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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

今週はハリーポッター・シリーズの中で登場する人物が2人だけで私が個人的に気に入っている場面を紹介してみる事にしました。まず今日は第1巻「賢者の石」の冒頭章でダンブルドアにマクゴナガル先生という今にして思えばホグワーツの校長と副校長という豪華コンビが登場する場面です。(全3項目)

3-1.アルバス・ダンブルドアとマクゴナガル先生
その男はあまりに突然それもスーッと現れたので地面から湧いて出たのかと思えるほどでした。プリベット通りでこんな人は絶対に見かけるはずがありません。ヒョロリと背が高く髪や髯の白さから見て相当の年寄りのようです。

髪も髯も非常に長いのでベルトに挟み込んでいるほどです。ゆったりと長いローブの上にこれまた地面を引きずるほどの長い紫色のマントを羽織って踵の高い留め金飾りのついたブーツを履いています。淡いブルーの眼が・・・

半月形のメガネの奥でキラキラ輝き高い鼻が途中で少なくとも2回は折れたように曲がっています。この人の名前はアルバス・ダンブルドアといいます。名前もブーツも何から何まで何もかもプリベット通りらしくありません。

しかしダンブルドアはそんな事は全く気にしていないようです。マントの中をせわしげに何かを探していましたが誰かの視線に気づいて顔を上げ通りの向こうから自分を見つめている猫を見つけると何故かダンブルドアは・・・

そこに猫がいるのが面白いらしくクスクスと笑うと「やっぱりそうか」と呟きました。探していた物が内ポケットから出て来ました。銀のライターのようです。ダンブルドアは「灯消しライター」を12回カチカチと鳴らし・・・

12個の街灯を消すと「灯消しライター」をマントの中にスルリとしまって4番地の方へと歩いて行きました。そして塀の上の猫の隣に腰掛けました。ダンブルドアは一息置いて顔は向けずに猫に向かってこう話しかけたのでした。

「マクゴナガル先生。こんな所で奇遇じゃのう」

猫の方に顔を向けダンブルドアが微笑みかけると猫は既に消えていました。その代わりに厳格そうな女の人が猫の目の周りにあった縞模様とそっくりの四角いメガネをかけて座っています。エメラルド色のマントを着ていました。

黒い髪をひっつめ小さな髷(まげ)にしています。見破られて動揺していました。その人こそが一日中プリベット通り4番地の塀の上でダーズリー一家の事を猫の姿で見つめていたマクゴナガル先生だったというわけなんですよね。

3-2.2人の性格を反映して
厳格で生真面目で融通が利かないマクゴナガル先生に対して茶目っ気たっぷりで冗談を思いついたら口に出して言わずにはいられない性格のダンブルドアはマクゴナガル先生との微妙な会話のすれ違いを楽しんでいるようでした。

「どうして私だとお判りになりましたの?」と見破られて動揺を隠せない様子のマクゴナガル先生に対しダンブルドアは「あんなにコチコチな座り方をする猫なんていやしませんぞ」と少々からかい気味に言葉を返したのでした。

それに対してマクゴナガル先生は「一日中レンガ塀の上に座っていればコチコチにもなります」と答えました。するとダンブルドアは「お祝いしていれば良かったのに」ここに来る途中でもお祭りやパーティを随分沢山見ました。

それを聞いてマクゴナガル先生は怒ったように鼻をフンと鳴らして「ええ。確かにみんな浮かれていますね」といらいらした口調で答えたのでした。さらにこの後マクゴナガル先生は腹立ち紛れにこうも言っているんですよね。

「みんなもう少し慎重にすべきだとお思いになりませんか?全く!マグルたちでさえ何かあったと感づきましたよ。何しろニュースになりましたから」

マクゴナガル先生は明かりの消えた4番地の窓を顎でしゃくるとダンブルドアに今日起きてマグルのニュースになった出来事を報告しました。この耳で聞きました。ふくろうの大群に流星群。ケント州の流星群だなんて・・・

ディーダラス・ディグルの仕業だわ。あの人はいつだって軽はずみなんだからと怒るマクゴナガル先生にダンブルドアは「みんなを責めるわけにはいかんでしょう」と言ったのでした。それというのもこの11年というもの・・・

お祝い事などほとんどなかったのだからとダンブルドアはそう言うのです。ここで私が面白いと思うのはダンブルドアはマクゴナガル先生に「お祝いしていれば良かったのに」お祭りやパーティを随分沢山見たと言いつつ・・・

マクゴナガル先生は実は「浮かれている場合ではない」と思っている事を百も承知の上でダンブルドアはこう言っているというわけです。それはマクゴナガル先生がこう思っているという事をダンブルドアは知っていたのです。

リリーとジェームズが死んだというのに浮かれる気になど到底なれない。今日はそんな気分じゃないというわけなんですよね。

3-3.改めてこの場面について
このダンブルドアとマクゴナガル先生の2ショットシーンを改めて読み返していると様々な思いが込み上げて来ます。ダンブルドアは校長職に就任する以前は「変身術」の教師をしていました。つまりマクゴナガル先生は・・・

ダンブルドアが校長になった事を受けてホグワーツの「変身術」の教師になった。マクゴナガル先生が母校で教える事ができるようになったのはダンブルドアのお陰というわけです。すなわちマクゴナガル先生にとっては・・・

ダンブルドアは大恩人という事になります。そのためマクゴナガル先生の言葉の節々やその内容にはそれを感じさせるものがありますよね。まず第1にヴォルデモートの事を「例のあの人」と呼ぶマクゴナガル先生に対し・・・

あなたのように見識のおありになる方が彼を名指しで呼べないわけはないでしょう。全くもって「例のあの人」なんてナンセンス。この11年間ちゃんと「ヴォルデモート」と名前で呼ぶようにみんなを説得して来たのだが・・・

マクゴナガル先生はギクリとしましたがダンブルドアは一切構わず言葉を続けました。ヴォルデモートの事を「例のあの人」と呼び続けるなんて混乱するばかりだ。ヴォルデモートの名前を呼ぶのが恐ろしいなんて理由がない。

それに対してマクゴナガル先生は「そりゃ先生にとってはないかもしれませんが」と驚きと尊敬の入り交じった言い方をしたのでした。先生は他の人たちとは違う。そこでマクゴナガル先生はダンブルドアにこう言ったのでした。

「例のあ・・・いいでしょう。ヴォルデモートが恐れていたのはあなた1人だけだったという事はみんな知ってますよ」

こう言うマクゴナガル先生に対してダンブルドアは「おだてないでおくれ」と静かに言いました。何故ならヴォルデモートには自分には決して持つ事ができない力があったからだとダンブルドアはそう言うのです。すると・・・

マクゴナガル先生は「それはあなたがあまりに気高くてそういう力を使おうとなさらなかったからですわ」と言葉を返しました。マクゴナガル先生から面と向かって「あまりに気高い」と言われてしまったダンブルドアは・・・

「あたりが暗くて幸いじゃよ。こんなに赤くなったのはマダム・ポンフリーがわしの新しい耳当てを誉めてくれた時以来じゃ」

マクゴナガル先生から「あまりに気高い」などと直に言われてしまっては赤面せずにはいられないというわけなんですよね。(笑)

今日の最後に
5年生の夏休み最終日のロンとハーマイオニーの監督生就任記念パーティの際にマッド・アイ・ムーディはハリーに「お前が興味を持ちそうな物がある」と言って不死鳥の騎士団の創立メンバーの写真を見せているんですよね。

創立時のメンバーの多くが死亡している中で実はマクゴナガル先生にフリットウィック先生それにスプラウト先生といったホグワーツの先生方が出て来ていません。マクゴナガル先生は創立時のメンバーではなかったんですよね。

私はダンブルドアがマクゴナガル先生を筆頭にホグワーツの教授陣を不死鳥の騎士団に入れなかったのは当時はやはり「20対1」で死喰い人の数が圧倒的に多いという極めて厳しい状況だった。そのためにダンブルドアは・・・

この3人は失いたくなかった。だからホグワーツの先生方は騎士団には加えなかった。私はマクゴナガル先生は騎士団の窮状を見るに見かねて相当強くダンブルドアに申し入れて騎士団に入ったんじゃないかなとそう思いますね。

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