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昨日はイギリス魔法界唯一の新聞を紹介したので本日はハリーポッター・シリーズにただ1人登場する記者を紹介してみたいと思います。本人は真実を読者に伝えるのが自分の役目だと言っていますが彼女の言う所の真実にはかなり片寄りがあるようです。(全4項目)

4-1.スリザリン寮出身の魔女
とにかく書く記事全てが恐ろしいまでにスリザリン寄りで一方グリフィンドール出身者が関わると、まさに手の平を返すとはこのことで捏造・でっち上げをしてでも非難するという徹底ぶりです。

でも別の観点から見るとリトマス試験紙的役割を果たしているとも言えます。この人の態度でスリザリン寮出身なのか?グリフィンドール出身なのか?が即座に分かります。

4-2.無登録の動物もどき
ハリーのお父さんやシリウス・ワームテールと同じ無登録の動物もどきで、この人は「コガネムシ」に変身します。(炎のゴブレット下巻563ページ携帯版995ページ)

と!いうことはおそらくトクダネを獲得せんがために1人で独学で誰にも相談せず動物に変身することを習得したのですから、それなりに優秀な人なんでしょうね。

4-3.ハーマイオニーとの攻防
2人の争いが始まったのは炎のゴブレット下巻142ページでホグズミード村の「三本の箒」でハーマイオニーと偶然出会った所からでした。(携帯版625ページ)

「あなたって、最低の女よ」と言うハーマイオニーに対して「バカな小娘のくせして」などと負けずに言い返すリータ・スキータでしたが・・・

ハリーたち3人が席を立って出口に近づいた時ハリーがチラリと振り返るとリータ・スキータの自動速記羽根ペンが取り出されてテーブルに置かれた羊皮紙の上を飛ぶように往ったり来たりしているのが見えました。

その時リータ・スキータが書いていた原稿は週刊魔女に掲載され、この記事を読んだ読者から怒りのふくろう便が多数寄せられて・・・

吼えメールを送りつけて来る者あり、腫れ草の膿を薄めていないのを送り付けて来る者あり「大きな封筒が見つかり次第呪いを送る」と言って来る者ありで・・・

散々な目にあわされたハーマイオニーでしたが・・・

もちろんこのまま黙っているハズがありません。リータ・スキータが無登録の動物もどきであることを見抜いたハーマイオニーは医務室の窓枠のところでスキータを捕まえて・・・

翌年には妄想まみれの記事満載で悪名高い「ザ・クィブラー」にハリーの真実の叫び!ヴォルデモート復活の記事をギャラなしで書かされるハメとなってしまったのでした。

4-4.リータ・スキータの報道のスタンスについて
騎士団下巻230~236ページのリータ・スキータとハーマイオニーのやり取りを見ていると真実を伝えることを止めてしまったマスメディアの恐ろしさがひしひしと伝わって来ますね。

ハーマイオニーが「ハリーが真実を語る機会を作ってあげたいの!」と言っているのに対してリータは「そんな記事は誰も載せないね」と言っています。

リータが言うには10人の死喰い人が脱走したことだけでもみんな十分不安感を募らせているのに、その上ヴォルデモートが復活したなんて話は信じたくないとのことです。

つまりヴォルデモートが復活したなどという戯言は大衆の風潮に反するので誰も読みたがらない。だから魔法大臣が予言者新聞にてこ入れしようがしまいが決して活字にはならないとのことです。

このようにマスメディアが伝えるべき情報を伝えず沈黙してしまうと身近に迫った危険を察知できなくなるんだということをリータ・スキータを通じてローリングさんは警告しているのではないかな?と私は思います。

最後に
ローリングさんは現実社会に存在する様々な問題点を擬人化して、それを通じて読者に訴えかけるのを常套手段にしていますが・・・

リータ・スキータはまさにマスメディアが抱える課題を凝縮したキャラクターだと言っていいでしょう。誤った情報に踊らされないよう私たちも情報を吟味する能力を身につけなくてはならないと思います。
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