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魔法省がヴォルデモートの手に落ちビルとフラーの結婚式が死喰い人集団に急襲された事を受けてハリーたち3人は分霊箱を探す旅に出たのでした。そしてマルフォイの館を脱出した3人が身を寄せたのはビルとフラーの新居「貝殻の家」だったのです。(全3項目)

3-1.隠れ穴ではなく
こうして慌しくヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出たハリーたち3人だったのですが、その道程は難攻不落の城を攻めるが如き困難に満ち溢れたものでした。中でも群を抜いて一番痛手だったのはロンを失った事だったのです。

分霊箱に加えてそれを破壊するためには「グリフィンドールの剣」がいる事が判り「さらに探し物が増えてしまった」という事で嫌気が差したロンは2人の元を離れて行ってしまいました。実はロンはすぐに戻ろうとしたのです。

ところが人さらい一味に捕まってしまいました。やっとの事で逃げ出し元の場所に戻って来た時には既にもうハリーとハーマイオニーはいなくなっていました。2人とはぐれたロンが次に向かったのはビルとフラーの所でした。

ビルは今までどんな時もロンの事をきちんと扱ってくれました。ビルはロンがした事を聞いて感心はしなかったもののぐだぐだ言わなかったんだそうです。それはロンが本当に後悔しているという事を理解したからとの事でした。

他の家族つまり両親のウィーズリー夫妻やフレッドにジョージそしてジニーはロンが2人の新居「貝殻の家」にいるなんて事は知らなかったそうです。ビルは「クリスマスはフラーと2人だけで過ごしたいから」と言って・・・

「隠れ穴」には帰らなかったそうです。それは結婚してから初めての休暇でしたしフラーがセレスティナ・ワーベック嫌いなのでフラーもそれで構わなかったというわけです。そしてロンはダンブルドアから譲り受けた・・・

「灯消しライター」に導かれてハリーとハーマイオニーの許に戻って来たというわけなんですよね。

3-2.ビルとフラーの新居へ
このようにしてハリーにハーマイオニーとはぐれたロンが一時期滞在する事になったビルとフラーの新居「貝殻の家」でしたが、その事がハリーたち3人とりわけロンにとっては思ってもみなかった形で役に立つ事になりました。

ハリーが禁句に指定されていた「ヴォルデモート」を口にしてしまい3人は狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まってしまいました。ハーマイオニーがとっさにハリーの顔に呪いをかけたので・・・

ハリーの正体は即座にはバレませんでした。がしかし「ハリー・ポッターと一緒に旅をしている事が判っている」というハーマイオニーの顔写真が「日刊予言者新聞」に掲載されていたのです。それでバレてしまったのでした。

3人は小鬼のグリップフックにディーン・トーマスと共にマルフォイの館に連れて行かれました。ヴォルデモートがそこを拠点にしている事をグレイバックが知っていたからです。そんなハリーたちの窮地を救ったのが・・・

どういうわけかは知りませんがグリフィンドールの剣を見てベラトリックス・レストレンジが血相を変えたのです。剣を持っている理由を問い質すためハーマイオニーを1人残し他の人間は地下牢に移されました。そこには何と!

ルーナがいたのです。ルーナに縄をほどいて貰ったハリーが名付け親のシリウスの形見の両面鏡に「助けて!」と叫ぶとまたしても驚くべき事に屋敷しもべ妖精のドビーが現れたのでした。地獄に2人の仏が現れ出でたのでした。

「君はこの地下牢から姿くらましできるんだね?」

ハリーがこう訊くとドビーは頷きました。さらにハリーが「ヒトを一緒に連れて行く事もできるんだね?」と訊くと再び頷きました。そこでハリーはドビーにルーナにディーンとオリバンダー翁を掴んでそれで3人をと・・・

言った所で言葉が途切れました。自分たちが「隠れ穴」に戻ったりしたらきっとまたウィーズリーおばさんの厳しい追及を受ける事にもなる。さらに指名手配犯の自分が戻ったりしたら?みんなが困った事になるのではないか?

「ビルとフラーの所へ。ティンワース郊外の貝殻の家へ」

ハリーが途切れさせた言葉をロンがこう言って繋ぎました。ハリーはグリフィンドールの剣をしっかり抱えたまま呻いているグリップフックとドビーと一緒にマルフォイの館の客間から「姿くらまし」して館を脱出したのでした。

「ビルとフラーの所・・・貝殻の家・・・ビルとフラーの所・・・」

ハリーは今まで一度も行った事がない知らない所に「姿くらまし」しました。目的地の名前を繰り返し行ける事を願うしかありませんでした。そしてハリーは固い地面を感じて潮の香を嗅ぎました。ここは「貝殻の家」なのか?

ところが!

3-3.今すぐ話さないといけないんです。
同じ悪夢に二度引き込まれる思いでした。ベラトリックス・レストレンジが最後に投げた銀の小刀がドビーの胸を捉えていたのです。もはや呼び戻せない所に行ってしまったと判っていてもハリーはドビーを呼び続けていました。

暫くしてハリーは結局は正しい目的地に着いていた事を知ったのでした。ハリーの周りにディーンとルーナそれにビルとフラーが集まって来たからです。ハリーが「貝殻の家」に入るとビルとフラーが階段の下に立っていました。

ハリーがグリップフックにオリバンダー翁と話がしたいんだけどと言うとフラーはそれは駄目だと言うのです。少し待たないといけない。2人とも病気で疲れているからだと。しかしそんなフラーにハリーはこう言ったのでした。

「すみません。でも待てない。今すぐ話す必要があるんです。秘密に-2人別々に。急を要する事です」

温厚で物静かな性格のビルもさすがに今回ばかりは問い詰めずにはいられないようです。一体何が起こったんだ?君は死んだ屋敷しもべ妖精と半分気絶した小鬼を連れて現れたしハーマイオニーは拷問を受けたみたいに見える。

ロンも何も話せないと言い張るばかりだ。そんなビルにハリーは僕たちが何をしているかは話せませんときっぱり言いました。あなたは騎士団のメンバーだからダンブルドアが僕たちに任務を残した事は知っているでしょう?

でも僕たちはその任務の事は誰にも話さない事になっているんです。ハリーがこう言うとフラーは苛立ったような声を漏らしました。がしかしビルはフラーのほうを見ずにハリーをじっと見ていました。そしてこう言ったのです。

「判った。どちらと先に話したい?」

今日の最後に
今回ハリーたちが捕まった事でロンもハリーと行動を共にしている事が敵方に知られてしまいました。そのためビルもアーサー氏もフレッドとジョージもウィーズリー家の人たちは全員が仕事を休まなくてはならなくなりました。

それに加えてハリーが分霊箱を手に入れるのに必要不可欠だから「グリップフックもここに置いて欲しい」と言ったためビルとフラーとりわけ食事を作るフラーには多大なる負担と迷惑をかける事になってしまったんですよね。

しかしフラーは・・・
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