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シリウスがヴォルデモート卿に捕まった!ところがダンブルドアもハグリッドもマクゴナガル先生も不死鳥の騎士団のメンバーは1人も残っていない。こうなったら自分が助けに行く以外にないと言うハリーにハーマイオニーは必死に訴えました。ロンドンに出撃する前に確かめなくてはならないと・・・(全3項目)

3-1.魔法史の試験中に
閉心術を学ぶ事は何よりも大切と他ならぬルーピンに言われてしまい「スネイプに言ってみる」と言ってしまったハリーだったのですが、結局何も言えないままスネイプのほうから言って来る事もなく時は過ぎて行ったのでした。

最初に事が起きたのはふくろう試験最終日を翌日に控えた真夜中でした。4人の闇祓いを従えたアンブリッジがハグリッドを急襲したのです。明け方の4時近くになってもハリーは目が冴えていました。そのためハリーは・・・

ハグリッドが暗闇に疾走して行く姿が脳裏を離れません。身の毛もよだつような復讐はないものかと考えながら眠りにつきましたが、3時間後に起きた時には全く寝たような気がしませんでした。そして魔法史の試験中に・・・

ハリーはまたしても神秘部の冷たく暗い廊下を歩いていました。目的に向かうしっかりとした足取りで時折走りました。今度こそ目的地に到達するのだ。再びハリーは大聖堂のような広い部屋にいました。棚が立ち並び・・・

沢山のガラスの球が置いてある。97番に着いた時ハリーは左に曲がり二列の棚の間の通路を急ぎました。しかし突き当たりの床に人影がある。黒い影が手負いの獣のように蠢いている。ハリーの口から甲高くて冷たい声が・・・

「それを取れ。俺様のために。さあ持ち上げるのだ。俺様は触れる事ができぬ。しかしお前にはできる」

床の黒い影が僅かに動きました。人間らしい思いやりの欠けらもない声が「クルーシオ!苦しめ!」と唱えるのをハリーは聞きました。床の男は苦痛に叫び声を漏らして立とうとしましたが再び倒れてのた打ち回っていました。

「しかしブラック。まず俺様のためにそれを取るのだ。これまでの痛みが本当の痛みだと思っているのか?考え直せ。時間はたっぷりある。誰にも貴様の叫び声は聞えぬ」

その黒い影はシリウスだったのです。

3-2.ハーマイオニーの疑問と懸念
シリウスがヴォルデモート卿に捕らえられて魔法省の神秘部に!ハリーは試験会場の大広間を出ると医務室に駆け込みました。ところがそこにマクゴナガル先生の姿はありませんでした。マダム・ポンフリーが悲しそうに・・・

「今朝聖マンゴに移されました。あのお歳で失神光線が4本も胸を直撃でしょう?命があったのが不思議なぐらいです」

ダンブルドアもいない。ハグリッドもいない。マクゴナガル先生もいない。不死鳥の騎士団のメンバーはもはや学校には1人も残っていない。頭が真っ白のままハリーは医務室を出ました。そしてハリーが次に向かった先とは?

「シリウスがヴォルデモートに捕まった」

ハーマイオニーの声は何だか怖がっているようでした。ハーマイオニーはヴォルデモートは一体どうやって誰にも気づかれずに魔法省の神秘部に入れたの?とそう言うのです。ハーマイオニーは一歩ハリーに詰め寄って・・・

ちょっと考えてみて。今は夕方の5時よ。魔法省には大勢の人が働いている。ヴォルデモートもシリウスも世界一のお尋ね者なのよ。どうやって誰にも見られずに闇祓いだらけの建物に気づかれずに入る事ができるというの?

さらにハーマイオニーが言うにはハリーには「人助け癖」というのがある。去年も三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」の時に助ける必要などなかったのにフラー・デラクールの妹のカブリエールを助けたという事もあった。

私がハリーに言いたいのはヴォルデモートはそんなあなたの事を知っているという事なのよ。ジニーを「秘密の部屋」に連れて行ったのもあなたを誘い出すためだった。ヴォルデモートはそういう手を使うわ。知っているのよ。

ハーマイオニーはハリーが「シリウスがヴォルデモートに捕まって魔法省の神秘部にいる」と知ったら助けに行くようなそんな人間だと判っているとそう言うのです。するとそこに話していた教室の扉が開いて顔を見せたのは?

ジニーとルーナ・ラブグッドの2人でした。ハーマイオニーは突然「この2人に手伝って貰えるわ」と言ってハリーにロンドンに出撃する前にシリウスがグリモールド・プレイス12番地にいるのかどうかを確かめなくてはならない。

そこで唯一見張られていないというアンブリッジの部屋の暖炉を使ってやってみなければならないと言ったのでした。そこでジニーとルーナに部屋の見張りを頼むというのです。こうしてハリーはアンブリッジの部屋の・・・

暖炉を再び使ってシリウスが本当にグリモールド・プレイス12番地を留守にしているのかを確かめる事になったのでした。

3-3.ご主人様はお出かけです
アンブリッジを部屋から引き離す口実はロンの発案で「ピーブズが変身術の部屋をぶち壊そうとしている」という事になりました。アンブリッジの部屋から遠いしピーブズに出会ったら本当にそうしろと説得できるかもしれない。

マクゴナガル先生の部屋を壊す事にハーマイオニーが反対しなかった事が事態の深刻さを示していました。そしてジニーの「誰かが首絞めガスをどっさり流した」というアイデアで生徒を部屋の周囲から追い払う事にしました。

ハーマイオニーはジニーが手回しよくこんな嘘を考えついた事に驚いた顔をしました。ジニーは肩をすくめて「フレッドとジョージがいなくなる前にそれをやろうって計画していたのよ」とこの考えのネタ元を説明したのでした。

シリウスは「たった今拷問されている」という事で計画は即座に実行に移されました。首絞めガスのニュースがどうやら広まったようで誰もアンブリッジの部屋のほうに来なくなりました。誰もいなくなった事を確認して・・・

ハリーとハーマイオニーはアンブリッジの部屋に入りました。回転が止まった所でハリーが目を開けると前回と同様グリモールド・プレイス12番地の厨房が目に入りました。誰もいませんでした。すると暖炉の右のほうで・・・

何かがチョロチョロと動く小さな音がしました。ハリーが「そこに誰かいるの?」と呼びかけると動いていたのは屋敷しもべ妖精のクリーチャーでした。何だかひどくうれしそうでした。ただ最近両手を傷つけたようで・・・

包帯でぐるぐる巻きにしていました。クリーチャーは妙に勝ち誇った目つきでハリーをこそこそと盗み見ながら「ポッター坊主の頭が暖炉にあります。この子は何でやって来たのだろう?クリーチャーは考えます」と言いました。

そこでハリーが「シリウスはどこだ?」と問い質すとクリーチャーはゼイゼイ声で含み笑いをした後に何と「ご主人様はお出かけです」と答えたのです。奥様とお話をすると言って厨房を出て行こうとするクリーチャーに・・・

「クリーチャー、神秘部に行ったのか?」

ハリーがこう叫ぶとクリーチャーは足を止めました。ご主人様は自分にどこに出かけるなんて教えてくれないと言うクリーチャーにハリーが「どこに行ったか知っているんだろう」と問い詰めるとクリーチャーはハリーに・・・

「ご主人様は神秘部から戻って来ない!クリーチャーはまた奥様と2人きりです!」

一瞬の沈黙の後にクリーチャーはこれまでハリーが聞いた事のない高笑いをしました。そして上機嫌にこう言うと扉を抜けて玄関ホールへと消えて行ったのでした。そしてハリーはさらなる窮地に立たされる事になったのです。

今日の最後に
ハリーがシリウスと話す機会を作るのと引き換えにフレッドとジョージは東棟を沼地にしてホグワーツを去って行きました。そしてその直後には何者かがニフラーを忍び込ませてアンブリッジの部屋はメチャクチャになりました。

ところがふくろう試験が始まってから再び誰かがアンブリッジの部屋にニフラーを入れました。実はそれをやったのはリー・ジョーダンだったんですよね。浮遊術で窓から入れたそうです。つまりアンブリッジという人は・・・

その都度被害に遭った時の対策しかしないという事のようですね。今度は窓から入れるかもという発想はしない人なんですね。(笑)
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