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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

いよいよハリーたちにとって6年目の学期が始まり3人はいきなり初日にスネイプの「闇の魔術に対する防衛術」とホラス・スラグホーンの「魔法薬学」の初授業を相次いで受ける事になりました。スラグホーンは数々の魔法薬を煎じて生徒たちに見せてくれました。そして最後に紹介した魔法薬というのが・・・(全3項目)

3-1.顔のない顔に対面する
ハリーは1年生から6年生の間に「闇の魔術に対する防衛術」の科目を6人の先生から習いました。それは1人として1年を越えて在任した人がいなかったからです。当然使用した教科書も毎年変わるという事になったんでしょうね。

最初の年つまり1年生の時はクィレル先生でした。この先生が使ったのはクエンティン・トリンブル著の「闇の力-護身術入門」という本だったようです。翌年度のギルデロイ・ロックハート先生はホグワーツの全生徒に・・・

自分が書いた著作を何と7冊も買わせました。3年生時のリーマス・ルーピンと4年生の時のマッド・アイことアラスター・ムーディの両先生については誰の何という題名の本を使ったのか?については明らかにされていません。

5年生時のドローレス・アンブリッジはウィルバート・スリンクハード著の「防衛術の理論」という本でした。そしてハリーが6年生になった時にこの教職に就いたスネイプが使ったのが「顔のない顔に対面する」だったのです。

最初の授業の時にスネイプが生徒と対峙するため教壇の机に向かって歩きながら「我輩はまだ教科書を出せとは頼んでおらん」と言いました。そのためハーマイオニーは慌ててこの本をカバンに戻して椅子の下に置いています。

ここで教科書の題名が明らかにされています。誰の著作なのかについては不明です。内容については翌年3月にハリーたち3人が「吸魂鬼と取り組む最善の方法」という宿題をやっているので吸魂鬼に関する項目があるようです。

さらにスネイプが「服従の呪文への抵抗に関するレポートのくだらなさに我輩は耐え忍ばねばならなかった」と言っているので「服従の呪文」の事も掲載されているようです。そしてこの本の213ページを開くとそこには・・・

「磔の呪文」の事が載っているようですね。

3-2.無言呪文
ハリーたちが受けた「闇の魔術に対する防衛術」の最初の授業でスネイプが「まだ教科書を出せとは頼んでおらん」と言って、ハーマイオニーにカバンの中に引っ込めさせたのはその日は教科書を使わなかったからなんですよね。

「諸君は我輩の見るところ無言呪文の使用に関してはずぶの素人だ。無言呪文の利点は何か?」

この日の授業でスネイプが取り上げたのは「無言呪文」でした。スネイプのこの問いに答えたのはハーマイオニーでした。つまりこちらがどんな魔法をかけようとしているのか?敵対者に何の警告も発しない事だというわけです。

呪文を声高に唱える事なく魔法を使う段階に進んだ者は呪文をかける際に驚きという要素の利点を得る。スネイプは無言呪文のメリットをこう説明した後に生徒たちに2人が1組になって1人が無言で相手に呪いをかけようとする。

そして相手も同じく無言でその呪いを撥ね返そうとする。始めたまえと言ったのでした。しかし大半の生徒は無言で相手に呪いをかける事などできはしません。当然のごまかしが始まって声に出して呪文を唱える代わりに・・・

囁くだけの生徒が沢山いました。そんな中ハーマイオニーはネビルが呟く呪いを一言も発する事なく撥ね返すのに成功していました。ところがこの無言呪文はスネイプだけではなく他の先生方も要求して来るようになったのです。

今や無言呪文は「闇の魔術に対する防衛術」だけでなく「呪文学」や「変身術」でも要求されました。ハリーが談話室や食事の場で周囲を見回すとクラスメートが顔を紫色にして息張っているのをよく見かけるようになりました。

実はそれは声を出さずに呪文を唱えようともがいていたのです。毎日試験を受けるような勉強をしなければならない事に加えて授業の内容もずっと厳しいものになっていました。膨大な量の宿題とがむしゃらに無言呪文を・・・

練習するための両方に時間を取られてハリーたちはハグリッドの小屋を訪ねる時間など到底作れないほどだったのです。

3-3.スラグホーンの初授業で登場する魔法薬
スネイプの「闇の魔術に対する防衛術」の初授業を受けたその日。ハリーたちがその日の午後に受けたのは今年度から「魔法薬学」の教師としてホグワーツの教壇に復帰して来たホラス・スラグホーンによる授業だったのでした。

これまで長い間スネイプの教室だった地下牢教室の前に並んで周りを見回すと残った生徒はたったの12人しかいませんでした。スリザリンからはドラコ・マルフォイを含む4人だけでレイブンクローからも同じ人数の4人で・・・

ハッフルパフからはアーニー・マクミラン1人だけでした。入って行くと地下牢は昨年度までとは違い蒸気や風変わりな臭気に満ちていました。スラグホーンは教室の前に戻り元々膨らませていた胸をさらに膨らませると・・・

スラグホーンは「みんなに見せようと思って幾つか魔法薬を煎じておいた」と言ったのでした。そこには真実薬やポリジュース薬などハリーがもう既に知っている魔法薬もありました。がしかし3番目の魔法薬については・・・

「アモルテンシア、魅惑万能薬!」

真実薬とポリジュース薬に続きこの魔法薬を言い当てたハーマイオニーにスラグホーンが大いに感心しつつ「どういう効能があるか知っているだろうね?」と訊くとハーマイオニーは「世界一強力な愛の妙薬です」と答えました。

「正解だ!察するに真珠貝のような独特の光沢で判ったのだろうね?」とスラグホーンが言うとハーマイオニーは「それに湯気が独特の螺旋を描いています」と熱っぽく答えたのでした。さらにこの魔法薬にはその他にも・・・

何に惹かれるかによって1人1人違った匂いがするのだそうです。ハーマイオニーの場合は刈ったばかりの芝生や新しい羊皮紙の匂いがするとの事でした。そしてスラグホーンが「実習を始めよう」と宣言したその時の事でした。

「先生これが何かをまだ教えてくださっていません」

アーニー・マクミランがスラグホーンの机に置いてある小さな黒い鍋を指しながらこう言いました。中の魔法薬が楽しげにピチャピチャと跳ねていました。金を溶かしたような色で表面から金魚が飛び上がるかのように・・・

しぶきが撥ねているというのに一滴もこぼれてはいません。スラグホーンはこの薬を忘れていたわけではない。劇的な効果を狙って誰かが質問するのを待っていた。そうに違いないとハリーは思ったのでした。その魔法薬とは?

「そう。これね。さてこれこそは紳士淑女諸君。最も興味深い。一癖ある魔法薬でフェリックス・フェリシスと言う。きっと」

その魔法薬の名前を聞いてハーマイオニーが「アッ」と声を上げて息を呑みました。このフェリックス・フェリシスという魔法薬は調合が恐ろしく面倒で間違えると惨憺たる結果になる。しかし正しく煎じる事ができれば・・・

少なくとも薬効が切れるまでは全ての企てが成功に傾いて行くんだそうです。しかしあまり頻繁に飲むと有頂天になったり無謀になるなど危険な自己過信に陥るので毒性が高くなる。だからそれはお勧めできないとの事でした。

スラグホーンは「上級魔法薬」の10ページに載っている「生ける屍の水薬」を一番上手に煎じた生徒にこのフェリックス・フェリシスを「今日の授業の褒美として提供する」と宣言しました。そしてこの魔法薬を獲得したのは?

何と!ハリーだったのです。

今日の最後に
スネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教科書に指定した「顔のない顔に対面する」という本には前述のように吸魂鬼の事に加えて「服従の呪文」に「磔の呪文」といわゆる「許されざる呪文」の事が載っていたようですね。

ハリーが4年生の時この科目を教えたマッド・アイ・ムーディは「違法とされる闇の呪文がどんな物か6年生になるまでは生徒に見せてはいかん事になっている」と言っています。それはつまり5年生以下の生徒に対しては・・・

到底幼すぎて呪文を見る事さえ耐えられないからというわけです。したがって私はこれらの「許されざる呪文」が載っているこの教科書「顔のない顔に対面する」の本は6年生用でスネイプは5年生以下の生徒に対しては・・・

他の本を指定していたと私はそう思いますね。

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