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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーたちが唱えていた「ドラコ・マルフォイ犯人説」は特にロンにとっては極めて残念な事に間違いだったという事が判明しました。ところが「活動停止?」と思われていたスリザリンの継承者は4ヵ月あまりの空白期間を経て再び活動を始めました。すると学校にルシウス・マルフォイ氏が乗り込んで来て・・・(全3項目)

3-1.活動再開?
とりわけ中でも特にロンにとっては極めて残念な事に一連の襲撃事件の犯人はドラコ・マルフォイではありませんでした。ハリーとロンがポリジュース薬でスリザリン寮の談話室に潜入し他ならぬ本人の口からこう聞いたのです。

「一体誰が継承者なのか僕が知ってたらなあ」
「手伝ってやれるのに」

さらにハリーは「嘆きのマートル」のトイレで拾った50年前の日記から出て来たトム・リドルにその50年前に「秘密の部屋を開いたのはハグリッドだった」と聞かされたのです。しかしハリーたちは熟慮と話し合いの末に・・・

また誰かが襲われない限りハグリッドには何も言わないという事にしました。ところがジャスティン・フィンチ・フレッチリーと「ほとんど首なしニック」が襲われたのを最後に襲撃事件はぱったりと起きなくなったのでした。

それから4ヵ月が過ぎようとしていました。ところがクィディッチのグリフィンドール対ハッフルパフ戦を翌日に控えた日の事でした。ハリーのトランクが荒らされて「リドルの日記」が盗まれてしまったのです。そして・・・

翌日ハリーは再び「あの声」を耳にしました。ハーマイオニーは図書室に走りました。クィディッチの試合は開始直前に中止になりました。そしてマクゴナガル先生はハリーだけでなくロンも一緒に来たほうがいいと言うのです。

少しショックを受けるかもしれない。医務室の近くまで来た時マクゴナガル先生は驚くほどの優しい声でこう言いました。またしても2人一緒に襲われました。襲われたのは何とハーマイオニーとレイブンクローの監督生でした。

ロンがハリーの耳元で「どうしたらいいんだろう?ハグリッドが疑われると思うかい?」と囁きました。ハリーは決心しました。今こそ「透明マント」を使う時だ。2人はマントを被るとハグリッドの小屋に向かったのでした。

ところがそこに・・・

深刻な表情のダンブルドアが・・・

3-2.魔法大臣がやって来て
ハリーとロンが小屋に到着して扉が開くとハグリッドは石弓を構えていたりヤカンから水をこぼして暖炉の火を消しそうになったり、ポットを粉々にしたりマグカップにティーカップを入れ忘れたりして上の空という感じでした。

すると扉を叩く大きな音がしてハリーとロンはパニックになりマントを被って部屋の隅に引っ込みました。2人がちゃんと隠れた事を見極めハグリッドが石弓を掴んで扉を開くと入って来たのは何とダンブルドアだったのです。

その後ろからとてもおかしな格好の男が従いて来ました。背が低く恰幅のいい体にくしゃくしゃの白髪頭で細縞のスーツに真っ赤なネクタイ。そして黒くて長いマントに先の尖った紫のブーツという奇妙な服装の男だったのです。

魔法大臣コーネリウス・ファッジでした。ロンが知っていたのです。状況はよくない。来なければならなかった。マグル出身が4人もやられた。もう始末に負えない。本省が何かしなくては。ハグリッドはすがるように・・・

ハグリッドはダンブルドアを見ました。知ってなさるでしょう。ダンブルドアは大臣に「これだけは判って欲しい。わしはハグリッドに全幅の信頼を置いておる」と言ったのでした。しかしそんなダンブルドアに魔法大臣は・・・

ハグリッドには不利な前科がある。魔法省としても何かしなければならない。学校の理事たちがうるさい。ダンブルドアが「もう一度」と前置きをした上でハグリッドを連れて行っても何の役にも立たないと言ってもなお・・・

「私の身になってくれ」

プレッシャーをかけられている。何か手を打ったという印象を与えないと。犯人ではないと判ればハグリッドはここに戻り何の咎めもない。自分にも立場がある。だから魔法大臣はハグリッドをアズカバンに送ると言うのです。

魔法大臣がハグリッドに「アズカバン」とはっきり言う前に激しく扉を叩く音がしました。ダンブルドアが扉を開けました。ルシウス・マルフォイ氏が大股で入って来ました。校長がここにいると聞いたので来たとの事でした。

ルシウス・マルフォイ氏がここに来たわけは?

3-3.覚えておくがよい
校長がここと聞いたので来た。そう言うルシウス氏にダンブルドアは「それでは一体わしに何の用があるというのかね?」と訊きました。ルシウス氏は長い羊皮紙の巻紙を取り出しつつ物憂げに「ひどい事だがね」と言いました。

理事たちはあなたが退く時が来たと感じたようだ。ここに「停職命令」がある。12人の理事が全員署名している。残念ながら私ども理事はあなたが現状を掌握できていないと感じている。これまで何回襲われたというのかね?

今日の午後にはまた2人。この調子ではホグワーツにはマグル出身者は1人もいなくなる。それが学校にとってはどんなに恐るべき損失になるかを我々の全てが承知しているとルシウス氏は言うのです。すると魔法大臣が・・・

ダンブルドアが停職?駄目だ!今という時期にそれは絶対に困る。しかしルシウス氏は校長の任命も停職も理事会の決定事項だと淀みなく答えたのでした。ダンブルドアは今回の連続攻撃を止められなかったのであるから・・・

魔法大臣は鼻の頭に汗をかいていました。ルシウス待ってくれ。ダンブルドアでさえも食い止められないのなら他に誰ができる?それに対してルシウス氏はにたりと笑って「それはやってみなければ分らん」と答えたのでした。

ハグリッドは勢いよく立ち上がるとぼさぼさの黒髪を天井にこすらせながら「一体貴様は何人脅した?何人脅迫して賛成させた?」と言い放ちました。そういう気性がその内に墓穴を掘るぞと言い返すルシウス氏に対して・・・

「落ち着くんじゃ。ハグリッド」

ダンブルドアはハグリッドを厳しくたしなめました。そしてルシウス氏に「理事たちがわしの退陣を求めるならもちろん退こう」と言ったのでした。魔法大臣とハグリッドが2人揃って絶対反対の意思表示をするその前で・・・

「覚えておくがよい。わしが本当にこの学校を離れるのはわしに忠実な者がここに1人もいなくなった時だけじゃ。覚えておくがよい。ホグワーツでは助けを求める者には必ずそれが与えられる」

ダンブルドアはゆっくりと明確に「その場にいる者が一言も聞き漏らさないように」と言葉を続けました。一瞬ダンブルドアの目がマントで隠れているハリーとロンの所にキラリと向けられたとハリーは確実にそう思いました。

ダンブルドアのこの言葉を聞いてルシウス氏もまた「あっぱれなご心境で」と頭を下げて敬礼したのでした。

今日の最後に
しかしそれにしてもルシウス・マルフォイ氏は本当は「マグル出身の生徒なんて1人残らずいなくなってしまえばいい」と思っているのに「どんなに恐るべき損失になるか」なんてよく言えますよね。厚顔無恥とはこの事です。

こうしてハグリッドはアズカバン送りになってしまいダンブルドアも停職という事になってしまいました。しかし実は姿は見せないもののダンブルドアはハリーにとっては「より身近な存在」という事になっていたんですよね。

それはハリーとロンの2人が・・・

「禁じられた森」に行った時の事だったのです。

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