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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2011年の11月からやっているこのシリーズなんですが気づいてみたら前のから丸1年も経っていました。今週と来週は第6巻「謎のプリンス」に登場する数々のハリポタ用語を改めて振り返ってみる事にします。今にして思えば第6巻の冒頭章は非常に貴重だったんですよね。(全3項目)

3-1.マグルの首相閣下
何でも今はもうなくなってしまった公式サイトで発表した所によるとローリングさんはこの冒頭章を書こうと何度も挑戦したそうです。でも上手く行かなかった。そしてようやく第6巻「謎のプリンス」で成功したのだそうです。

この冒頭章はハリーポッター・シリーズの中で唯一マグルの視点から書かれています。そしてその主人公というのが「マグルの首相閣下」というわけです。執務室でその首相がとある遠国の元首からの電話を待っていると・・・

首相はその場に凍りつき目の前の暗い窓ガラスに映っている自分の怯えた顔を見つめました。後ろから咳払いが聞こえて来たからです。首相がゆっくりと体の向きを変えて誰もいない部屋に「誰かね?」と呼びかけると・・・

「マグルの首相閣下。火急にお目にかかりたし。至急お返事のほどを。早々。ファッジ」

こう言って来たのは部屋の一番隅にある汚れた小さな油絵に描かれている長い銀色のかつらをつけた蛙顔の小男でした。答えを促すようにして見て来る絵の主に首相が今は電話を待っている所だと先程の事情を説明すると・・・

「その件は変更可能」

絵が即座にこう答えるのを聞いて首相はがっかりしました。そうなるのではと恐れていたからです。その元首が電話をするのを忘れるよう我々が取り計らう。その元首は明日の夜に電話をするだろう。そこで小男は首相に・・・

「至急ファッジ殿にお返事を」

そこで首相が力なく「ファッジ大臣にお目にかかりましょう」と言ってネクタイを直しながら急いで机に戻り、椅子に座って何とか泰然自若とした表情を取り繕った途端に薪もない空の火格子に明るい緑の炎が燃え上がり・・・

コーネリウス・ファッジが現れたのでした。

3-2.マグル連絡室
大股で進み出て片手を差し出しながらファッジは「またお目にかかれてうれしいですな」と言いました。がしかし首相は到底同じ挨拶を返す気になどなれません。時々こうしてファッジが火格子の中から現れるだけでも・・・

度肝を抜かれるのに大概は悪い知らせを聞かされる事になるからです。それはファッジが一番最初にこの執務室に現れた時にそう言っていたからです。魔女や魔法使いは今も世界中に隠れ住んでいる。しかし心配する事はない。

多分私と会う事は二度とないでしょう。我が方で本当に深刻な事態が起らない限り私があなたを煩わせる事はありません。つまりファッジがここ執務室に来て自分と会うという事は何か良くない事態が起きた事を意味するのです。

3年前にも首相が1人で執務室にいるとファッジがずぶ濡れで慌てふためいて暖炉からワッと現れました。ファッジは首相が聞いた事もない「アズカバン」という監獄やシリアス・ブラックとかいう男の事を喚き立て始めました。

他にもホグワーツとかハリー・ポッターという名の男の子の事とか首相にはどれもこれもチンプンカンプンでした。ファッジはその男についての警告を発するよう首相に言った後に最後にこう言って執務室から出て行ったのでした。

「さて首相閣下。願わくばもうお目にかかる事がないよう!おやすみなさい」

ところが2人はまた会う事になったのです。それから1年と経たない内に困り切った顔のファッジがどこからともなく閣議室に姿を現してクウィディッチ(そんな風に聞えた)のワールドカップでちょっと問題があったのだが・・・

マグルが数人巻き込まれたが首相は心配しなくてもいい。ヴォルデモートの印が再び目撃されたといっても何の意味もない事だ。他とは関連のない特殊な事件だと確信をしている。こうしている間にも「マグル連絡室」が・・・

必要な記憶修正措置を取っている。さらに首相はファッジから外国からドラゴンとスフィンクスを持ち込むと言われて「それこそが極め付きだ」と思いました。ところがそれから2年と経たない内に首相はファッジから・・・

「集団脱走?」
「心配ない。心配ない!全員たちまち逮捕する。ただあなたは知っておくべきだと思って!」

ファッジが最初に会った時に請け合ったのとは裏腹に2人は相当頻繁に顔を合わせていました。しかもその慌てふためきぶりが毎回ひどくなっている事に首相は気づいていました。しかしこの日執務室に現れたファッジは・・・

ファッジは目に見えて憔悴していました。やつれてますます禿げ上がり白髪も増えてげっそりとした表情でした。それと言うのも3日前に首になったのだそうです。今日は新しい魔法大臣を紹介するために来たとの事でした。

こうして現れたのが新魔法大臣のルーファス・スクリムジョールだったというわけなんですよね。

3-3.スピナーズ・エンド
ポンという軽い音が2つ立て続けにしたかと思うとそこにフードを被った姿が2人現れました。2人目の女が追いついて最初の女の腕を掴みましたが1人目はそれを振り解きました。1人目の女はナルシッサ・マルフォイでした。

「シシー-ナルシッサ-話を聞きなさい-」
「帰って、ベラ!」
「私の話を聞きなさい!」
「もう聞いたわ。もう決めたんだから。ほっといてちょうだい!」

ベラと呼ばれた女は蔑むような声で「あいつはここに住んでいるのかい?ここに?マグルの掃き溜めに?我々のような身分の者でこんな所に足を踏み入れるのは私たちが最初だろうよ」と言いました。しかしナルシッサは・・・

そんな事は聞きもせずに錆びた鉄柵の間をくぐり抜けて通りの向こうへと急いでいました。2人目の女はベラトリックス・レストレンジでした。ベラトリックスは角を曲がろうとしているナルシッサに追いついて今度は・・・

首尾よく捕まえて後ろを振り向かせ2人は向き合いました。やってはいけない。あいつは信用できないと言うベラトリックスにナルシッサは「闇の帝王は信用していらっしゃるわ。違う?」と反論したのでした。すると・・・

ベラトリックスは闇の帝王はきっと間違っているとそう言うのです。いずれにせよこの計画は誰にも漏らすなと言われているじゃないか。こんな事をすれば闇の帝王への裏切りになると言うベラトリックスにナルシッサは・・・

「放してよ。ベラ」

ナルシッサは凄んでこう言うとマントの下から杖を取り出し脅すようにベラトリックスの顔に突きつけました。ベラトリックスが笑って「自分の姉に?あんたにはできやしない」と言うのに対してナルシッサはこう言うと・・・

「できない事なんか、もう何にもないわ!」

押し殺したような声でした。その声にはヒステリックな響きがありました。そしてナルシッサはその杖をナイフのように振り下ろしました。閃光が走りベラトリックスは火傷をしたかのようにナルシッサの腕を放したのでした。

ベラトリックスは手をさすりながら今度は少し距離を置いてナルシッサを追いました。ナルシッサはスピナーズ・エンドという名の袋小路に入り先を急ぎました。ナルシッサは一番奥の家に辿り着きました。一階の部屋の・・・

カーテンを通してちらちらと仄暗い灯りが見えました。ベラトリックスが悪態をつきながら追いついた時にはナルシッサはもう戸を叩いていました。しばらくすると扉の向こうで何かが動く音が聞こえて僅かに扉が開きました。

そこにいたのは?

セブルス・スネイプでした。

今日の最後に
実は私はマグルの首相と魔法大臣コーネリウス・ファッジが顔を合わせていたのはずっと首相の執務室だけだとそう思っていました。がしかし今回改めて読み返してみたらファッジは閣議室に現れていた事に気づいたんですよね。

それはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦が行なわれた日に「闇の印」が打ち上げられたその時でした。どこからともなくという事ですから当然ファッジは「姿現わし」で来たんでしょうね。こんな所に突然現れて・・・

マグルの首相はさぞかしいつにも増してびっくり仰天したんじゃないかなと私はそう思いますね。

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