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こうしてとりあえずは「隠れ穴」に腰を落ち着けたハリーだったのですが、ビルとフラーの結婚式を目前に控えているという事でその準備に忙殺される事になったのでした。その一方でフラーはハリーを「どんな風に変装させるのか?」それを決めなければいけないと言うのです。その理由とは?(全3項目)

3-1.結婚式の準備で大忙し
こうしてマッド・アイという尊い犠牲と引き換えにとりあえずは「隠れ穴」に落ち着いたハリーだったのですが、ビルとフラーの結婚式を目前に控えているという事でハリーたち3人はその準備に忙殺される事になったのでした。

それというのもロンが言うにはウィーズリーおばさんは自分たちが学校に行くのを辞めて「何をしようとしているのか?」それを知ろうと躍起になっているのだそうです。ハリーも「隠れ穴」に入った翌日に問い詰められました。

しかしハリーがそれを教える事をきっぱり断ったため「それなら計画するのを阻止すれば出発を遅らせる事ができるかも?」という事でハリーにロンにハーマイオニーの3人を別々に引き離す策に打って出て来たというわけです。

その一方で今では夕食に騎士団のメンバーが来る事が多くなっていました。グリモールド・プレイス12番地に代わって「隠れ穴」が本部の役目を果たしていました。12番地の「秘密の守人」のダンブルドアが死んでしまい・・・

現在は本部の場所を打ち明けられていた騎士団員が「秘密の守人」になったとの事でした。しかし守人が20人ほどもいるその上にマッド・アイが対策を施したもののスネイプが既にもう教えてしまった可能性があるために・・・

確信は持てないので12番地はもはや危険で使えないというわけです。その日の台所も超満員でナイフとフォークを使う事さえ難しいという状況でした。するとデザートが行き渡った所でフラーがハリーに話しかけて来たのでした。

その理由とは?

3-2.結婚式のため
ハリーを「どんな風に変装させるのか?」それを決めなければいけないとフラーは言うのです。ハリーが「一体何のために?」と思ってきょとんとしているとフラーは「結婚式のため」だと付け加えたというわけなんですよね。

フラーが言うには「もちろん招待客に死喰い人はいません。でもシャンパーニュを飲んだ後に秘密にしている事を漏らさないという保証はない」そういう事なのでハリーには変装して貰わなければならないとの事のようでした。

その言い方でハリーは「フラーはまだハグリッドを疑っている」と思いました。するとウィーズリーおばさんが鼻メガネをかけて異常に長い羊皮紙に書き付けた膨大な仕事のリストを調べつつ「その通りだわ」と言ったのでした。

そしてロンに「部屋のお掃除は済んだの?」と訊くのです。するとロンはスプーンをテーブルに叩きつけ母親を睨むと「どうして自分の部屋まで掃除しなきゃならないんだ?ハリーも僕も今のままでいいのに!」と叫びました。

まもなくお兄さんがここで結婚式を挙げるとおばさんが言い返すとロンはカンカンに怒って「僕の部屋で挙げるっていうのか?」と訊いたのでした。そこでハリーが僕が散らかした物もあるので手伝うと言うとおばさんは・・・

ハリーの言葉を遮ってアーサーの手伝いをして貰えると助かる。鶏の糞を掃除して欲しい。そしてさらにハーマイオニーには明日の午前11時にデラクール夫妻が到着する予定なのでシーツを取り代えて欲しいと言ったのでした。

つまりおばさんは何としてもハリーたち3人を一緒にさせまいと必死なのです。しかしハリーが行ってみると鶏のほうはする事がほとんどありませんでした。そしてロンの部屋に行ってみるとそこにはハーマイオニーが・・・

ハリーが「君はどうやって抜け出したの?」と訊くとハーマイオニーからは「ロンのママったら昨日もジニーと私にシーツを代える仕事を言いつけた事を忘れているのよ」という言葉が返って来ました。そんなこんなで・・・

結婚式の準備で大忙しだったのでハリーもロンもハーマイオニーもそしてさらにはジニーもそれまでに十分フラーの家族に対する怨みつらみを募らせていたのです。そして翌日の午前11時にはデラクール一家が到着したのでした。

3-3.デラクール一家ご一行様
その日もロンは左右揃った靴下に履き替えるのに足を踏み鳴らして上階に戻りましたしハリーも髪を撫でつけようとはしましたが2人とも仏頂面で大歓迎とは程遠い状態でした。騎士団と魔法省の双方が安全対策の呪文を・・・

「隠れ穴」に幾重にも施していたためもはや魔法で直接入る事は不可能になっていました。そのためウィーズリーおじさんが移動キーでやって来るデラクール夫妻を近くの丘の上まで迎えに出ていました。一行の到着は・・・

まず異常に甲高い笑い声でそうと判りました。その直後に現れたその笑い声の主は何とウィーズリーおじさんだったのです。荷物を沢山抱えたアーサー氏は若葉色の裾長のドレスを着た美しいブロンドの女性を案内していました。

フラーが「ママン!」と叫び声を上げてその婦人に駆け寄り抱き締めました。夫人が魅力的な一方でムッシュ・デラクールはその妻には到底及ばない容姿でした。夫人より頭1つ背が低くて相当に豊かな体型をしていたのでした。

しかし好人物のようです。ムッシュ・デラクールは踵の高いブーツで弾むようにしてウィーズリーおばさんに近づきその両頬に交互に2回ずつキスをしておばさんを慌てさせたのでした。そして深みのある声でおばさんに・・・

大変なご苦労をおかけしましてフラーがあなたはとてもハードに準備していると話してくれましたと言ったのでした。するとおばさんは声を上ずらせて「何でもありません。ちっとも苦労なんかじゃありません」と答えました。

デラクール夫人があなたのハズバンドつまりアーサー氏がとても面白い話を聞かせてくれたと言うとウィーズリーおじさんは普通とは思えない笑い声を上げました。がしかしおばさんの一睨みでアーサー氏は静かになって・・・

病気の友人の枕元を見舞うのにふさわしい表情に変わったのでした。そして次にムッシュ・デラクールは三大魔法学校対抗試合の「第2の課題」の時にフラーの人質になった妹のカブリエールを紹介しました。その容姿は・・・

まさにフラーのミニチュア版でした。腰まで伸びた雑じり気のないプラチナ・ブロンドの11才はウィーズリーおばさんに輝くような笑顔を見せて抱きつきハリーには睫毛をパチパチさせて燃えるような眼差しを送ったのでした。

これにはジニーが大きく咳払いする一幕がありました。ウィーズリーおばさんが「さあどうぞ。お入りください!」と言うと「いえいえどうぞ!」と「どうぞお先に!」と「どうぞご遠慮なく!」が散々言い交わされたのでした。

まもなくデラクール一家はとても気持ちのよい協力的な客だという事が判りました。何でも喜んであらゆる物に「シャルマン(素晴らしい)」を連発しました。さらに結婚式の準備を手伝いたがってくれました。その一方で・・・

マイナス面は「隠れ穴」が大所帯用には作られていなかった事です。ウィーズリー夫妻は抗議するデラクール夫妻を押し切り自分たちの寝室を提供して居間で寝る事になりました。ガブリエールのほうはパーシーの部屋で・・・

フラーと一緒になる事になったのでした。

今日の最後に
ロンはデラクール一家が何で結婚式の2日も前に来るのかが分らないと文句を言っていました。それに対してハーマイオニーはフラーの妹が花嫁の付添い人でリハーサルのために来なくてはいけない。さらにフラーの妹は・・・

まだ小さいので1人では来られないとその理由を説明していました。しかし結婚式前日が誕生日だったハリーにとってはほんの少しだけでしたがいい事があったんですよね。それはデラクール一家からプレゼントを貰ったのです。

ビルとフラーからはムッシュの「どう剃りたいのかハッキリ言わないと残したい毛が残らないかもしれない」という説明つきの魔法の髭剃りが贈られたのでした。そしてデラクール一家からはチョコレートが贈られたんですよね。
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