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さて!今週と来週の2週間に渡って第2巻「秘密の部屋」のアルバス・ダンブルドアを取り上げる事にしました。ホグワーツに入った最初の年度ハリーはダンブルドア校長とは2回だけ直に会って会話を交わす機会がありました。ところが2年目の今学期はいきなり初日の9月1日に会う事になりました。ところがそれが・・・(全3項目)

3-1.いきなり学期初日に
通常の場合校長先生というのは授業で教える事がないので生徒と直接話す機会は滅多にありません。そのためホグワーツに入学した最初の年にハリーがダンブルドアと直に会って会話を交わしたのはたったの「2回」だけでした。

最初に会った時ハリーは夜が更けてからベッドを抜け出している時だったので声をかけられた時にはヒヤリとしました。しかしダンブルドアがハリーを咎める素振りを全く見せなかったためホッとして胸を撫で下ろしたのでした。

ところがホグワーツに入って2年目の年度ハリーは何と初日の9月1日にいきなりダンブルドアと直接会って話す事になりました。それは空飛ぶフォード・アングリアで「暴れ柳」に突っ込むという事をしてしまったからでした。

「誠に残念至極だがお前たちは我輩の寮ではないからして2人の退校処分は我輩の決定する所ではない。これからその幸運な決定権を持つ人物たちを連れて来る。2人ともここで待て」

こう言って10分後スネイプが連れて来たのはグリフィンドール寮の寮監のマクゴナガル先生でした。ハリーはふくろうを持ってるのに何故それで連絡して来ない?マクゴナガル先生がそう言ってハリーを責め立てていると・・・

扉をノックして前にも増して悦に入ったスネイプの顔が現れました。そこにはダンブルドア校長が立っていました。ダンブルドアを見てハリーは体中の力が抜けるような気がしました。それというのもダンブルドアの表情が・・・

いつものハリーが見慣れた顔ではなく深刻そのものだったからです。その顔でダンブルドア校長先生にじっと見下ろされるとロンと一緒に「暴れ柳」に打ちのめされているほうがまだマシだという気持ちにさせられたのでした。

長い沈黙の後にダンブルドアは口を開いたのでした。

3-2.恐ろしく落胆したダンブルドア
ダンブルドアは失望したような声で「どうしてこんな事をしたのか説明してくれるかの?」と訊いて来ました。ハリーはダンブルドアのそんな声を聞かされると堪らない気持ちでした。むしろ怒鳴ってくれたほうが気が楽でした。

何故かハリーはダンブルドアの顔をまっすぐ見る事ができずダンブルドアの膝を見つめながら話しました。ハリーは事の次第の全てをダンブルドアに説明しましたがフォード・アングリアがアーサー氏のものだという事は・・・

あの魔法がかかった車の持ち主がアーサー氏だという事だけは伏せて、ハリーとロンがたまたま駅の外に駐車してあった空飛ぶ車を見つけたという言い方をしました。ハリーはこんな言い方をしてもきっとダンブルドアは・・・

お見通しだと判ってはいましたが車の件については一言も追及がありませんでした。ハリーが話し終わってもダンブルドアはメガネの奥からハリーとロンをじっと覗き続けるだけで何も言いません。やがて観念したように・・・

「僕たち荷物をまとめます」

ロンがこう言うとマクゴナガル先生がガツンと「どういうつもりですか?」と言いました。それに対してロンが「でも僕たちを退校処分になさるんでしょう?」と言葉を返しました。ハリーは急いでダンブルドアを見たのでした。

するとダンブルドアが・・・

3-3.今日というわけではない
ダンブルドアはロンに「今日というわけではない」と告げたのでした。しかし2人がやった事の重大さについてははっきりと言っておかなければならないと言うのです。そこで今晩2人の家族に手紙を出す事になるのだそうです。

さらにハリーとロンには警告しておかなければならない。今後またこのような事があったらダンブルドアは自分としても2人を退学にしなくてはならなくなる。つまり再び何か事を起こしたら今度こそ退学になるとの事でした。

つまりは「もう一度だけチャンスを与える」というわけです。それを聞いてスネイプはクリスマスがお預けになったような顔をしました。そして咳払いをすると「こんな千載一遇のチャンスは逃がしなくない」とばかりに・・・

ダンブルドアにハリーとロンの2人は「未成年魔法使いの制限事項令」を愚弄し貴重な古木つまり「暴れ柳」に甚大なる被害を与えていると訴えたのでした。しかしさらに言葉を続けようとするスネイプにダンブルドアは・・・

「セブルス、この少年たちの処罰を決めるのはマクゴナガル先生じゃろう」

ダンブルドアはスネイプに静かにこう言葉を返しました。ダンブルドアは今度はマクゴナガル先生に向かって「2人はマクゴナガル先生の寮の生徒じゃから彼女の責任じゃ」と言ったのでした。この言葉を受けてハリーが・・・

僕たちが車に乗った時は新学期はまだ始まっていなかった。したがってグリフィンドールは減点されないはずですよね?ハリーは「違いますか?」と言うと心配そうにマクゴナガル先生の顔色を窺いました。するとその答えは?

マクゴナガル先生は射るような目をハリーに向けました。がしかしハリーには先生が確かに微笑みを漏らしそうになったように見えました。少なくともマクゴナガル先生の唇が少し緩みました。そしてマクゴナガル先生は・・・

「グリフィンドールの減点はいたしません」

マクゴナガル先生のこの言葉を聞いてハリーの気持ちはずっと楽になりました。ただしと前置きをしてマクゴナガル先生は「2人とも罰則を受ける事になる」と告げました。ハリーにとってこれは思ったよりもマシな結果でした。

それというのも昨年度ハリーは一晩にグリフィンドールから「150点」もの点数を失わせてしまい、その結果学期終盤を四面楚歌状態で過ごすハメになるという大変辛い思い出があったからです。そしてダンブルドアは・・・

2人のその後の処遇をマクゴナガル先生に任せ自分は歓迎会で話さなければならないので戻らなければならない。さらにうまそうなカスタード・タルトがあるんじゃ。あれを一口食べてみたいと言って部屋を出て行ったのでした。

今日の最後に
ダンブルドアにスネイプそしてマクゴナガル先生の3人が部屋を出て行った後、ロンはフレッドとジョージは何回もあの空飛ぶ車に乗って出かけているのに一度もマグルに見られた事がない。なのにたった一度の事なのに・・・

マグルに見られてしまうなんて僕たちは信じられないぐらいついていない。しかし実はこの件にはダンブルドア校長が絡んでいたというわけなんですよね。ダンブルドアはハリーとロンに罰則を受けさせるためにこうしたのです。

自分は「透明マント」がなくても透明になれる。前年度のクリスマス休暇に初めてハリーと直に会った時ダンブルドアはこう言いました。実はダンブルドアはフォード・アングリアを操作してわざとマグルに目撃させたのです。

表向きダンブルドアは深刻な顔をしていましたが心の中では「してやったり」と笑っていたというわけなんですよね。(笑)
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