FC2ブログ

ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

昨年の8月からふとした事がきっかけになってこのシリーズが始まりました。今月が誕生月という事で今週は「この人」の私が好きな場面を選び出して紹介してみる事にしました。アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックがハリーの命を狙っているらしいという事でアーサー氏は・・・(全3項目)

3-1.シリウス・ブラックの脱獄を巡って
ホグワーツで3年目の学期を迎えようとしていたその夏休みにハリーはプリベット通り4番地に滞在していたバーノン叔父さんの妹に当たるマージおばさんを怒りのあまり膨らませてしまうという事件を起こしてしまったのでした。

しかし魔法大臣コーネリウス・ファッジの粋な計らい(?)でお咎めなしという事になり夏休みの残りの期間は「漏れ鍋」に滞在する事になりました。また「日刊予言者新聞」のガリオンくじグランプリで何とアーサー氏が・・・

700ガリオンを獲得しエジプト旅行から帰って来たウィーズリー一家も夏休み最後の日の8月31日は「漏れ鍋」に泊る事になりました。ハリーがロンの忘れ物を探しにもうすっかり明かりの消えているバーに降りて行くと・・・

バーからウィーズリー夫妻が言い争っている声が聞こえて来ました。口喧嘩を聞いてしまったと2人には知られたくない。ハリーがそう思って入るのを躊躇していると自分の名前が出て来たのでハリーは思わず耳を傾けました。

「ハリーに教えないなんて馬鹿な話があるか」

アーサー氏は熱くなっていました。ハリーには知る権利がある。ファッジに何度もそう言ったのにファッジは譲らないんだ。ハリーを子供扱いしている。ハリーはもう13才なんだ。それに対してウィーズリーおばさんは・・・

「アーサー、本当の事を言ったらあの子は怖がるだけです!」

おばさんはハリーがあんな事を引きずったまま学校に戻るなんてとんでもないと言うのです。知らないほうがハリーは幸せだとおばさんは言うのです。そう主張するウィーズリーおばさんにアーサー氏はこう反論したのでした。

「あの子に惨めな思いをさせたいわけじゃない。私はあの子に自分自身で警戒させたいだけなんだ」

アーサー氏はハリーとロンがどんな子か母さんも知ってるだろうと言うのです。2人でふらふら出歩いて「禁じられた森」に2回も入り込んでいるんだよ。アーサー氏は今学期ハリーはそんな事をしてはいけないと言うのです。

アーサー氏はハリーがマージおばさん風船事件を起こしてプリベット通り4番地を飛び出したあの夜に「夜の騎士(ナイト)バス」がもしハリーを拾っていなかったら魔法省に発見される前にハリーは死んでいたとそう言うのです。

シリウス・ブラックは狂人だと誰もが言う。多分そうだろう。しかしアズカバンから脱獄する才覚があった。しかも不可能と言われていた脱獄だ。もう3週間も経つのに誰1人としてその足跡さえ見てはいない。したがって・・・

ハリーはホグワーツにいれば絶対安全だと言うおばさんにアーサー氏は我々はアズカバンも絶対間違いないと思っていた。しかしアズカバンを破って出られるならホグワーツにだって破って入れる。アーサー氏はそう言うのです。

誰もはっきりとは分らないじゃありませんか?そう言うおばさんにアーサー氏は言いました。シリウス・ブラックがいつも同じ寝言を言う。あいつはホグワーツにいる。あいつはホグワーツにいる。シリウス・ブラックは・・・

ハリーの死を望んでいるんだ。アーサー氏は自分の考えではシリウス・ブラックはハリーを殺害すればヴォルデモート卿の権力が戻ると思っている。ウィーズリー夫妻の会話を漏れ聞いてハリーは知ったというわけなんですよね。

シリウス・ブラックは僕を狙っていたのか。それで謎が解けた。ファッジは僕が無事だったのを見てホッとしたから甘かったんだ。僕にダイアゴン横丁に留まるよう約束させたのはここなら僕を見守る魔法使いが沢山いるからだ。

明日魔法省の車2台で自分たち全員を駅まで運ぶのは汽車に乗るまでウィーズリー一家が僕の面倒を見る事ができるようにするためなんだ。

3-2.たとえ何を知っても
こうしてアーサー氏はハリーの護衛という密かな使命を帯びる事となりました。外で魔法省の車を待っていたアーサー氏が食堂に顔を出し「車が来たよ。ハリーおいで」と言いました。旧型の深緑色の車が2台停車していました。

その先頭の車までの僅かな距離をアーサー氏はハリーに付き添って歩きました。アーサー氏は雑踏の右から左まで素早く目を走らせつつハリーに「さあ中へ」と言って車に乗るよう促しました。この魔法省の車での移動は・・・

ほとんどまともと言ってもいいものでした。ただバーノン叔父さんの新しい社用車なら絶対に通り抜けられないような狭い隙間をこの車は通れる事にハリーは気づきました。そのためキングズ・クロス駅に到着した時には・・・

まだ20分の余裕がありました。魔法省の運転手がカートを探して来てトランクを車から降ろし帽子に手をやってアーサー氏に向かって挨拶しました。アーサー氏は駅に入るまでハリーの肘のあたりにぴったり張り付いていました。

「よしそれじゃ我々は大所帯だから2人ずつ行こう。私が最初にハリーと一緒に通り抜けるよ」

アーサー氏は周りをちらちらと見ながらこう言いました。アーサー氏はハリーのカートを押しながら9番線と10番線の間にある柵の方に向かってぶらぶら歩きました。こんな緊迫した場面なのにも関わらずアーサー氏は・・・

ちょうど9番線に到着した長距離列車のインターシティ125号に興味深々のようでした。アーサー氏はハリーに意味ありげに目配せをすると何気なく柵に寄りかかりました。ハリーも真似をして9と3/4番線に入ったというわけです。

ハリーを抱き締めた後ウィーズリーおばさんは何故か目を潤ませて「無茶しないでね。いいこと?」と言いました。その一方アーサー氏は顎で柱の方を示してこっちに来るようにと言うのです。アーサー氏の声は緊張していました。

「君が出発する前にどうしても言っておかなければならない事がある」

こう言うアーサー氏はハリーは「僕もう知っています」と言いました。アーサー氏が「どうしてまた?」と訊くのに対してハリーは昨夜2人が話していたのを聞いてしまったと打ち明けました。それを聞いてアーサー氏は・・・

「できる事なら君にそんな知らせ方をしたくなかった」と気遣わしげに言ったのでした。しかしアーサー氏は約束してくれとハリーに言うのです。おとなしくして城の外に出ないという事だけじゃないとアーサー氏は言うのです。

シリウス・ブラックを探したりしないと私に誓ってくれ。約束してくれ。たとえどんな事があっても。君が何を聞こうともとアーサー氏は言うのです。どうして自分の命を狙っている人をこちらから探さなくてはならないのか?

ハリーがその理由を知ったのはクリスマス休暇に入る前日の事だったのです。他ならぬ魔法大臣コーネリウス・ファッジの口からでした。

3-3.改めてこの場面のアーサー・ウィーズリー氏について
アーサー氏は知っていました。それに加えてアーサー氏は魔法大臣コーネリウス・ファッジに「ハリーにちゃんと教えるべきだ!」と言っていたのです。シリウス・ブラックがいかなる人物なのかをハリーに話すべきだと・・・

シリウス・ブラックはかつてハリーの父親ジェームズ・ポッターの無二の親友だった。いつでも一緒。影と形のようだった。まさに一心同体とはこの2人の事でジェームズ・ポッターは他の誰よりシリウス・ブラックを信用した。

ジェームズのその気持ちはホグワーツを卒業した後も変わりませんでした。シリウス・ブラックはジェームズとリリーが結婚した時は新郎の付き添い役を務めました。2人はシリウス・ブラックをハリーの名付け親にもしました。

ポッター夫妻は自分たちがヴォルデモート卿に狙われている事を知っていました。その事を知ったダンブルドアがジェームズとリリーに知らせて「身を隠すように」と勧めたのです。そこでダンブルドアが進言したのが・・・

もちろんヴォルデモートから身を隠すのは容易な事ではありません。ダンブルドアは2人に「忠誠の術」が一番助かる可能性があるとそう言ったのです。この「忠誠の術」という魔法は恐ろしいほどに複雑な術との事でした。

1人の生きた人間の中に秘密を魔法で封じ込める。選ばれた人は「秘密の守人」として情報を自分の中に隠す。かくして「秘密の守人」が口を割って情報を暴露しない限りはそれを見つける事は不可能になるというわけです。

ヴォルデモートがジェームズとリリーの隠れている村を何年探そうと2人を見つける事はできない。たとえ2人の家の居間の窓に鼻先を押し付けるほど近づいても2人を見つける事はできない。当然ジェームズ・ポッターは・・・

全幅の信頼を寄せていたのでシリウス・ブラックなら自分たちの居場所を教えるぐらいなら死を選ぶだろうと考えたのです。さらにはシリウス・ブラックもまた身を隠すつもりだとダンブルドアに伝えたそうです。ところが!

ダンブルドアはポッター夫妻に近い誰かが2人を裏切ってヴォルデモートに相当な量の情報を流しているという確信があったのです。それでもポッター夫妻はシリウス・ブラックを「秘密の守人」にすると言ったんだそうです。

シリウス・ブラックは二重スパイの役目に疲れてヴォルデモートへの支持を高らかに宣言しようとしていた。それがハリーの両親ポッター夫妻の死に合わせてする計画だったんだそうです。こうしてシリウス・ブラックは・・・

無二の親友でハリーの父親のジェームズ・ポッターを裏切り2人を死に追い込んだその挙句の果てにアズカバンに投獄されていた。そして今回息子のハリーを抹殺せんがためにアズカバンを脱獄して来たとの事なのだそうです。

アーサー氏はファッジにハリーに教えるべきだと何度も進言したそうです。しかしファッジがそれを許さなかった。たとえ不満であっても魔法大臣がそう言うからにはハリーに教えるわけにはいかない。そこでアーサー氏は・・・

そうは言ってもいずれハリーの耳に入る事になるだろう。だからアーサー氏はハリーに「たとえどんな事があっても。君が何を聞こうとも」決して自分からシリウス・ブラックを探さないようにと言ったというわけなんですよね。

今日の最後に
この場面のアーサー氏を改めて振り返ってみて思うのは「この人って本当に律儀な人だなぁ」という事なんですよね。たとえ取っているその措置が不満であっても魔法大臣がそう言うからには必ずそれを遵守するというわけです。

それとふと思ったのは今にして思えばウィーズリーおばさんのシリウス・ブラックがハリーを狙っているなんて「誰もはっきりとは分らないじゃありませんか」という指摘ですね。まさにおばさんの言う通りだったんですよね。

でもピーター・ペティグリューが実は生きているという事を知っていたのはシリウスだけだった。そのためおばさんが「果たして本当にそうなのかは分らない」と言う事はできてもここまでが限界だったというわけなんですよね。

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

アナログ時計(黒)

プロフィール

トキメキぼーい

管理人:トキメキぼーい
当サイトのポリシー
継続は力なり!
我が道を行く!

好きな作家
J.K.ローリング
北杜夫
江戸川乱歩
二ノ宮知子
椎名軽穂
羽海野チカ
荒川弘、他

好きな作曲家
ショスタコーヴィチ
メンデルスゾーン
ニールセン、他多数

好きな歌い手
遊佐未森
小田和正
スピッツ
他これもまた多数

愛知県名古屋市在住
血液型O型

トラックバックは
承認制にしました。

コメントも
承認制にしました。

毎週
日曜
月曜
水曜
木曜日更新

最近の記事

カテゴリー

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

Copyright ©ハリポタ通の館(やかた). Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.