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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーをプリベット通り4番地から「隠れ穴」に送る途中ダンブルドアはバドリー・ババートンという村に寄り道をしました。それはかつての同僚ホラス・スラグホーンを引退生活から引っ張り出しホグワーツの教壇に復帰させるためでした。そのスラグホーンの口から最初に出た生徒というのが・・・(全3項目)

3-1.予言の間
ハリーにしてみればここはシリウスが死んだ忌まわしい部屋というわけなんですよね。さらにはヴォルデモート卿の策略に嵌まってロンとハーマイオニーに加えてジニーにネビルそれにルーナを危険にさらした所でもあるのです。

「日刊予言者新聞」が伝えた所によると魔法省はこれまでこの部屋が存在する事さえ認めていなかったんだそうです。新聞が記事の中でハリーがヴォルデモート卿を排除できる唯一の人間と報道した事を受けてハリーは・・・

「隠れ穴」の箒小屋でダンブルドアが「されば予言の間での君の冒険については情報漏れどころか情報洪水だった事が判るじゃろう?」と言うのに対してハリーは「ですから今ではみんなが知っています」と言葉を返したのです。

ところがダンブルドアはハリーが「僕がその選ばれし者だという事を」と言うのを途中で遮り「いや世間は知らぬ事じゃ」と言ったのでした。つまりハリーとヴォルデモートに関して成された予言の全容を知っているのは・・・

蜘蛛だらけの箒小屋に立っている2人だけ。世界中でこの予言の全容を知っているのはハリーと自分だけだとダンブルドアはそう言うのです。しかしその一方多くの者がヴォルデモートが死喰い人に予言を盗ませようとした事。

そしてその予言がハリーに関する事だという推量をした。それが正しいという事もまた確かだ。その上でダンブルドアはハリーに「君は予言の内容を誰にも話しておらんじゃろうな?」と確認を取った後にこう言ったんですよね。

「それは概ね賢明な判断じゃ。ただし君の友人に関しては緩めるべきじゃろう。そうミスター・ロナルド・ウィーズリーとミス・ハーマイオニー・グレンジャーの事じゃ」

驚くハリーにダンブルドアは「この2人は知っておくべきじゃと思う」と言ったのでした。これほど大切な事を2人に打ち明けないというのは2人にとってかえって仇になる。ハリーにはあの2人が必要とダンブルドアは言うのです。

最後にダンブルドアは「関連のある事じゃ」と言ってハリーに自分の個人教授を受けるよう申し入れたのでした。

3-2.亡者
先回の記事でも取り上げた「魔法省広報-あなたの家と家族を闇の力から護るには」の最後には「未確認の目撃情報によれば死喰い人が亡者を使っている可能性がある」と書かれています。それを目撃又は遭遇した時には・・・

ただちに魔法省に報告する事とあります。そこでハリーがプリベット通り4番地に迎えに来た際にダンブルドアに「一体どういうものですか?」と訊ねるとダンブルドアが冷静かつ明確に答えてくれたというわけなんですよね。

亡者とは闇の魔法使いの命令通りの事をするように魔法がかけられた屍つまり死人の事なのだそうです。しかしここしばらくつまり前回ヴォルデモートが強力だった時以来は目撃はされていないそうです。言うまでもなく・・・

ヴォルデモートは死人で軍団ができるほど多くの人を殺害したんだそうです。ところがそれを利用して良からぬ事を企てその結果アズカバン送りになったのが騎士団のメンバーの1人のマンダンガス・フレッチャーだったのです。

何でも新聞報道によるとマンダンガスは亡者のふりをして押し込み強盗をしようとした事に関係していたとの事でした。ところがシェーマス・フィネガンがその事を聞き咎めて勘違いをしてスネイプにこんな質問をしたのです。

「亡者とゴーストはどうやって見分けられますか?」

するとスネイプはうんざりした声で「出ていない」と答えました。それに対してシェーマスがみんなが話しているのを聞きましたと反論すると、スネイプは問題のその記事を自分で読めば「亡者」と呼ばれたものが実は・・・

マンダンガス・フレッチャーという名の小汚いこそ泥に過ぎなかった事が判るはずだと言いました。この時ハリーはロンとハーマイオニーに小声で「スネイプとマンダンガスは味方同士じゃなかったのか?」と言っていました。

さらに「マンダンガスが逮捕されても平気なのか?」とも言っていました。するとスネイプはハリーは「この件についてひとくさり言う事がありそうだ」と言ってハリーに亡者とゴーストの見分け方を説明しろと言って来ました。

ハリーは前述のダンブルドアの説明を懸命に思い出してゴーストは透明だが亡者は死体なので実体があると答えました。するとスネイプは「5才の子供でもその程度は教えられる」と言ってハリーの説明を鼻先で笑ったのでした。

スネイプによれば亡者というのは闇の魔法使いの呪文により動きを取り戻した屍で生きてはいない。その魔法使いの命じる仕事をするため傀儡の如くに使われるだけという説明でした。しかし学期末になってからハリーは・・・

その亡者に遭遇する事になったのです。

3-3.小鬼連絡室とホリヘッド・ハーピーズ
「付き添い姿くらまし」でハリーを「隠れ穴」まで送る途中ダンブルドアはバドリー・ババートンという村に寄り道をしました。それはかつての同僚ホラス・スラグホーンを引退生活から引っ張り出しホグワーツの教壇に・・・

復帰するよう説得するためでした。ダンブルドアが死喰い人の連中がまだ勧誘しに来ておらんというのは本当かねと訊くのに対してスラグホーンは1年間居場所を替え続けて奴らにそういう機会を与えなかったと答えたのでした。

同じ場所に1週間以上留まったためしがない。マグルの家を転々としていたそうです。ダンブルドアが席を外してハリーとスラグホーンの2人だけになり当初は初対面のハリーを目の前にして無口なスラグホーンでしたが・・・

もちろん教師として依怙贔屓すべきでないがと口火を切ってスラグホーンがお気に入りの生徒と言ったのがハリーの母親リリー・エバンズの事でした。いつも自分の寮に来るべきと言って悪戯っぽく言い返されたんだそうです。

それはスラグホーンがスリザリンの寮監だったからでした。言うまでもなくハリーの母親はマグル生まれだった。そうと知った時スラグホーンは信じられなかったのだそうです。絶対に純血だと思った。それほど優秀だった。

ハリーが「僕の友達にもマグル生まれが1人います。しかも学年で一番の女性です」と言うとスラグホーンは「時々そういう事が起こるのは不思議だ。そうだろう?」とハリーに言いました。しかしそれに対してハリーは・・・

「別に」と冷たく答えました。するとスラグホーンは「私が偏見を持っているなどと思ってはいかんぞ!」と言いました。そこでスラグホーンが挙げたのがダーク・クレスウェルというマグル生まれの学生の事だったんですよね。

ハリーの母親リリーの下の学年だった。それが今では「小鬼連絡室」の室長なのだそうです。非常に才能があって今でもグリンゴッツの出来事に関して素晴らしい内部情報を送ってくれるそうです。ドレッサーの上には・・・

輝く写真立てがずらりと並んでいました。全部スラグホーンの昔の生徒なのだそうです。その1人グウェノグ・ジョーンズは女性だけのチームのホリヘッド・ハーピーズのキャプテンとの事でした。ハーピーズの選手とは・・・

ファーストネームで気軽に呼び合う仲だと言うと聞いた人は全員が必ず驚く。それに欲しければいつでも無料の切符が手に入る。スラグホーンはこの話をしている内に大いに愉快になったようでした。ところがハリーが・・・

「それじゃこの人たちはみんなあなたの居場所を知っていて色々な物を送って来るのですか?」

ハリーがこう訊くとスラグホーンの顔からあっという間に笑いが拭い去られました。そしてスラグホーンはハリーを見下ろし「無論違う。1年間誰とも連絡を取っていない」と答えました。ホグワーツの教壇に復帰すれば・・・

これらの人たちとの交流も再開できる。そう思ったからなのか?この後スラグホーンはホグワーツに戻る事を承諾したというわけなんですよね。

今日の最後に
ホラス・スラグホーンが現在滞在しているバドリー・ババートンという村に到着した時ハリーが「僕はどんな役に立つんですか?」と訊くのに対してダンブルドアは「今に判るじゃろう」と曖昧な言い方で答えていましたよね。

その理由はダンブルドアは当然長年の付き合いでスラグホーンの性格は知り抜いていた。だから正面切って説得するよりもハリーと世間話風に話させたほうがホグワーツの教壇に復帰した際のメリットを思い出しやすくなる。

そう判断してダンブルドアはスラグホーンの説得にハリーを同行させたという事のようです。このようにしてダンブルドアの目論見通りに事は進んでスラグホーンはホグワーツの教壇に戻る事になったというわけなんですよね。

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