブルの方では・・・

マクゴナガル先生が立ち上がりルード・バグマンとダームストラング校長のカルカロフの後ろをさっと通って切羽詰ったように何事かをダンブルドアに囁きました。ダンブルドアは微かに眉を寄せマクゴナガル先生の方に・・・

体を傾け耳を寄せていました。ハリーは再び名前を呼ばれて結局大広間の隣の小部屋に入る事になりました。そしてバグマン氏にダンブルドアとクラウチ氏それにカルカロフ校長にボーバトン校長のマダム・マクシームに・・・

そしてマクゴナガル先生とスネイプが入って来て「何故ホグワーツの代表選手が2人になったのか?」を巡っての大論争になったというわけです。身内のスネイプまでもがハリーの事を責め立てるのでマクゴナガル先生は・・・

「全くバカバカしい!ハリー自身が年齢線を越えるはずはありません。また上級生を説得して代わりに名を入れさせるような事もハリーはしていないとダンブルドア校長は信じていらっしゃいます」

マクゴナガル先生は最後に「それだけで皆さんには十分だと存じますが!」と言うと怒ったような目でスネイプをキッと見ました。おそらくは「こんな所で自分の学校の生徒の事を責めるなんて!」と言いたかったんでしょうね。

結局の所ハリーは中立の立場で審査員のクラウチ氏の「規則に従うべきです。炎のゴブレットから名前が出て来た以上は試合で戦う義務がある」という言葉が決め手になり対抗試合に参加する事になったというわけなんですよね。

3-2.マクゴナガル先生の思い、その2
「第1の課題」が行なわれるその日は学校中の空気が緊張と興奮で張り詰めていました。授業は半日で終わり生徒が競技場に出かける準備の時間が与えられました。そして瞬く間に時間が過ぎて多くの生徒が見守る中で・・・

「ポッター、代表選手はすぐ競技場に行かなければなりません。第1の課題の準備をするのです」

昼食を取るためにハリーが大広間に入った所でマクゴナガル先生が急いで近づいて来てハリーにこう声をかけました。ハリーが「判りました」と言って立ち上がるとハリーのフォークがガチャリと音を立てて皿に落ちたのでした。

「頑張って!ハリー!きっと大丈夫!」と言うハーマイオニーに見送られハリーはマクゴナガル先生と一緒に大広間を出ました。マクゴナガル先生も普段とは全く様子が違っていました。事実ハーマイオニーと同じくらい・・・

心配そうな顔をしていました。それはマクゴナガル先生も「第1の課題」でハリーが何に立ち向かうのか知っていたからです。石段を下りて11月の午後の寒さの中に出て来た時マクゴナガル先生はハリーの肩に手を置いて・・・

「さあ落ち着いて冷静さを保ちなさい。手に負えなくなれば事態を収める魔法使いたちが待機しています。大切なのはベストを尽くす事です。そうすれば誰もあなたの事を悪く思ったりはしません。大丈夫ですか?」

ハリーはまるで他人が言っているかのように自分が「はい大丈夫です」と答えているのを聞きました。マクゴナガル先生は禁じられた森の縁を回りハリーをドラゴンのいる場所へと連れて行きました。そこで最後に先生は・・・

「ここに入って他の代表選手たちと一緒にいなさい。そしてポッターあなたの番を待つのです。バグマン氏が中にいます。バグマン氏が説明します。手続きを。頑張りなさい」

こう話す時のマクゴナガル先生の声は少し震えていました。ハリーはどこか遠くで声がするような抑揚のない言い方で先生に「ありがとうございます」と言いました。マクゴナガル先生はハリーをそこに残して去って行きました。

そしてハリーはテントの中に入ったのでした。

3-3.この場面のマクゴナガル先生について
昨日の記事でも言ったようにマクゴナガル先生は公正中立をモットーにしていてグリフィンドールの寮監なのに自分の寮からの減点も厭わないという人です。しかし今回取り上げた場面ではそうではなかったみたいなんですよね。

ここでのマクゴナガル先生はもうすっかり100%グリフィンドールの寮監としての振る舞いをしていました。もうとにかくハリーの事が心配で心配で堪らないといった感じでした。それはハリーが課題をクリアした時もそうでした。

ハリーが金の卵を取って地上を見下ろすと競技場の入口には急ぎ足でハリーを迎えに来るマッド・アイ・ムーディにハグリッドそしてマクゴナガル先生の姿がありました。そしてファイアボルトを降りたハリーに先生は・・・

「素晴らしかったです。ポッター!」

マクゴナガル先生は何とこう叫んだのです。ハリーにとってはマクゴナガル先生にここまで喜んで貰えばうれしさの極みと言えるでしょうね。まさに最高級の褒め言葉というわけです。さらにハリーは自分の肩を指差す・・・

マクゴナガル先生の手が震えている事に気づきました。先生はハリーに「審査員が点数を発表する前にマダム・ポンフリーに見てもらう必要があります。さああちらへ。もうディゴリーも手当てを受けています」と言いました。

普段のマクゴナガル先生は決してこうはならないのでこんな心遣いがなおさら際立つというわけなんですよね。

今日の最後に
実はハリーの名前が「炎のゴブレット」から出て来て、ハリーが心ならずも三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまった場面をマクゴナガル先生を中心にして改めて読み返していたら新たに気づいた事があったんですよね。

それは大広間の隣の小部屋で議論になっている時にマクゴナガル先生はハリーの事を「ハリー」とファーストネームで呼んでいるんですよね。通常マクゴナガル先生は生徒の事を苗字つまりファミリーネームで呼んでいます。

どうしてこの時はファーストネームだったんでしょう?唯一考えられるのは目の前にいた人たちが魔法省の役人にダームストラングにボーバトンの校長と外国のお客さんだったからなんでしょうか?そのためハリーの事を・・・

ここで苗字で呼ぶのはあまりに他人行儀だ。そう判断したのでこの場はファーストネームで呼ぶ事にした。マクゴナガル先生にはどうやら「こういう時にはファーストネームで呼ぶ」という明確なルールがあるみたいですからね。

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