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昨年の6月と10月にその登場シーンを改めて振り返っていますが今回がいよいよ最後という事になりました。ハリー6年生の学期末に晴れてようやくウィーズリーおばさんのお墨付きを貰ってビルと結婚する事になったフラーがプリベット通り4番地にやって来ました。その理由とは?(全3項目)

3-1.6人の内の1人
アルバス・ダンブルドア亡き今「何ゆえそれほどまでに執拗にヴォルデモート卿はハリーの命を狙うのか?」の理由を知っているのは本人の他にはセブルス・スネイプにロンとハーマイオニーの3人だけという事になりますよね。

当初ハリーはプリベット通り4番地から「隠れ穴」までの移動はマッド・アイが「付き添い姿くらまし」で連れて行く事になっていました。ところが魔法法執行部の部長パイアス・シックネスが寝返ってしまったとの事でした。

パイアス・シックネスは4番地を「煙突飛行ネットワーク」と結ぶ事も「移動キー」を置く事も「姿現わし」で出入りする事も禁止してしまったのだそうです。そのため不死鳥の騎士団は残る限られた手段を使うしかありません。

そこで大挙「13人」もの騎士団員を動員してその内の6人がポリジュース薬でハリーの姿になり7人のハリー・ポッターに随行員がついて個々に別々の家に向かうという「7人のハリー・ポッター作戦」が取られる事になりました。

当然6人もの人の命を危険にさらすという事でハリーはポリジュース薬に自分の髪の毛を提供するのを拒否しました。しかしロンを見て「いいからやれよ」という顔の表情を読み取ったハリーはそれに促されるようにして・・・

全員の目が注がれる中でハリーは頭のてっぺんに手をやると髪の毛を一握り引き抜いたのでした。ムーディが「偽ポッターたち。ここに並んでくれ」と言って流し台の前に並んだのはロンにハーマイオニーにフレッドとジョージ。

それに「俺は護衛役のほうがいい」と言っていたもののマッド・アイに「護衛役のほうが即座に命を狙われる」と半ば無理やり偽ポッターにさせられたマンダンガス・フレッチャーとフラーの6人だったというわけなんですよね。

フラーもまた「6人の内の1人」としてこの「7人のハリー・ポッター作戦」に参加したというわけなんですよね。

3-2.ビルとセストラルで
6人がポリジュース薬を飲むとハーマイオニーとマンダンガスは縦に伸びる一方でロンにフレッドとジョージの3人は縮んで行きました。つまりフラーはハリーとそんなには背丈が変わらない。ほぼ同じ。そういう事のようですね。

フレッドとジョージは互いに顔を見合わせると同時に「俺たちそっくりだぜ!」と叫んでいました。しかしフレッドはヤカンに映った姿を眺めて「やっぱり俺のほうがいい男だ」などと冗談を飛ばしていました。その一方・・・

フラーは電子レンジの前で自分の姿を確かめると「アララ」と言っていました。そして婚約者のビルに「見ないでちょうだい。私ひどいわ」と言っていました。どうやらフラーは自分のハリーの姿がお気に召さなかったようです。

そして6人の偽ハリーが着替えを済ませ荷物を持って出発の準備が整った所でマッド・アイが「誰と誰が組むのか?」の発表がされたのでした。まずは一番目が離せないという事でマンダンガスとマッド・アイが組む事に・・・

そして第2の組はアーサー氏とフレッドで第3の組はリーマス・ルーピンとジョージが組む事になりました。そして第4の組がビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの婚約者コンビになりました。ビルが言う所によれば・・・

フラーは箒が好きではないのでビルがフラーをセストラルで連れて行くとの事でした。フラーはビルの所に歩いて行ってメロメロに甘えた顔をしました。何分にも今フラーはポリジュース薬でハリーの姿になっているので・・・

それを見ている本物のハリーは「自分の顔に二度とあんな表情が浮かびませんように」と心の底から願ったのでした。そしてハーマイオニーはキングズリー・シャックルボルトと組みこの2人もセストラルでの移動との事でした。

ハーマイオニーはキングズリーの微笑みに応えながら安心したように見えました。ハーマイオニーも箒には自信がない事をハリーは知っていたからです。そしてトンクスはロンと組む事になりました。最後に残った2人が・・・

「そんでもってハリー。お前さんは俺と一緒だ。ええか?」

ハグリッドは少し心配そうにハリーにこう言いました。ハリーとハグリッドはバイクで行くとの事でした。それは「箒やセストラルじゃ俺の体重を支え切れないから」との事でした。こうして7人のハリーを含めた14人は・・・

マッド・アイが「全員無事でな。約一時間後にみんな隠れ穴で会おう」と呼びかけて一斉に出発したのでした。

ところが・・・

3-3.出発した次の瞬間には
サイドカーのあまりの乗り心地の悪さにハリーは危うく最後にもう一度プリベット通り4番地を見るのを忘れる所でした。気がついてサイドカーの縁越しに覗いた時にはもう「どの家が4番地なのか?」分らなくなっていました。

一行はさらに高く空へと上がって行きました。ところがプリベット通り4番地を離れた感慨に浸っている余裕など感じている暇が全くないような事態がハリーたちを待ち受けていたのです。次の瞬間にはどこからともなく・・・

降って沸いたような人影がハリーたち一行を包囲していました。少なくとも30人のフードを被った集団が宙に浮かび大きな円を描いてハリーたちを取り囲んでいました。騎士団の面々はその真っ只中に何も気づかないまま・・・

飛び込んでしまいました。叫び声が上がり緑色の閃光があたり一面に煌きました。ハグリッドがウオッと叫んだかと思ったらバイクが引っくり返りました。ハリーは方角も分らなくなりました。頭上に街灯の明かりが見え・・・

ハリーは必死にサイドカーにしがみつきました。膝下のヘドウィグの鳥籠にファイアボルトとリュックサックが滑り落ちました。ハリーは何とかリュックサックと鳥籠を掴みましたがバイクが元の姿勢に戻ったと思ったら・・・

「ああっ!ヘドウィグ!」

ほっとしたのもほんの束の間でした。またしても緑の閃光が走ってヘドウィグに命中してしまったのです。しかしヘドウィグを失った悲嘆に暮れている暇(いとま)もなくバイクは急速で前進しました。囲みを突き破るため・・・

ハグリッドがフードを被った死喰い人を蹴散らしていました。そんな中セストラルにビルと乗っていたフラーもまた何とか囲いを破っていたようです。がしかしビルとフラーの2人は決して見たくはない光景を見ていたのでした。

今日の最後に
不死鳥の騎士団は学校を卒業した成人の魔法使いで構成されています。つまりフラーの場合はボーバトンを卒業してグリンゴッツに入って来た時点でその資格を満たしているのでメンバーになる事が可能という事になりますよね。

「7人のハリー・ポッター作戦」に参加したという事は当然フラーも不死鳥の騎士団の一員になっているという事になりますよね?フラーはいつ騎士団員になったんでしょうね?再結成された直後ではないような気がしますね。

ハリーが初めてロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に入ったその夜にフレッドが「ビルがせっせと個人教授をしている」と言っているので私はこの時点ではまだ一員になっていないと思いますね。

したがってやはり婚約して「隠れ穴」に滞在するようになった「あの時期」だったのでは?という気が私はしますね。
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