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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ただでさえ憂鬱な問題が山積みで「学校になど戻りたくない」とハリーが思っている所にウィーズリーおばさんが不幸に追い打ちをかけるような話を持って来ました。何とスネイプがハリーを訪ねて来たと言うのです。そこでハリーが厨房に下りて行くとそこではシリウスとスネイプが・・・(全3項目)

3-1.今度はスネイプと
シリウスの事は心配だしアンブリッジのいる学校になど戻りたくない。クィディッチも禁じられているのでその楽しみもない。さらにはふくろう試験がますます近づいて来ているので宿題の負担が重くなる事も目に見えている。

ダンブルドアは相変わらずよそよそしい。このようにハリーの脳裏に浮かぶ事といったら憂鬱な事ばかりなのでハリーは実際ダンブルドア軍団の事さえなければホグワーツを退学してここグリモールド・プレイス12番地に・・・

置いてくれるようシリウスに頼み込もうかとさえ思うほどだったのです。そして休暇最後の日には学校に戻るのが本当に恐ろしいと思わせる出来事が起きたのです。ウィーズリーおばさんがロンとの2人部屋にやって来て・・・

「スネイプ先生ですよ。厨房でちょっとお話があるんですって」

ハリーは恐怖で口があんぐりと開きました。その場にいたロンにハーマイオニーとジニーを見ると3人も同様に口を開けてハリーを見つめ返していました。しかたなくハリーが厨房に下りて行って扉を開けるとそこにいたのは?

シリウスとスネイプでした。2人とも長テーブルに座っていましたが互いに目を背けて反対方向を睨みつけていました。双方の嫌悪感で重苦しい沈黙が流れていました。ハリーが「あのー」と言って到着した事を告げると・・・

スネイプが振り向いてハリーを見ると「座るんだ。ポッター」と言いました。するとシリウスが椅子ごと反っくり返って椅子を後ろの二本脚で支えながら到底その顔を直視する事などできないらしく天井に向かって大声で・・・

「いいかスネイプ。ここで命令を出すのはご遠慮願いたいですな。何しろ私の家なのでね」

スネイプの血の気のない顔に険悪な赤みがさっと広がりました。ハリーはシリウスの脇の椅子に腰を下ろしテーブル越しにスネイプと向き合いました。スネイプが言うには我輩はダンブルドアの命令でここに来たのだそうです。

その要件とは?

3-2.来学期から
スネイプは毎度お馴染みの嘲りで口元を歪ませハリーに「我輩は君1人だけと会うはずだった」と告げました。すると「しかしブラックが」と言った所でシリウスは一層大きな声で「私はハリーの名付け親だ」と言ったのでした。

シリウスが声を大きくするのとは対照的にスネイプの声はだんだん低く不愉快になって行きました。するとスネイプはシリウスに「良かったらどうぞいてくれたまえ。気持ちは判る。関わっていたいわけだ」と言ったのでした。

シリウスが後ろ二本脚だけで反っくり返していた椅子をバーンという大きな音と共に元に戻して「何が言いたいんだ?」と訊くとスネイプは「別に他意はない」と言いつつも君はきっとイライラしているだろう。その理由は?

「何にも役に立つ事ができなくて。騎士団のためにね」

スネイプは言葉を微妙に強調して言いました。シリウスが顔を赤くして黙り込んだ所でスネイプは勝ち誇ったように唇を歪ませハリーと向き合いました。そして自分は何ゆえここに来たのか?その理由を告げたのです。それは?

「校長が君に伝えるようにと我輩をよこしたのだポッター。校長は来学期に君が閉心術を学ぶ事をお望みだ」

ハリーがポカンとして「何を?」と訊くとスネイプはますますあからさまに嘲り笑いを浮かべて閉心術の説明を始めました。外部からの侵入に対して心を防衛する魔法で世には知られていないのだが非常に役立つんだそうです。

ハリーの心臓が急速に鼓動を始めました。自分は取り憑かれていない。その事はみんなが認めた。それなら何故自分はそんな魔法を学ばなければならないんだ?ハリーが思わずその理由を質問するとスネイプはこう答えました。

「何故なら校長がそうするのが良いとお考えだからだ」

スネイプはさらりとこう言った後「1週間に1度個人教授を受ける。しかし何をしているかは誰にも言うな」そして特にアンブリッジには言わないようにとハリーに告げたのでした。ところがその後のハリーの問いに対する・・・

スネイプの答えが問題だったのです。ハリーの「誰が教えてくださるのですか?」の問いに対してスネイプは眉を吊り上げて「我輩だ」と答えたのです。スネイプと個人教授?何で自分はこんな目に遭わなければならないんだ?

僕が何をしたっていうんだ?ハリーは助けを求めて急いでシリウスの顔を見ました。シリウスはスネイプに食ってかかりました。シリウスが何故ダンブルドアじゃなくて君が教えるんだと問い質すのに対してスネイプは・・・

「多分あまり喜ばしくない仕事を委譲するのは校長の特権なのだろう」

スネイプは滑らかにこう言った後に念を押すように我輩からこの仕事を懇願したわけではないと言ったのでした。そして月曜日の夕方6時に我輩の研究室に来るのだ。誰かに訊かれたら魔法薬の補習だと言え。そう言えば・・・

我輩の授業でのハリーを見た者なら補習の必要性を否定しないとスネイプは言うのです。ところがスネイプが旅行用のマントを翻して立ち去ろうとした所でシリウスは椅子に座り直し「ちょっと待て」とスネイプに言ったのです。

そしてシリウスとスネイプは・・・

3-3.杖を構えている所に
スネイプはせせら笑いを浮かべながら顔だけをハリーとシリウスに向けました。そしてシリウスに我輩はかなり急いでいる。君と違って際限なく暇なわけではないと言ったのでした。するとシリウスは立ち上がりながら・・・

「では要点だけ言おう。もし君が閉心術の授業を利用してハリーを辛い目に遭わせていると聞いたら私が黙っていないぞ」

シリウスがこう言ったのに対してスネイプは嘲るように「泣かせる事よ」と言った後ハリーが父親そっくりなのに当然君も気づいているだろうね?と言ったのでした。シリウスが誇らしげに「ああその通りだ」と言うと・・・

スネイプはそれならば判るだろうがハリーの傲慢さと来たら批判など端から受けつけぬと言葉を返したのでした。ハリーが父親似だという事はスネイプもシリウスも同様に認識している事ですが2人の思いは正反対のようです。

シリウスとスネイプは杖を取り出すと真正面から向き合いました。ハリーが「シリウス!」と大声で名前を呼びましたがカンカンに怒っているシリウスには聞えていないようでした。シリウスは怒りに任せてスネイプに・・・

「ダンブルドアが貴様が改心したと思っていても知った事じゃない。私のほうがよく判っている」

こう言い放ったシリウスに対してスネイプは「それならどうしてダンブルドアにそう言わんのかね?」と言葉を返しました。それとも母親の家に6ヵ月も隠れている男の言う事は真剣に取り合ってくれないと思っているのかね?

さらにシリウスがルシウス・マルフォイは自分のペット犬がホグワーツで教えているという事でさぞかし喜んでいるだろうと言うとスネイプは「犬と言えば」この前シリウスがキングズ・クロス駅に出かけて行った時に・・・

ルシウス・マルフォイが君に気づいた事を知っているかね?上手い考えだったな。これで隠れ家から今後一切出ないという鉄壁の口実ができたと言い放ったのでした。シリウスは「私を臆病者呼ばわりするのか」と言うと・・・

2人の間に割って入っていたハリーを押し退けようとしました。そしてスネイプが「まあそういう事だな」と言うとシリウスは歯を剥き出しにして怒り杖を持っていない手でついにハリーを押し退けたのでした。ところが!

厨房の扉が開いてウィーズリー一家全員とハーマイオニーが入って来ました。その真ん中にはウィーズリーおじさんが誇らしげに歩いていました。シリウスもスネイプも杖を下ろして終戦という事に相成ったというわけです。

今日の最後に
新学期初日にドラコ・マルフォイが「犬のように追け回す」と言った事でハリーとハーマイオニーは「黒い犬がシリウスだと見破られたのでは?」との懸念を抱きました。さらに「日刊予言者新聞」にも記事が掲載されて・・・

ハーマイオニーに「つまりシリウスはもう二度とあの家を離れちゃいけない。そういう事よ」と言わしめたのです。そして直接ルシウス・マルフォイ氏に会ったスネイプの口からはついにシリウスに気づいたという発言が・・・

飛び出してしまいました。しかしハリーはスネイプがシリウスの事を臆病者呼ばわりしたため「シリウスはここグリモールド・プレイス12番地を抜け出す計画を立ててしまうのでは?」という懸念と心配を抱き続ける事に・・・

なってしまったというわけなんですよね。

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