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いよいよ!待望の「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就任したスネイプ!やる気満々で臨んだ初授業でしたが、ハリーにとっては憤懣やるかたない思いのようですね。(巻名なしのページ数は謎のプリンス)(全5項目)

5-1.念願の教職での初授業!
ハリーたち3人が「闇の魔術」の教室に入ると既にそこにはスネイプらしい個性が持ち込まれていました。窓にはカーテンが引かれていつもより陰気くさく蝋燭(ろうそく)で灯りを取っていました。

「我輩はまだ教科書を出せとは頼んでおらん」

そう言うとスネイプは「我輩が話をする。十分傾聴するのだ」と言うと暗い目で顔を上げている生徒たちを見渡した後に得意(?)の演説を始めました。

スネイプによると「闇の魔術」とは?
多種多様、千変万化、流動的にして永遠なるものだ。それと戦うということは、多くの頭を持つ怪物と戦うに等しい。(中略)諸君の戦いの相手は、固定できず、変化し、破壊不能なものだ」(上巻269ページ)

ハリーはスネイプを凝視しました。危険な敵である「闇の魔術」を侮るべからずというのなら頷けますが、やさしく愛撫するような口調で語るのは話が違うのでは?ないでしょうか。

その後スネイプが無言呪文の説明をしたあと2人1組になっての実践練習となりましたがハーマイオニー以外に呪文を一言も唱えずに出来た生徒は1人もいません。

「悲劇的だ、ウィーズリー」「我輩が手本を」

スネイプがあまりにすばやく杖をハリーに向けたので無言呪文など忘れてハリーは「プロテゴ!護れ!」と叫び呪文が強烈だったのでスネイプはバランスを崩して机にぶつかりました。

たとえ「選ばれし者」であっても生意気な態度は許さんぞと言ってハリーに罰則を言い渡すスネイプなのでした。

5-2.クリスマス・パーティでのセブルス・スネイプ
はずみで誘ったルーナと共にスラグホーンのクリスマス・パーティに行ったハリーでしたが、そこでとんでもないことに出くわすことになろうとは・・・

パーティー会場のスラグホーンの部屋に入ると、すぐさまハリーを見つけたスラグホーンは一緒に「姿くらまし」したいのかと思うほどがっちりと腕をつかむとパーティのまっただ中へと導きました。(上巻479ページ)

金儲けの話を速攻で断ってハーマイオニーを追いかけたハリーでしたが再び現れたスラグホーンがどこからともなく片腕を伸ばして引き寄せたのは何と!スネイプでした!

スラグホーンがハリーほど魔法薬の調合が優れている生徒はいないと言うのに対して「何も教えることができなかった」と言うスネイプでしたが・・・

闇祓いに必要な科目の全てを取っていると挑戦的に言うハリー!

ルーナの冗談に吹き出して蜂蜜酒を半分鼻から飲んでしまったハリーの目の前に、さらに気分を盛り上げるかのようにドラコ・マルフォイがフィルチに耳をつかまれて引っ張ってこられるではありませんか!

「話がある、ドラコ」そう言うとスネイプはマルフォイを連れてパーティ会場を後にします。あわてて2人の後を追うハリー!

そこでドラコ・マルフォイがスネイプを罵倒したり「おまえ」呼ばわりする驚愕のやり取りを聞くこととなったのでした。2人の間に何があったのだろう?!と驚くハリーなのでした。

5-3.演説好き?
セブルス・スネイプという人は演説好き!というか「初めての○○」という時には必ず結構派手な演説をしていますよね。

1回目の演説シーンは賢者の石202ページのハリーが初めて受けた魔法薬学の授業で元々静かだったクラスが大演説の後は一層静かになっていますね。

2度目の演説シーンは騎士団上巻368ページでハリーたちが今年度末にふくろう試験を受けるので試験に関する演説をしています。

もっとも「この年度」にいたってはスネイプのみならず他の先生方も競うようにふくろう試験に関するお話・訓示・説教などをしていて「いいかげんにして欲しい」とハリーもいらついているようです。(騎士団上巻415ページ)

そして3度目は「念願の教職」での初授業での演説ということで、時に歩きながら手で絵を指差しながら、あるいは声をわずかに高ぶらせながら演説をしています。

やはりようやく希望の教職に就いての初授業ということで相当力が入っているようですね。

5-4.パーティーに出席するタイプの人間じゃない!
スラグホーンがさりげなく引き寄せてぞっとするハリーですが、片腕を伸ばして引き寄せたのですからハリーのすぐ近くにいたことになります。

スラグホーンもスネイプに「こそこそ隠れずに、セブルス、一緒にやろうじゃないか」と言っています。静かな口調で話すスネイプ、パーティ慣れしていないのがあまりにもあからさま過ぎます。

ここからが思いっきり私の推測になって行くのですが陰でダンブルドアが動いているのは間違いないと思います。

スラグホーンには「セブルスをパーティに招待して欲しい」と頼みスネイプには「パーティで偶然ドラコ・マルフォイに会えるかもしれないから必ず出席するように」と言っていると私は思います。

5-5.わざと聞かせていた!
そんなわけでスラグホーンのパーティ会場で偶然ドラコ・マルフォイと出会い無人の教室での密談となるわけですが・・・

ここで注目されるのがスピナーズエンドにナルシッサ・ベラトリックス姉妹が訪ねて来た時には隠し扉のむこうで聞き耳を立てていたワームテールを追い払っているのに・・・(上巻39ページ)

この時は扉のむこうで聞き耳を立てているハリーを追い払っていません。

当然扉のむこうにハリーがいることを気づかないハズがありません。何故なら話の途中でスネイプはドラコに「声を落とせ!」と言っていますし・・・

さらに沈黙が流れて会話が何度も途切れているので、その時に扉のむこうに人がいないか?確かめるチャンスは何度もあります。

明らかに自分とドラコの会話をわざとハリーに聞かせています。

今日の最後に
このように最後のクライマックス・シーンに向けてハリーに少しずつ情報を与えて行く手法はローリングさんの常套手段・得意技ですよね。

水曜日は第6巻の終盤、クライマックス・シーンの主要シーンを分析してみようと思っています。
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