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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヒッポグリフのバックビークと共にシリウスがホグワーツを脱出してハリーもこれで一安心のはずでした。ところがハリーが「額の傷痕に痛みが走った」という手紙を出したら何とシリウスは帰って来てしまったのです。しかし残念ながらシリウスの懸念は杞憂に終わりませんでした。それはハリーが・・・(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックの場合、その4
ハリーとハーマイオニーは逆転時計で3時間前に戻って処刑寸前のヒッポグリフのバックビークを助け出しシリウスはそのバックビークに乗ってホグワーツを脱出しました。これでハリーもシリウスも一安心のはずだったのです。

ところが夏休み中にハリーが「額の傷痕に痛みが走った」という手紙を出すとシリウスは帰国するという返事の手紙をハリーに折り返し送って来ました。ハリーは急いで帰って来る必要はありませんという手紙を送ったのでした。

しかしシリウスからは「無理するな。私はもう帰国してちゃんと隠れている」という手紙が届けられました。さらにその手紙には「私の事は心配せずに自分の事だけ注意していなさい」とも綴られていたのでした。すると・・・

残念ながらシリウスの懸念は杞憂に終わりませんでした。百年以上ぶりに開催される事になった三大魔法学校対抗試合の代表選手に今回は「17才以上」という年齢制限が設けられたのに何故か?ハリーが選ばれてしまったのです。

しかもそれはこれから起こる事の序章に過ぎませんでした。学期末にはついにヴォルデモート卿が復活してハリーがその目撃者になった上に直接対決という事になったのです。ハリーは無事ホグワーツに戻って来たものの・・・

ハリーたちが一度だけ隠れ家を訪れた時にシリウスはこの三大魔法学校対抗試合が終われば私はまた安心して息ができると言っていました。しかしそれもヴォルデモート卿の復活で叶わぬ夢という事になってしまったのでした。

そして不死鳥の騎士団が再結成されると・・・

3-2.シリウス・ブラックの場合、その5
シリウスはロンドンのグリモールド・プレイス12番地のかつての生家を騎士団の本部に提供しました。シリウスの父親が魔法使いが知る限りのあらゆる対策を施していたからです。ここより安全な屋敷はどこにもないそうです。

本部としては理想的で位置探知は不可能。だからマグルは絶対にここを訪れたりはしない。さらに今は追加の保護策を講じているそうです。それは誰あろうダンブルドアがこの屋敷の「秘密の守人」との事でした。つまり・・・

ダンブルドア自身が誰かにこの屋敷の場所を教えない限りは何人も本部を見つける事はできない。ハリーが初めてこの屋敷に入る時に見たメモはダンブルドアからのものだったんだそうです。ところがシリウスが言うには・・・

ここに戻って来たくはなかった。またこの屋敷に閉じ込められるとは思わなかった。シリウスにとってこの屋敷は忌まわしい思い出ばかりが残る場所だったのです。さらに今現在のシリウスは八方塞がりの状態だったのです。

私にはここを騎士団の本部として提供するぐらいしか役に立つ事がない。少なくともハリーは外に出て歩き回る事ができた。手足も伸ばせたし喧嘩も戦いもやった。シリウスはここに来てからというもの缶詰状態なのだそうです。

その理由は魔法省がまだシリウスを追っているからなんだそうです。それにワームテールつまりピーター・ペティグリューがもう教えてしまっただろうからヴォルデモートはもう既にシリウスが「動物もどき」だと知っている。

だから私のせっかくの変装も役に立たない。不死鳥の騎士団のために私ができる事はほとんどない。少なくともダンブルドアはそう思っている。ダンブルドアの名前を言う時シリウスの声が僅かに曇るのを聞いてハリーは・・・

シリウスもまたダンブルドアに対して不満を持っていると思ったのでした。ハリーは名付け親のシリウスに急に熱い気持ちが込み上げて来ました。そこでハリーはシリウスを励まそうとしてこう言ったというわけなんですよね。

「でも少なくとも何が起きているかは知っていたでしょう?」

するとシリウスは自嘲的な言い方で「ああそうとも」と言いました。スネイプの報告を聞いてあいつが命を懸けているのに私はここでのうのうと居心地よく暮らしているなんて嫌味な当て擦りをたっぷり聞いたその挙句に・・・

「大掃除は進んでいるか」なんて奴に訊かれてとシリウスは言うのです。それと言うのもこの屋敷にはシリウスの母親の死後十年間は年寄りの屋敷しもべ妖精以外は誰も住んでいなかったのだそうです。そのしもべ妖精は・・・

ひねくれていて全く掃除をしていなかったそうです。シリウスは8月の12日に行なわれるハリーの懲戒尋問に犬の姿で付き添いたいとダンブルドアに訊いてみたんだそうです。しかしそれもまた実現する事はありませんでした。

3-3.シリウス・ブラックの場合、その6
新学期初日シリウスは犬の姿でキングズ・クロス駅までハリーに付き添いました。ところが息子ドラコの見送りに来ていたルシウス・マルフォイ氏に見咎められ土曜日の「日刊予言者新聞」に掲載される事になってしまいました。

魔法省は信頼できる筋からの情報を入手した。シリウス・ブラック。悪名高い大量殺人鬼は現在ロンドンに隠れている。ワームテールが教えてしまっただろうからヴォルデモートは自分が「動物もどき」だという事を知っている。

何とシリウス自らキングズ・クロス駅までハリーに従いて行く事でその事を証明してしまいました。ダンブルドアはシリウスに警告していた。ハーマイオニーをして「シリウスはもう二度とあの家を離れちゃいけない」と・・・

言わしめる事になってしまったのです。クリスマス休暇明けにはアズカバンから10人もの死喰い人が集団脱走しました。がしかしヴォルデモートが復活した事を決して認めようとしない魔法大臣コーネリウス・ファッジは・・・

まことに残念ながら我々は二年半前に殺人犯のシリウス・ブラックが脱獄した時と同じ状況に置かれている。この2つの脱獄は無関係ではない。このように大規模な脱獄は外からの手引きがあった事を示唆していると言うのです。

シリウスが脱獄した時と今回10人の死喰い人がした時とでは全く状況が違うのにファッジはシリウスが手引きをしてのものなんだと言い放ったのです。しかしハーマイオニーは苦々しげに「他に何と言える?」とそう言うのです。

とても言えない。ダンブルドアがこういう事態を警告していたのですがアズカバンの看守がヴォルデモート卿一味に加担して今やヴォルデモートを支持する最悪の者たちも脱獄してしまいましたなんて言う事はできないと・・・

何故ならファッジは優に6ヵ月以上もハリーやダンブルドアを嘘つき呼ばわりして来たからだとハーマイオニーは言うのです。さらにハーマイオニーはシリウスはヴォルデモートが表に出て来るまでは隠れていないといけない。

馬鹿な魔法省がダンブルドアがシリウスについて言っていた事が真実だと受け入れない限りはシリウスの無実に気づかない。魔法省がもう一度本物の死喰い人を逮捕するようになればシリウスが死喰い人ではない事が明白になる。

それはシリウスには「闇の印」がないのだからとハーマイオニーは言うのです。ところがヴォルデモートが魔法省にその姿を現わしファッジがそれを目撃してハーマイオニーが言っていた状況にようやくなったと思ったら・・・

残念の極みとはまさにこの事で時を同じくしてシリウスはベラトリックス・レストレンジに殺害されてしまったのでした。

今日の最後に
そんなわけで帰国してからのシリウスはハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまったその上に、ヴォルデモート卿が復活したという事でハリーと同様ホッとする時が一瞬たりともありませんでした。さらに・・・

不死鳥の騎士団が再結成されシリウスは忌まわしい思い出ばかりが残る生家を本部に提供する事にもなってしまいさらにはそこに閉じ込められるという事に。そして死喰い人が集団脱走をすればシリウスの手引きだったと・・・

新聞に掲載されてしまったのです。シリウスにしてみればヴォルデモートが復活した事で散々な目に遭ったというわけなんですよね。

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