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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートに追いつかれて一度は死を覚悟したハリーでしたがハグリッドと共に超奇跡的に生き永らえる事ができました。ところが何と「隠れ穴」に戻って来たのはハリーとハグリッドが一番だったのです。最後に戻って来たビルとフラーが訃報を持ち帰って来たのでした。(全3項目)

3-1.隠れ穴に
ハリーとハグリッドがトンクス邸から「隠れ穴」に移動して来るとウィーズリーおばさんとジニーが出迎えてくれました。ところがおばさんが開口一番「あなたが本物のハリー?他のみんなは?」と訊いて来るものだから・・・

ハリーは喘ぎながら思わず「どうしたの?他には誰も戻っていないの?」と訊きました。ウィーズリーおばさんの青い顔に答えがはっきり刻まれていました。実はハリーとハグリッドが一番乗りだったというわけなんですよね。

死喰い人たちが待ち伏せしていた。飛び出すとすぐに囲まれた。奴らはハリーが今夜移動するという事を知っていた。ヴォルデモートにそれを教える事ができるのは作戦に直接関わった者だけという事で帰って来た面々は・・・

一様に動揺を隠せないようでした。ルーピンと共に「移動キー」で予定通りに帰って来たジョージもまたスネイプの呪いで片耳を失い血まみれになっていました。そんな中最後に戻って来たのがビルとフラーの2人だったのです。

トンクスとロンが最後から2番目に帰って来ました。ルーピンがウィーズリーおばさんにジョージの様子を訊くのでロンが「ジョージがどうかしたの?」と口を挟んで来ました。おばさんが説明しようとしたその瞬間でした。

ウィーズリーおばさんの説明は途中で歓声に呑み込まれてしまったのでした。高々と滑走するセストラルが見えて来たのです。着地したセストラルのその背中からビルとフラーの無事な姿が滑り降りて来ました。ところが・・・

ウィーズリーおばさんが「ビル!ああよかった。ああよかった」と言うと駆け寄りました。しかしビルはおばさんをおざなりに抱き締めただけでした。それと言うのもビルとフラーは良くない知らせを持って帰って来たからです。

それはマッド・アイが・・・

3-2.マッド・アイが
誰も声を上げず誰も動きませんでした。その知らせを聞いた時ハリーは体の中から何かが抜け落ちて自分を置き去りにしたまま地面の下にどんどん落ちて行くようなそんな気がしました。そのぐらいショックな事だったのです。

「マッド・アイが死んだ」

ビルの「僕たちが目撃した」という言葉にフラーが頷きました。フラーのその頬に残る涙の跡が台所の明かりでキラキラ光りました。ビルとフラーが敵の囲みを抜けた直後でマッド・アイとマンダンガスもすぐそばにいて・・・

やはり北を目指していました。ハリーを追いかけて来た時もそうでした。ヴォルデモートは空を飛べるのです。そして真っ直ぐマッド・アイとマンダンガスに向かって行きました。ビルはマンダンガスが叫ぶのを聞いたそうです。

マッド・アイが何とか止めようとしました。がしかしマンダンガスは「姿くらまし」してしまった。そしてヴォルデモートの呪いがマッド・アイの顔にまともに当たってマッド・アイは仰向けに箒から落ちて行ってしまった。

ビルとフラーもまた6人に追われていて何にもできなかったのだそうです。ビルは涙声になりながら説明を終えたのでした。そんなビルにルーピンが「当然だ。君たちには何もできはしなかった」と言ってビルを慰めたのでした。

その場にいた全員が顔を見合わせて立ち尽くしました。その時の状況を聞かされてもハリーはまだ納得できませんでした。マッド・アイが死ぬはずがない。あんなにタフで勇敢で死地をくぐり抜けて来たマッド・アイが・・・

やがて誰も口に出して言いはしませんでしたが誰もが「もはや庭で待ち続ける意味がなくなった」と気づいたようでした。全員が無言でウィーズリー夫妻に続いて「隠れ穴」の居間へと戻って行ったのでした。そこでは・・・

フレッドと負傷したジョージが笑い合っていました。しかし居間に入って来たみんなの深刻な顔を見回して「どうかしたのか?何があったんだ?誰かが?」とフレッドが訊いて来ました。その問いに父親のアーサー氏が・・・

マッド・アイの訃報を知らせると2人の笑顔が衝撃で歪みました。何をすべきか?それはその時には誰にも分らなかったのです。

3-3.うっかり漏らした
ビルは戸棚に近づいてファイア・ウィスキー1本とグラスを取り出すと12人の戦士にウィスキーを満たしたグラスを送りました。そして13個目のグラスを宙に浮かべ「マッド・アイに」と言うと残りの12人が唱和したのでした。

「それじゃマンダンガスは姿をくらましたのか?」

一気にグラスを飲み干したルーピンがこう言いました。すると周りの空気がさっと変わりました。全員の目が緊張してルーピンに注がれていました。そのまま追及して欲しいという気持ちと答えを聞くのが恐ろしいという・・・

相反する気持ちが入り交じっている。ハリーはそう感じました。次に口を開いたのはビルでした。みんなが考えている事は判る。ビルもここに戻る道々で同じ事を疑ったそうです。何しろヴォルデモートと死喰い人たちは・・・

どうも我々を待ち伏せしていたようだ。しかしマンダンガスが裏切ったはずはない。ハリーが7人になる事を連中は知らなかった。だからこそ連中は混乱した。この作戦を提案したのは何とマンダンガスだったんだそうです。

一番肝心なポイントを奴らに教えていなかったのはおかしいとビルは言うのです。ビルはマンダンガスが単純に恐怖に駆られただけだとそう言うのです。マンダンガスは来たくなかったのにマッド・アイが参加させたそうです。

ヴォルデモートは真っ先にマッド・アイとマンダンガスを追った。それだけで誰だって気が動転する。トンクスが言うにはヴォルデモートはマッド・アイが読んでいた通りに行動したとの事でした。本物のハリーだったら・・・

一番タフで熟練の闇祓いと一緒だと考えるだろう。だからマッド・アイを最初に追ってマンダンガスが正体を現わした後はキングズリーに切り替えた。するとそこでフラーが切り込んで来たのです。フラーが言うのには・・・

それはその通りです。でも私たちが今夜ハリーを移動させるのを何故ヴォルデモートと死喰い人たちが知っていたのか?その説明はつかないとフラーは言うのです。フラーは誰かがうっかりしたに違いないとそう主張するのです。

誰かが外部の人にうっかり漏らした。ヴォルデモートと死喰い人たちがハリーが移動する日だけを知っていて7人になる事を知らなかった。計画の全部を知らなかったというのはそれしか考えられないとフラーはそう言うのです。

フラーはその顔にまだ涙の跡を残しながら全員を睨みつけ「異論があるなら言ってごらん」と無言で問いかけていました。フラーにそう言われてハリーが疑ったのは?そして実はフラーが疑ったのも同じ人物だったんですよね。

それはハグリッドだったのです。

今日の最後に
今にして思えば「事前に誰かが漏らさなければ判るはずがない」というフラーの指摘は当たっていたというわけです。しかし残念ながら「漏らしたのはハグリッド」というフラーのこの推測は外れていたというわけなんですよね。

ハグリッドは三大魔法学校対抗試合の時に「第1の課題」の内容を事前に漏らした事があったのでフラーは疑ったというわけです。この後もフラーは「情報を漏らすのならこの人」とハグリッドの事を疑い続ける事になります。

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