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シリウスはシリウスで「こんな奴は死んでしまえ」とばかりに悪戯を仕掛けたりスネイプも「あいつなんか吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまえばいい」と思ったりと2人は互いに容赦がないという感じですよね。今日は「何故2人はそこまでの怨念を持つに至ったのか?」について考えてみる事にします。(全2項目)

2-1.何故2人はここまで?
3年生の学期末ハリーにロンにハーマイオニーそれにシリウスが百体もの吸魂鬼に襲われハリーたち3人が医務室に担ぎ込まれた時ダンブルドアは「ハリーとハーマイオニーと3人だけで話したい」と言って病棟に入って来ました。

この時その場に居合わせた校医のマダム・ポンフリーと魔法大臣コーネリウス・ファッジは比較的すんなりと出て行ってくれました。が最後に残ったのがスネイプだったんですよね。スネイプはダンブルドアを見据えると・・・

「ブラックの話など一言も信じてはおられないでしょうな?」

スネイプがこう言うのに対してダンブルドアは「わしはハリーとハーマイオニーと3人だけで話したいのじゃ」と同じ言葉を繰り返しました。するとスネイプはダンブルドアのほうに一歩踏み出してこう言ったというわけです。

「シリウス・ブラックは16の時に既に人殺しの能力を露にした」

スネイプはさらに念を押すようにダンブルドアにブラックはかつて我輩を殺害しようとした事をお忘れになってはいますまいな?と言ったのでした。それに対してダンブルドアは自分の記憶力はまだ衰えていないと答えました。

この事1つだけ取ってもスネイプがシリウスに恨みを抱く理由は十二分過ぎるほどあるというわけです。それなら何故シリウスは「スネイプなんか死んでしまっても構わない」とまで思うに至ったのか?何故シリウスは・・・

スネイプを殺害しようと思うまでになったのか?何故スネイプは「あいつなんか吸魂鬼に魂を吸い取られて生きた屍になってしまえばいいんだ」と思うほどの怨念を抱くに至ったのか?どうしてここまでになってしまったのか?

今日の記事の後半ではそれについて考えてみる事にします。

2-2.考えられる数々の要素
何ゆえスネイプとシリウスは互いにここまでの怨念を抱き合うようになったのか?私は数々の考え方や価値観の相違の積み重ねがやがては双方の不信感が深い恨みへと成長して行ったからだと思います。それを挙げてみましょう。

●狼人間を巡る考え方の違い
前述のハリーたちとシリウスが百体もの吸魂鬼に襲われた時にもハリーが「ルーピン先生が話してくださいます」と訴えるとダンブルドアは狼人間は我々の仲間内では信用されていないので支持された所でほとんど役に立たない。

ルーピン自身もハリーたちがヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出た際にグリモールド・プレイス12番地で3人と話した時ハリーに君は私が騎士団の中にいるかホグワーツでダンブルドアの庇護の下にあった姿しか見てはいない。

そう言っているんですよね。魔法界の大多数の人たちはルーピンが狼人間だと知るとほとんど口も利いてくれなくなるそうです。ところがシリウスはそんなリーマス・ルーピンと仲良くしていて行動を共にしたりしているのです。

スネイプにしてみれば「あいつは純血の魔法使いで狼人間の事は小さい時から聞かされてよく知っているだろうに?一体どういう感覚しているんだ?」というわけです。これもスネイプがシリウスに抱いた不信感というわけです。

●マグル生まれの人たちを巡る考え方の違い
父親のトビアス・スネイプ氏はマグル。つまりセブルス・スネイプは純血の魔法使いではありません。しかしホグワーツに入学してからというものスネイプは相当頻繁にマグル生まれの生徒を「穢れた血」と呼んでいたようです。

ハリーのお母さんリリー・エバンズとスネイプが仲違いして絶縁状態になったのもスネイプがリリーの事を「穢れた血」と呼んだからでした。シリウスにしてみればスネイプは父親がマグルで純血の魔法使いじゃないのに・・・

どうしてマグル生まれの生徒の事を「穢れた血」と呼ぶんだ?それを言うならお前だって「半分穢れた血」じゃないか!純血じゃないのに口にする言葉はまるで純血のようだという事でスネイプに不信感を持ったというわけです。

●学校の規則や法律を巡る考え方の違い
いくら友達に優しくしたり良くしたりしてあげてもその行為が学校の規則や増してや法律に違反する事だったら優しくされた友達は喜ぶのか?喜ばないだろう。だったら学校の規則や法律の範囲内でしてやればいいんじゃないか。

しかしシリウスやハリーのお父さんの考えは違っていました。たとえ学校の規則や法律に違反してもその友達のためになるのならいいじゃないか。こうしてシリウスたちはルーピンのために未登録の「動物もどき」になりました。

事実ルーピンは「狼人間の私がホグワーツに入ったばっかりに3人の親友を未登録の動物もどきにしてしまった」と苦しんでいたのです。良心の呵責があったのです。確かにスネイプの考えは正しかったとも言えるんですよね。

その一方でシリウスたちが「動物もどき」になってくれた事でルーピンが狼に変身した時の苦しみを忘れる事ができたというのも事実なのです。

●魔法を巡る考え方の違い
シリウスが言う所によればスネイプはホグワーツに入った時には既にもう7年生の大半の生徒より多くの呪いを知っていたのだそうです。さらにはスネイプは闇の魔術に首までどっぷりと浸かった偏屈な奴だったんだそうです。

ハリーが命と引き換えにスネイプから受け取った記憶の中でもリリーがスネイプの友人のマルシベールが使った魔法は「闇の魔術」で邪悪そのもので「ぞっとする」とも言っているんですよね。ところがスネイプのほうは・・・

その魔法の事を「あんな事は何でもない」とか「冗談だよ。それだけだ」と言っています。つまりスネイプには邪悪とか「ぞっとする魔法だ」という認識はないようです。つまりシリウスとスネイプの間では魔法に関する・・・

考え方にかなりの開きがあるようですね。

●母親同士も仲が悪かった?
前述のようにスネイプのお母さんのアイリーン・プリンスさんはマグルのトビアス・スネイプという人と結婚しました。一体どうしてスネイプのお母さんはマグルの男性と結婚したのか?それは実はホグワーツに在籍中に・・・

息子同士が同学年なのだから母親同士もそうだったのでは?私はスネイプとシリウスのお母さんもまた同学年だったのでは?と思います。当然どちらもスリザリン生だったので2人は肩を並べて必須の科目の授業を受けていた。

シリウスのお母さんと云えばハリーが不死鳥の騎士団の本部に入った2日目に他ならぬその息子のシリウスが「自分の両親は狂信的な純血主義者だった」と言っているんですよね。そのためアイリーン・プリンスさんは・・・

シリウスの母親が大嫌いだったスネイプのお母さんは「絶対に純血の魔法使いなんかとは結婚しない」と固く心に誓ってホグワーツを卒業した。つまりスネイプの父親がマグルになったのはシリウスの母親のせいというわけです。

だからスネイプはその息子のシリウスもまた憎いというわけなんですよね。

最後に
今回改めてこの2人をこうして並べて取り上げて判った事があります。それはスネイプもシリウスも性格が同じという事です。非情に激しくて怒りっぽくて頑固で決して自分の考えを曲げないという所が全く同じなんですよね。

言ってみればちょうど磁石のN極とS極同士みたいな物というわけです。似た者同士な事に加えて2人とも力が強いので一層激しく反発し合うんですよね。でも性格が全く同じだなんて2人とも絶対に認めたくはないでしょうね。

たとえ死んだ後でも・・・
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