FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

さて!年頭の記事で予告したので今週と来週の2週間に渡って4巻のドビーを取り上げたいと思います。2年生の学期末にマルフォイ家の呪縛から解き放って丸1年間はハリーはその消息を知る事はありませんでした。ところが意外と云えば意外な形でハリーはドビーの「その後」を知る事になったのです。(全3項目)

3-1.ドビーのその後
ハリーはドビーを2年生の学期末にマルフォイ家の呪縛から解き放して自由にしました。それから丸1年間は消息を知りませんでした。ところがハリーにとっては思ってもみなかった形でドビーのその後を聞く事になったのです。

それはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦するために競技場の貴賓席に入った時の事でした。後ろの列の奥から2番目の席に屋敷しもべ妖精がいたのです。ハリーが半信半疑で「ドビー?」と呼びかけてみると・・・

「旦那さまはあたしの事ドビーってお呼びになりましたか?」

その屋敷しもべ妖精は怪訝そうにこう尋ねて来ました。ハリーが「ごめんね。僕の知っている人じゃないかと思って」と言うと何とそのしもべ妖精はドビーを知っていると言うのです。そのしもべ妖精の名前はウィンキーでした。

話しているのがハリー・ポッターと知るとウィンキーは尊敬で打ち震えながら「ドビーがあなたさまの事をいつもお噂しています!」と言いました。しかしハリーが「自由になってドビーは元気にやってる?」と訊くと・・・

ウィンキーは決して失礼を申し上げるつもりはありません。がハリーがドビーを自由にした事がドビーのためになったのかどうか自信を持つ事ができないと言うのです。ウィンキーはドビーは自由で頭がおかしくなったと・・・

身分不相応の高望みをしているので勤め口が見つからないのだそうです。それは「仕事にお手当てをいただこうとしている」つまりドビーは給料が欲しいと言っているんだそうです。ウィンキーはドビーに言ったのだそうです。

どこか良いご家庭を見つけて落ち着きなさい。ドビーはのぼせて思い上がっている。そんな風に浮かれていたら「魔法生物規制管理部」に引っ張られる事になっても知りませんよ。ウィンキーはドビーにそう言ったんだそうです。

「でもドビーはもう少しぐらい楽しい思いをしてもいいんじゃないかな」と言うハリーにウィンキーは「屋敷しもべ妖精は楽しんではいけないのでございます」ときっぱり言ったのでした。それが屋敷しもべ妖精なのだそうです。

3-2.洋服に値する
ワールドカップの決勝戦はブルガリアのシーカーのビクトール・クラムがスニッチを取ったのに勝者はアイルランドという結果に終わりました。競技場を出るとハリーたちはキャンプ場に向かう群衆に巻き込まれてしまいました。

本来ならハリーとウィンキーは二度と会う事などないはずでした。ところが意外にも2人は再び会う事になったのです。それは何者かがキャンプ場の管理人のマグルの一家を宙に浮かせる事件が起きたのが事の始まりでした。

ウィーズリーおじさんの指示でジニーにフレッドにジョージそれにハリーとロンとハーマイオニーの6人はキャンプ場の脇にある森に避難する事になりました。しかしハリーたち3人は途中で他の3人とはぐれてしまったのです。

3人は森の奥深くに入り込んで行きました。3人だけになったようで周囲はずっと静かになりました。3人が事件の顛末を話し合っているとハーマイオニーが突然言葉を切り後ろを振り向きました。ハリーもロンも振り向きました。

それは突然でした。ハリーが人の気配を感じて呼びかけていると何の前触れもなくこの森では聞き覚えのない声が静寂を破りました。その声は恐怖に駆られた叫びではありませんでした。そして呪文のような音を発したのです。

「モースモードル!」

するととても大きな緑色に輝く何かがハリーが必死に見透かそうとしていたあたりから立ち上がりました。それは巨大な髑髏でした。周囲の森からは爆発的な悲鳴が上がりました。ハーマイオニーがハリーの背中を掴んで・・・

「ハリー早く。行くのよ!」と言ってぐいと引き戻しました。ハーマイオニーが蒼白な顔をして震えているのを見てハリーは驚いて「一体どうしたんだい?」と訊きました。その問いに対してハーマイオニーはこう答えたのです。

「ハリー、あれ闇の印よ!」

あれはヴォルデモートの印だとハーマイオニーは言うのです。ところが次の瞬間にはどこからともなく20人の魔法使いが現われて3人を包囲したのです。その魔法使いたちは手に手に杖を持ち一斉に「失神光線」を発射しました。

「失神光線があの木立を突き抜けた。犯人に当たった可能性は大きい」

エイモス・ディゴリー氏はこう言うと杖を構え空地を通り抜けて暗闇へと突き進んで行きました。すると気を失った誰かを捕まえたと言うのです。ディゴリー氏が再び姿を現わした時両腕にはぐったりした何かを抱えていました。

それがウィンキーだったのです。そしてウィンキーは「闇の印」を創り出したハリーの杖を持っていました。ウィンキーは杖など使っていないし「闇の印」を創る方法も知らないと言ったのですがそれでもクラウチ氏は・・・

「それは洋服に値する」

ウィンキーは今夜私が到底有り得ないと思っていた行動を取った。私はテントにいるようにと言いつけた。トラブルの処理に出かける間その場にいるよう申し渡した。ところがウィンキーは私に従わなかった。したがって・・・

こう言ってクラウチ氏はウィンキーを解雇したのです。

3-3.ホグワーツにも屋敷しもべ妖精
屋敷しもべ妖精ってとっても不当な扱いを受けてるわ。奴隷。そうなのよ。あのクラウチさんという人はウィンキーをスタジアムのてっぺんに行かせてウィンキーはとても怖がってた。その上ウィンキーに魔法をかけて・・・

テントを踏みつけられても逃げられないようにしたんだわ。みんなのひどい扱い方ったら!ディゴリーさんは最初からウィンキーを「しもべ」って呼び捨てにしてクラウチさんは犯人はウィンキーじゃないと判ってるのに・・・

それでもクビにするなんて!ウィンキーがどんなに怖がっていたかなんて!どんなに気が動転してたかなんて!クラウチさんはどうでもいいんだわ!あのやり方にはむかむかするわ!ハーマイオニーはカンカンに怒っていました。

いつもの通りです。ピーブズが何もかも引っくり返しての大暴れ。鍋は投げるし釜は投げるして厨房はスープの海。屋敷しもべ妖精が物も言えない程に怖がって。グリフィンドール塔付きのゴースト「ほとんど首なしニック」が!

「屋敷しもべ妖精がここにもいるって言うの?」

新学期初日に大広間で「ホグワーツにも屋敷しもべ妖精がいる」と知ってハーマイオニーは恐怖に打ちのめされたようにこう言いました。ハーマイオニーの反応に驚いたようにニックは「左様」と答えました。さらには・・・

ニックが言うには「イギリス中のどの屋敷よりも大勢いるでしょうな。百人以上」との事でした。私1人も見た事がないと言うハーマイオニーにニックは「日中は滅多に厨房を離れる事はない」とその理由を説明したのでした。

夜になると出て来て掃除をしたり火の始末をしたりと姿を見られないようにするのですよ。ニックによればその存在を気づかれないのは「いい屋敷しもべ妖精の証拠でしょうが?」との事なのだそうです。そう聞かされて・・・

「でもお給料は貰ってるわよね?お休みも貰ってるわね?それに病欠とか年金とか色々も?」

ハーマイオニーがこう問い質すとニックは笑い出しました。あまりに高笑いしたので首がポロリと落ちてぶら下がる程でした。ニックは首を肩の上に戻して固定しながら「病欠に年金?」と言い返した後ハーマイオニーに・・・

屋敷しもべ妖精は病欠や年金を望んでいないと答えたのです。するとハーマイオニーはナイフとフォークを置き皿を遠くに押しやりました。ロンが君が絶食しても屋敷しもべ妖精が病欠を取れるわけじゃないと言っても・・・

ハーマイオニーは食べようはしませんでした。

今日の最後に
ハーマイオニーは知りませんでした。ハリーもロンもその場にいた誰もが知らなかったんですよね。さらに言うならこの当時の本当の事情を知っていたのは他ならぬウィンキー自身とクラウチ氏の2人だけだったというわけです。

何故高所恐怖症のウィンキーが貴賓席でクラウチ氏の席を取っていたのか?キャンプ場でウィンキーは何に抵抗していたのか?森の中で「闇の印」を打ち上げたのは誰なのか?これらの事の真相の全てを知っていたのは・・・

ウィンキーにクラウチ氏の2人だけだったのです。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.